セカンド:2020年MLBポジション別選手ランキング


1ページ目:6位~10位     

2ページ目:1位~5位       

3ページ目:来年のランクイン候補


5位:ウィット・メリーフィールド

ロイヤルズ:31歳
2018年:ランク外 → 2019年:3位

年度 rWAR fWAR WARP
2018 5.2 5.2 4.4
2019 3.7 2.9 3.0

206安打を放ち2シーズン連続で最多安打を受賞。メリーフィールドの前にはアルトゥーベが4年連続で最多安打となっていたので、ALでは6年連続で右打者のセカンドが安打数トップになったということになりました。

wRC+115前後を残すバッティングだけでなく走塁も優秀で2017年~2018年にかけては2年連続で盗塁王にも輝きましたが、昨シーズンはたった20盗塁に対し10盗塁死を喫するなど精彩を欠いています。

4位:ホセ・アルトゥーベ

アストロズ:29歳
2018年:1位 → 2019年:1位

年度 rWAR fWAR WARP
2018 5.2 4.9 3.0
2019 3.7 3.5 3.2

低身長ながらもMLBトップクラスの成績を残すという希少度から人気を博したスーパースターだったにもかかわらず悪質なサイン盗みによりアストロズファン以外の支持を完全に失ったわけですが、不正行為なんやらかんやら以前に衰えと故障により成績は着実に悪化中。

今年の5月で30歳となりますが、あのような体格なだけに一気に劣化が進んでもおかしくはありませんね。ただ、昨シーズンはたった124試合で31本塁打を放っているので(後半戦だけなら286打数で21本塁打)、かつてのようにフルシーズンプレー出来ればホームラン王争いに加わる可能性も。

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3位:オジー・アルビーズ

ブレーブス:23歳
2018年:ランク外 → 2019年:7位

年度 rWAR fWAR WARP
2018 4.5 4.1 4.0
2019 5.2 4.6 4.4

走攻守、耐久性の全てに優れよっぽどのことでもない限り近いうちに1位となることは間違いなしですが、マイナー時代はショートを守っていたこともありハビア・バイエズのようにショートメインでプレーすることになる可能性も。

スイッチヒッターですがマイナー時代から右打席成績が左打席を大きく上回っていて、別に右打者に専念しても打撃成績は変わらないんじゃね。

2位:DJ・ラメイヒュー

ヤンキース:31歳
2018年:9位 → 2019年:8位

年度 rWAR fWAR WARP
2018 2.5 2.1 4.2
2019 5.9 5.4 4.8

クアーズフィールドから下山すると首位打者を獲得した2016年をも上回るパフォーマンスを披露。サードやファーストなど慣れないポジションでの起用が多かったこともあり守備成績は伸びませんでしたが、ケガ人が続出したチーム内でラメイヒューのユーティリティ性は大きな魅力でした。

あまりヤンキースのチーム内になじめていない印象がありますが、今オフシーズンは残留交渉の噂無し。

1位:マックス・マンシー

ドジャース:29歳
2018年:ランク外 → 2019年:ランク外

年度 rWAR fWAR WARP
2018 4.1 5.2 3.9
2019 5.7 4.8 5.1

ショート以外の3ポジションだけでなく外野もそつなく守れるうえに打撃力もMLBトップクラスの現役最強ユーティリティ・プレイヤー。2018年はファーストでの起用がメインであり10位にはチームメイトのヘルナンデスがらんくいんしていますが、2019年はセカンドでの出場機会が最も多かったためコチラにランクインさせました。

この2シーズンの合計wRC+146、xwOBA.389はそれぞれMLB全体8位と9位(1000打席以上)にランクインするなどバッティングは現役Top10に入るレベルといっても過言ではなく、まだ2シーズンしか実績がないとはいえ過小評価されている印象。


現時点においてMLB最高のセカンドは?
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コメント

  1. クリーン・ボンズ より:

    アルトゥーベなんてイカサマ野郎はランク外だろ。
    やはり昨シーズンはバエズが1位だった。

  2. マーク・メランソン より:

    いつも楽しく読ませていただいております。

    今回の記事とは全然関係ないのですが、ジーターが満票での殿堂入りを逃した件について、ご自身が投票する立場ならば投票していたかを含めて、記事を書いていただきたいです。

    お忙しいと思いますので、気が向いたらでお願いいたします。