ヤンキース:プロスペクトランキング:トップ100:2022年夏版



86位~100位 31位~40位
71位~85位 21位~30位
56位~70位 11位~20位
41位~55位 1位~10位

85位:ブレット・バレラ

21歳2か月:185㎝・98㎏:右投右打:セカンド
ー:アメリカ:2022年ドラフト8巡目
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2022年春ランキング:入団前

Hit Power Run Arm Field
35 55 40 50 40

スタンフォード大学にて今シーズンブレイクを果たした今ドラフト8巡目指名選手。

選球眼に難がありボールゾーンへの変化球にクルクルしているようですが、スイングスピードとパワーナンバーはそれを加味しても魅力的。

ただ、鈍足で守備力が低く将来はファーストに専念する必要がありそう。

84位:ニシオ・ロドリゲス

22歳10か月:190cm・79㎏:右投先発
Low-A:ドミニカ:2018年国際FA
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2022年春ランキング:第47位

FB SL CB CH Cmd
55 50 35 35 40
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
98 95 83 80 86

第2の変化球のクオリティ欠如やファンキーな投球フォームによる制球難など欠点はされあれど、ハードシンカーと変化量大のスライダーのコンビネーションが魅力的なリリーフ向きの剛腕。

オフシーズンのトレーニングでも90マイル台終盤を連発するなどブレイクが期待されていたプロスペクトですが、気付かぬうちに故障によってシーズン全休となりました。

83位:ザック・グリーン

25歳10か月:185cm・97㎏:右投リリーフ
AAA:アメリカ:2019年ドラフト8巡目
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2022年春ランキング:ランク外

FF SL CB CH Cmd
45 45 40 40
FF/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
95~96 91~92 77 84

カット気味の変化を見せるフォーシームとスイーパーを角度のあるオーバースローから投げ下ろし空振りを奪う”最近流行のタイプ”。

ただ、好不調の波が大きくヤンキースでなくともMLB昇格は躊躇するようなピッチャーかと。

打者を圧倒するには球威が足りておらず被本塁打率も危険水準。

82位:ブレニー・エスカニーオ

19歳7か月:175m・65kg:右投両打:セカンド
FCL:ドミニカ:2019年国際FA
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2022年春ランキング:第34位

Hit Power Run Arm Field
35 40 45 55 45

完全に勘が外れました

81位:マディソン・サントス

22歳10か月:178cm・74㎏:右投左打:センター
Low-A:ドミニカ:2018年国際FA
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2022年春ランキング:ランク外

Hit Power Run Arm Field
35 40 65 45 55

傘下屈指の俊足とそのスピードを活かした外野守備が魅力のアスレチックなハイシーリング型。

思い切りの良い大振りなスイングによりLow-Aでも上位の平均打球初速度91.1マイルを記録していますが、余りにもパッシブなアプローチにより甘い球にすら手を出さず簡単に追い込まれて三振を量産。

バットコントロールよりもアプローチに問題があるイメージなので改善へのハードルは比較的に低めかと思いますが、割と年齢を重ねてるんですよね。

80位:デニー・ラロンド

20歳1か月:188cm・81㎏:右投先発
FCL:ドミニカ:2018年国際FA(契約金55万ドル)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2022年春ランキング:ランク外

FB SL CB CH Cmd
50 45 35 40
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
94 90~91 mid-70 Low-80

インターナショナル契約当時から高い評価を受け毎年のようにブレイク候補に挙げられているハイシーリングなプロスペクトですが、スペ体質💩のおかげで未だポテンシャルは発揮されておらず、20歳となった今シーズンも60日故障者リスト入りによって登板無し。

正直なところ今現在の実力は全く分からん。大半のメディアのプロスペクト・ランキングにおいても、記事を読む限り大した理由もなく何となくで上位にランクインしてる。

79位:タイラー・ハードマン

23歳5か月:190cm・92㎏:右投右打:サード
High-A:アメリカ:2021年ドラフト5巡目
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2022年春ランキング:ランク外

Hit Power Run Arm Field
40 55 40 45 40

大学4年目にしてハイレベルなBig-12カンファレンスで最上位の打撃成績を残した昨年のドラフト5巡目指名選手。

プロ入り後は低調なパフォーマンスが続いていたものの、今シーズン中盤から極端に良化。ホームラン数で傘下上位を争い、5巡目指名として最低限の数字へ持ち直しています。

ただ、サード守備はフリンジレベル。ファーストへのコンバートは可能性大。

78位:ヨーリン・カルデロン

20歳10か月:190cm・70㎏:右投先発
Low-A:ドミニカ:2018年国際FA
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2022年春ランキング:ランク外

FB SL CB CH Cmd
45 50 40 50
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
92 90 82 85

Low-Aにて7回ノーヒッター(ダブルヘッダー戦のため7イニング制)を達成した急成長株。

球威に欠けるもの昨シーズンから今シーズンにかけてシンカー、スライダー、チェンジアップ全ての改良を行い、コントロールもDSL時代から〇。

体格的にも更なる球速アップが見込まれますが、FCLでは高BABIPに苦しみ停滞中。

77位:エデュアルド・トレアルバ

23歳3か月:173m・63kg:右投左打:セカンド
AA:ベネズエラ:2015年国際FA
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2022年春ランキング:第50位

Hit Power Run Arm Field
40 30 50 45 50

シュアなバッティングがウリのユーティリティ。

4月に40打数15安打・OPS.932のスタートダッシュを決めたものの、その後は3ヶ月連続で月間OPS.400台。

好成績を残した昨シーズンと比べ球威負けしている印象で、パワー面の天井を迎えてしまったのかもしれません。

というかそもそも「シュアなバッティング」ってどういう意味?

76位:ジョン・クルーズ

16歳10か月:190cm・77kg:左投左打:センター
DSL:ドミニカ:2022年国際FA(契約金7万5000ドル)
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2022年春ランキング:ランク外

Hit Power Run Arm Field
35 45

DSL最年少級のプレーヤーながらも好成績を記録中。

まだまだ線が細く打撃フォームの完成度も✖ですが、その中でこれだけの数字を残しているのは才能の現れか?

守備と走塁はよく分からん。

75位:エリック・レイゼルマン

21歳0か月:188㎝・85㎏:右投リリーフ
ー:アメリカ:2022年ドラフト5巡目
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2022年春ランキング:入団前

FB SL CB CH Cmd
65 35 40 40
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
100 95~96 77~78 84

今年のドラフト6巡目指名選手。

昨年の夏に弱小から強豪ルイジアナ州立大へ転向し同チームのセットアッパーを務めたハードリリーバー。

全投球割合の94%をも占める最速100マイル・平均95~96マイル・2300rpm超・19IVB・4.5VAAのフラットなフォーシームはライディング・アクションに長け、39%と驚異的な空振り率を叩き出しているとのこと。

既存の変化球3種類(スライダー、カーブ、チェンジアップ)のクオリティは✖なようですが、反対に言えば変化球の改良さえ成功すれば支配的なリリーバーになり得る素材。

また、現在参加中のケープコッド・リーグでは先発投手として好投を続けており、スライダーに向上が見受けられるようです。

(高校時代にトミー・ジョン手術を経験済み)

74位:ホルダーリン・メンドーサ

18歳8か月:183cm・79㎏:右投先発
DSL:ドミニカ:2021年国際FA
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2022年春ランキング:ランク外

FB SL CB CH Cmd
55 45 40 40
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
96 94 84

DSLにて開幕投手を務めると最速96マイル・常時94マイルを計測。昨シーズンは80マイル弱だったスライダーも80マイル台中盤へ高速化を遂げ変化も良さげ。

世にも珍しいファーストネーム(Jordarlin)の日本語表記がコレで合ってるのか知らん。

73位:ミッキー・ギャスパー

26歳9か月:178m・92kg:右投左打:ファースト/キャッチャー
AA:アメリカ:2021年ドラフト27巡目
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2022年春ランキング:ランク外

Hit Power Run Arm Field
45 40 35 45 45

スぺ体質により出場機会が制限されるも、限られたチャンスの中で完成されたハイレベルなバッティングを披露している打撃先行型のキャッチャー。

今シーズンもAAでチーム断トツの打撃成績を残していて、AAAに昇格されないのが不思議。

72位:タイロン・ユーリエ

20歳11か月:193cm・81㎏:右投先発
Low-A:ドミニカ:2018年国際FA
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2022年春ランキング:第29位

FB SL CH CT Cmd
55 45 35 30 35
FB/be FB/vel SL/vel CH/vel CT/vel
100 93 83 87 86

昨シーズンは低成績に喘ぎながらも最速100マイル・平均95マイルを計測。剛速球投手が好きがために勢い余ってトップ30にぶっ込んでしまいましたが、今シーズンは成長を見せるどころか球威が劣化。平均球速は93マイルまで低下し、改良(改悪?)されたスライダーが速球の投球割合を超えるまでになっています。

まあ、昨シーズン投げていた速球はナチュラルシンカー気味の質が悪いもので、今シーズンはよりシュート回転が抑えられたフォーシームにすり替えられているため、球速低下は意図的なものかもしれませんけど。

71位:アグスティン・ラミレス

20歳10か月:183cm・95kg:右投右打:キャッチャー
FCL:ドミニカ:2019年国際FA
選手ページ:MiLB公式Baseball ReferenceFanGraphs
2022年春ランキング:ランク外

Hit Power Run Arm Field
40 50 35

打撃フォームや体格は若き頃のゲリー・サンチェスを彷彿させ、昨シーズン低成績に終わったFLCにて今シーズンは三振を約半減。長打もハイペースで量産しており、後半戦にはLow-Aへ昇格するのではないでしょうか。

キャッチャーの守備成績も昨シーズンから大幅に良化していますが、スピードは35グレードですら過大評価かも。

コメント

  1. ホルヘ・マテオ より:

    将来的にJuan SotoよりValueを生み出せる選手なんて現在の傘下にいないのだから全力でSotoを獲得するべき、といった主張はどう思われますか?
    そうはいってもワシントンが望んでいる「若手レギュラー格」を満たす選手はTorresしかいませんし、、。

    • 管理人 より:

      別に「ソトのバリュー」≒「NYY側のパッケージのバリュー」になるなら幾らでも放出して構いませんが、A-Rodやスタントン獲得時と打って変わって相当な争奪戦でしょうから、それがニアリーイコールとなる訳ないですよね。その時点でもうダメじゃんと。
      トレード獲得によって”エクステンション権”も得られる訳ですけど、ボラス案件なので旨みがある契約なんて期待できないですし。
      ただ、「どうせヤンキースなんてプロスペクトを大成させられないんだから抱えてるだけ無駄」と言われれば,私には真っ当な反論なんて無理です。まあソトの代わりにハップやらカスティーヨやらロバートソンやらを獲ればいいだけですけど。

      結論としてボラス案件じゃなければオールインも一応は許容範囲だったと思います。