ヤンキース：プロスペクトランキング：トップ100：2021年夏版

 

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86位～100位	31位～40位
71位～85位	21位～30位
56位～70位	11位～20位
41位～55位	1位～10位

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40位：ジョシュ・ブロー

23歳8か月：185m・99kg：右投右打：キャッチャー
A+：アメリカ：2018年ドラフト2巡目
選手ページ：MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs

Hit	Power	Run	Arm	Field
25/35	45/55	30/30	45/60	25/45

A＋クラス開幕から1ヶ月ちょっとの間はスランプに陥りOPS.400～.500台をウロウロしていましたが、この1カ月間程度はOPS1.200が超えるなど完全に復調。

バッティングはさながら大学時代から評価の低いキャッチャー守備でも奮闘を見せており、フレーミング技術はヤンキース傘下内でもトップクラスかと。

 

 

39位：ランディ・バスケス

22歳8か月：183cm・74㎏：右投先発
Low-A：ドミニカ：2018年国際FA
選手ページ：MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs

FB	SL	CB	CH	Cmd
50/55	ー	45/60	25/35	25/45
FB/be	FB/vel	SL/vel	CB/vel	CH/vel
96~97	94～95	ー	82	87~88

小柄な体格から平均95マイル近く・平均スピンレイト2450rpm前後のフォーシームと平均スピンレイト3000超でプラスピッチのハードカーブを投げ込むタンパ・ターポンズ（Aクラス）No.1ピッチャー。

チェンジアップは未熟で投球フォームの再現性が低くコマンドも悪いのでリリーフ向きでしょうが、フォーシームとカーブのコンビネーションのクオリティはリリーフとして上位クラスでプレーするに必要十分。

 

38位：ニシオ・ロドリゲス

21歳9か月：190cm・79㎏：右投先発
ROK：ドミニカ：2018年国際FA
選手ページ：MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs

FB	SL	CB	CH	Cmd
50/60	ー	30/45	ー	25/45
FB/be	FB/vel	SL/vel	CB/vel	CH/vel
99~100	？	ー	？	ー

2019年のプロ1年目は防御率7点台に終わりましたが、この春に最速99～100マイルを計測。決め球のカーブもナスティーな変化を見せています。

ファンキーな投球フォームにもかかわらずコントロールも安定しており、あとは実戦で結果を残すのみですがFCLにて苦戦中。

 

37位：ダイロ・ペレス

19歳5か月：188m・81kg：右投右打：ファースト
ROK：ドミニカ：2018年国際FA（契約金35万ドル）
選手ページ：MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs

Hit	Power	Run	Arm	Field
20/35	25/50	40/55	40/55	25/55

高い身体能力に裏付けられたショート守備を評価されていますが、その身体能力とショートして大柄な体格によりバッティングのポテンシャルも高く、拡張春季キャンプの打撃練習ではコンスタントに100～105マイル程度の打球初速度を記録。

ただ、てっきりFCLでプレーすると思っていたのですが、残念ながらロースターから外れています。

（実は大したことないのか？心配になってきた。）

 

36位：クリス・ギッテンズ

27歳4か月：193m・113kg：右投右打：ファースト
MLB：アメリカ：2017年ドラフト12巡目
選手ページ：：Baseball Savant・Baseball Reference・FanGraphs

Hit	Power	Run	Arm	Field
35/35	75/75	25/25	45/45	55/55

春季キャンプとAAAにて大活躍を見せMLB昇格を果たすも、MLBのピッチャー相手には通用せずルーク・ボイトの復帰に合わせて降格。降格後も4試合で10安打・3本塁打を放ちAAA最強クラスのバッターであること証明しましたが、その後はアキレス健の炎症によって故障者リスト入り。

 

35位：ブレンダン・ベック

22歳8か月：188cm・92㎏：右投先発
Low-A：アメリカ：2021年ドラフト2巡目
選手ページ：Baseball Reference

FB	SL	CB	CH	Cmd
45/45	40/45	40/45	40/40	35/45
FB/be	FB/vel	SL/vel	CB/vel	CH/vel
96	90~92	83～84	78~79	m-80

2018年に3歳年上の兄のトリスタン・ベックがエースを務めた名門スタンフォード大学に進学すると、2019年（大学2年生）から兄の跡を継ぎ同校のエースとして活躍するも昨年のドラフトで指名されることはなく4年生に進学。所属するパック12・カンファレンスにて奪三振王に輝くなど同カンファレンスで1・2位を争う好成績を残し、2021年ドラフト2巡目（全体55位）でヤンキースが指名。

フォーシームは球速に欠け、3種の変化球（スライダー、カーブ、チェンジアップ）全てが平均弱と飛び抜けたピッチこそ持ち合わせていないものの、各球種をコマンド良く投げ込むみスタミナも豊富なハイフロアーかつローシーリングな先発ピッチャー。

シーズン最終盤のカレッジ・ワールドシリーズではリリーフとして登板し最速96マイルを計測していたことから、先発試合でもピンチなどの場面で必要とあらば90マイル台中盤のフォーシームを投げることができるはず。

※既にヤンキースと契約済み

 

34位：ハンス・モンテロ

17歳6か月：178cm・73kg：右投右打：ショート
DSL?：ドミニカ：2020年国際FA（契約金170万ドル）
選手ページ：MiLB公式・Baseball Reference

Hit	Power	Run	Arm	Field
20/40	20/35	35/60	30/50	20/55

守備走塁を評価され2020年インターナショナルFAにおいてヤンキースが最高額の契約金を与えたプロスペクト。

ちなみに、ヤンキースが契約金制限を解除されｔｒから（2017年以降）170万ドル以上を与えたインターナショナル・プロスペクトはジェイソン・ドミンゲスとアレクサンダー・バルガスのみ。

 

33位：ベック・ウェイ

21歳11か月：193cm・91㎏：右投先発
Low-A：アメリカ：2020年ドラフト4巡目
選手ページ：MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs

FB	SL	CH	CT	Cmd
50/55	35/40	30/40	35/45	30/40
FB/be	FB/vel	SL/vel	CH/vel	CT/vel
98	94~95	82	87~88	89~90

変化の大きなシンカーが最大の魅力で、ドラフト前後に球速が向上し今シーズンはコンスタントに95マイル以上を計測。

ただスライダー、チェンジアップ、カッターの3球種に高いポテンシャルは感じられず、ストライク率も50%代前半に留まるなど制球難にも苦しんでいます。個人的にはシンカーと変化量が似通ったチェンジアップを改良し差別化を図るべきかと。

まあどっちみちキャリアの早い段階でリリーフへ転向することになるでしょうね。

 

32位：アンドレス・カパーロ

22歳1か月：185cm・90kg：右投右打：サード
Low-A：ベネズエラ：2015年国際FA
選手ページ：MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs

Hit	Power	Run	Arm	Field
25/40	35/50	40/40	40/45	30/40

コンタクトスキルと選球眼を両立し高い出塁能力を誇るだけでなく、パワーも順調な成長を見せ今季は打球初速度最速112.5マイルを計測。

走塁とサード守備は平均未満で体格も完成されていますが、開幕直前に22歳となったばかりの若さは魅力。

 

31位：アンソニー・シーグラー

22歳0か月：183cm・90kg：右投両打：キャッチャー
High-A：アメリカ：2018年ドラフト1巡目（全体23位）
選手ページ：MiLB公式・Baseball Reference・FanGraphs

Hit	Power	Run	Arm	Field
25/40	25/35	45/45	25/45	30/55

2018年ドラフト時は1巡目補完ラウンド～2巡目前半程度の評価を受けていたものの、ヤンキースが評価以上の順位で指名。

ドラフト後の2018年シーズンは好成績を残し各媒体の傘下内ランキングで10位前後にランクインしていましたが、2019年シーズンを故障の影響により低成績で終えると、故障で出遅れた今季もここまで低調。

元々期待度の低かったパワーがフリンジレベルなのは仕方がありませんが、反対に高いポテンシャルを秘めていたはずのキャッチャー守備が思いのほか伸び悩んでいるのは頭が痛い。