ヤンキース:プロスペクトランキング:トップ100:2021年夏版


 2017から当ブログで書いているヤンキースのプロスペクト紹介・レポートのまとめページになります。名前がその選手の記事へのリンクとなっています。今後も順次更新予定。 ...
2021年シーズン開幕前時点におけるニューヨーク・ヤンキースのプロスペクトランキングTOP50を簡易的に作成。

今シーズンの開幕前に「ヤンキース:プロスペクトランキング:トップ50:2021年シーズン前(簡易版)」と題してヤンキース傘下の有望株ランキングを第50位まで作成しましたが、2年ぶりに復活したマイナーリーグの前半戦の結果を踏まえランキングを第100位まで拡充。

さらに、前回は簡易版として各プロスペクトの簡単な説明だけを記載しましたが、今回は各ツールの”20-80スケール”や球速などを追加して、より詳細なレポートを作成しています。

  • 各選手の選手名(見出し)のリンクは、各プロスペクトを個別に取り上げた際の記事のリンクとなっています。各プロスペクトのさらに詳細なプロフィールを知りたい場合は、是非リンク先の記事を読んでみて下さい。
  • 本記事は約10日間をかけてチマチマ執筆したため、この10日間の最新の情報や成績の変化、昇格・降格等を反映できていない場合もあることはご了承ください。

グローサリー
〇/〇:現在/将来
Hit:バットコントロール+選球眼、Power:パワー、Run:走塁、Arm:送球、Field:守備
FB:速球、SL:スライダー、CB:カーブ、CH:チェンジアップ、Cmd:制球力(コマンド)
FB/be:最高球速、FB/vel:平均球速(速球)、SL/vel:平均球速(スライダー)、
CB/vel:平均球速(カーブ)、CH/vel:平均球速(チェンジアップ)、
FC:カットボール、FS:スプリット
low-90:90マイル台前半、mid-90:90マイル台中盤、high-90:90マイル台後半
【20~80スケール】
80:球界最高クラス
70:プラス-プラス
60:プラス      
50:平均レベル
40:平均未満
35:AAA平均レベル

30:AA平均レベル
25:A~A+クラス平均レベル
20:最低クラス



86位~100位 31位~40位
71位~85位 21位~30位
56位~70位 11位~20位
41位~55位 1位~10位

100位:チャド・ベル

24歳3か月:190cm・95㎏:右投左打:ファースト
High-A:アメリカ:2019年ドラフト11巡目
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs

Hit Power Run Arm Field
25/35 55/60 35/35 40/50 35/40

左の豪快なロフトスイングから放たれる打球は最速114マイルを計測。もちろんバットコントロールは悪く三振を量産していますが、四球率は15%前後と優秀で全体的な打撃成績は上々の数字。

現在はファーストとサードの両方で起用されていますが、現状としてパワーしか評価されていないだけにサードに留まることができれば大きな強みとなります。

99位:アディソン・ラス

26歳8か月:185cm・90㎏:右投リリーフ
AAA:アメリカ:2017年ドラフト19巡目
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs

FB SL CB FS Cmd
45/45 35/35 45/45 35/35
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel FS/vel
96 92~94 mid-80  low-80

今シーズン開幕前はMLB昇格すら期待されていましたが、AAAにて軽いイップス言ってもいいほどの制球難に陥りMLB昇格は夢のまた夢に。

ただ、AAに降格してからは制球及び投球成績が復活しており、近いうちに再びAAAへ昇格するはずです。

98位:ウィリー・モンテロ

16歳10か月:193cm・91㎏:右投右打:センター
DSL:ドミニカ:2021年国際FA
選手ページ:MiLB公式

Hit Power Run Arm Field
20/? 20/? 20/?

この5月に契約したばかりのヤンキース傘下最年少プレーヤー。

すでにDSLで主軸として起用されている時点で期待度の高さを感じますが、身長193㎝の巨体にもかかわらずセンターで起用されている点も印象的。

(プレー映像はどこにも転がっていないし、どんなプロスペクトかは全く分からん。なんとくなくで100位内に入れた。)

97位:ロニー・ロハス

19歳10か月:185cm・81㎏:右投両打:サード
DSL:ドミニカ:2017年国際FA(契約金100万ドル)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs

Hit Power Run Arm Field
20/35 20/40 ?/40

2017年インターナショナルFAにおいて高い評価を受けヤンキースから100万ドルの契約金を与えられたオフェンス型のプロスペクトですが、2018~19年は期待外れの成績に終わり評価が下落。

ただ、早生まれのためまだ10代と若く見切るには早すぎるかと。

96位:マイケル・ベルトレー

25歳9か月:190cm・99㎏:右投両打:ライト
DSL:ドミニカ:2021年国際FA
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs

Hit Power Run Arm Field
35/35 40/40 55/55 40/40 45/45

昨年の11月にマイナーFAにて契約した拾い物。前所属のレッズ傘下時代は毎シーズンのように各階級にて好成績を残していましたが、今シーズンはAAにてかつてないハイペースでホームランを量産。

無謀なダイビングキャッチを試みるなど粗さが垣間見えるもののセンターを守ることができるのも魅力の1つ。

2018年まではスイッチヒッターでしたが2019年から左打者に専念。とは言え、やっぱり左打者には弱い。

95位:トレバー・ホロウェイ

24歳0か月:188cm・90㎏:右投リリーフ
High-A:アメリカ:2020年ドラフト外
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs

FB SL CB CH Cmd
45/50 50/55 30/35 30/35
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
95 92 low-80  mid-80

2020年ドラフト外にてヤンキース傘下入り。

2019年までは特徴のないオーバースローでしたが、2020年に入るとアームスロットを下げ一般的なスリークォーターに。そして、今シーズンはさらにアームスロットをサイド気味まで下げ変則的なフォームへ転向。

このフォームから投げ込まれる平均スピンレイト2650~2700rpmのシンカーと平均2800rpm前後のスライダーは共に平均レベルのピッチで、高い奪三振率とゴロ率を両立する稀有なピッチャーに。

99位:ホセ・カンブコ

19歳0か月:175cm・85㎏:右投
DSL?:ベネズエラ:2017年国際FA
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs

FB SL CB CH Cmd
40/50 40/55 30/35
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
low-90

2020年春にトミー・ジョン手術を受け、恐らく今シーズンはこのまま全休。

低身長ですが体格はガッシリとしており、故障前は鉛直的なオーバースロットから90マイル台序盤のフォーシームとナスティーなカーブを投げ込んでいました。

この6月に19歳となったばかりと若く焦る必要もありませんね。

93位:カルロス・ベルデシア

19歳3か月:180cm・77㎏:右投右打:セカンド
DSL:キューバ:2018年国際FA(契約金32万5000ドル)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs

Hit Power Run Arm Field
20/40 20/35 ?/55

15Uキューバナショナルリーグにて115打席でたった1回しか三振を喫しなかった巧打のインターナショナル・プロスペクト。

2019年DSLにおいても好成績を残していますが、今シーズンは再びDSLにてプレーしています。

守備走塁について詳細は不明ですが、スピードは平均レベルとのこと。

92位:オリバー・ダン

23歳9か月:178cm・83㎏:右投左打:セカンド
AA:アメリカ:2019年ドラフト11巡目
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs

Hit Power Run Arm Field
30/35 30/35 50/50 45/45 45/45

バッティングのシーリングは低いものの内外野4つのポジションを守るユーティリティー型プロスペクト。

プロ入り後もアマチュア時代から引き続き全打席の中で四球と三振が高い割合を占めていますが、今シーズンはホームランの増加が特徴的。

6月下旬からIL入りして欠場中。

91位:ラミロ・アルタグラシア

17歳5か月:183cm・84㎏:右投右打:センター
DSL?:ドミニカ:2020年国際FA
選手ページ:MiLB公式

Hit Power Run Arm Field
20/40 20/35

平均超のスピードと広角なバッティングを兼ね備え、好守好打のセンターへの成長が期待されるインターナショナル・プロスペクト。

2021年度インターナショナルFAの契約解禁直後までナショナルズとの契約が有力でしたが、そのナショナルズがボーナスプールを使い切ってしまったのか急転直下の形でヤンキース傘下入り。

90位:アルフレッド・ガルシア

21歳11ヶ月:188cm・102㎏:左投先発
Low-A?:ベネズエラ:2016年国際FA
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs

FB SL CB CH Cmd
40/45 35/40 45/50 30/40
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
95 low-90 mid-70 mid-80

2019年のトレードデッドラインにてジョー・ハービーとのトレードでロッキーズ傘下から獲得。

2019年は若干20歳(開幕前は19歳)でA-クラスにて好成績を残しましたが、昨年の12月に母国ベネズエラでバイク事故に遭う不運も。理由は不明ですが今季は開幕から60日ILに追加されており、SNSを確認したところ普通に太っていたので今シーズンはこのまま全休となるでしょう。

89位:ジョエル・メンデス

18歳5か月:185cm・81㎏:右投右打:ライト
DSL:ドミニカ:2019年国際FA
選手ページ:MiLB公式Baseball Reference

Hit Power Run Arm Field
20/35 25/50

恵まれた体格から繰り出される豪快なスイングが魅力。

DSL開幕3試合で2本塁打を放つなど素晴らしいスタートを切っていますが、守備走塁は未知数。

本人のアカウント以外に情報源が全く無いから、これ以上詳しいことは知らん。

88位:デルミス・ガルシア

23歳5か月:190cm・90㎏:右投右打:ファースト
AA:ドミニカ:2014年国際FA(契約金300万ドル)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs

Hit Power Run Arm Field
25/30 70/70 25/25 45/45 35/35

実戦での打席をホームランダービーか何かと勘違いしている節のある脳筋。

ガルシアの短評を書くにしても悪口ばかりが思いついてしまうのですが、6月24日~7月2日のたった9日間で飛距離474フィート(144.5m)、458フィート(139.6m)、467フィート(142.3m)の特大ホームラン3発を立て続けに放った点は無視できません。

87位:ジョン・カストロ

22歳1ヶ月:183cm・92㎏:右投リリーフ
FCL:2018年国際FA
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs

FB SL CB CH Cmd
45/60 30/40 30/40 20/35
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
97 95 83 83~85

22歳ながらもマイナーでの実績は皆無に等しい無名のプロスペクトですが、今年は90マイル台中盤を連発。

緩いスライダーとシンカー気味のチェンジアップは共に平均未満ですが、コマンドさえ安定すればパワーリリーバーとして期待。

86位:アルデニス・サンチェス

22歳9か月:185cm・74㎏:右投右打:センター
AA:ドミニカ:2014年国際FA(契約金300万ドル)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs

Hit Power Run Arm Field
20/40 25/35 55/60 ? 25/55

マイク・フォードとのトレードによりレイズ傘下から獲得。

プラスツールのスピードとそれ活かした外野守備が武器のプロスペクトですが、今シーズンは今月の実戦復帰から長打を連発し打球初速度も高確率で95マイル以上を計測。最大の懸念材料であったパワー不足は解消されようとしています。