5位:ジョシュ・ドナルドソン
ツインズ:34歳
2018年:2位 → 2019年:ランク外
年度 | rWAR | fWAR | WARP |
2018 | 0.7 | 1.3 | 0.4 |
2019 | 6.0 | 4.9 | 5.1 |
2018年シーズンは足の故障により低成績に終わり、オフにFAとなるとブレーブスと年俸2300万ドルの単年契約を結ぶという大勝負に出たわけですが、2019年シーズンは故障前と同水準の成績を残しツインズから4年9200万ドルの大型契約をゲット。結果として昨オフの賭けは大成功に終わりました。
UZRは例年通りだったもののDRSとOAAではリーグトップの数字を残すなど守備に関しても足の故障の影響を感じさせませんでしたが、Sprint Speedは2017年以前の水準に戻っていません。
4位:ノーラン・アレナド
ロッキーズ:28歳
2018年:3位 → 2019年:2位
年度 | rWAR | fWAR | WARP |
2018 | 5.9 | 5.7 | 6.2 |
2019 | 6.7 | 5.9 | 7.1 |
7年2億6000万ドルの超大型契約1年目は打撃・守備成績共に例年通りの数字で特に取り立てる要素はなし。
ちなみに、今オフのDRSのアップデートにより2019年シーズンのDRSは+8から+18まで大幅に上方修正されていますが、通算DRSは反対に+117から+105まで下方修正を受けています。
3位:アンソニー・レンドン
エンゼルス:29歳
2018年:5位 → 2019年:5位
年度 | rWAR | fWAR | WARP |
2018 | 4.8 | 6.3 | 4.4 |
2019 | 6.4 | 7.0 | 6.3 |
レギュラーシーズンではMVP3位に入る活躍を見せましたが、PSでもALDS・ALCS・WSの全てでOPS.900以上を残すなどWS制覇の立役者に。
過小評価の代名詞的な選手ですが、これほどの実績を残しながらもオールスター選出は昨年がなんと初めて。ただ、肝心のオールスター本戦で起用されることはありませんでした。
2位:マット・チャップマン
アスレチックス:26歳
2018年:ランク外 → 2019年:4位
年度 | rWAR | fWAR | WARP |
2018 | 8.3 | 6.5 | 6.2 |
2019 | 8.3 | 6.1 | 5.2 |
守備に関してはアレナドを抑えサードNo.1に。小柄な体格からは想像できないほどのパワーを誇るバッティングにおいても2018年から軒並み数字が向上。
高校時代からサードをプレーしている選手ですが、シフトによりショート位置を守る際も好守を披露しているので、個人的にはショートでの守備機会をもっと見たい。
1位:アレックス・ブレグマン
アストロズ:26歳
2018年:ランク外 → 2019年:3位
年度 | rWAR | fWAR | WARP |
2018 | 7.3 | 7.6 | 7.4 |
2019 | 9.1 | 8.5 | 8.6 |
サイン盗みのおかげかPlate Disciplin系(選球眼系)の指標が軒並み向上を続け、とうとう四球数リーグトップ&三振率12.0%に。(xwOBA.378は昨シーズンの.371と大差なかったものの)wRC+ではMLB全体3位の168を残すなど”アスタリスク付きにはなるものの””MLB最強クラスの打者へと成長を遂げました。
これで現役No.1サードとなったわけですがアマチュア時代からマイナーまではショートを中心にプレー。MLBデビュー後はカルロス・コレアの存在によりサードへコンバートされたわけですが、そのコレアの故障によりショートでのプレーも増加中。