後半戦がスタートしたということもありMLB.comがプロスペクトランキングを更新しました。今回はその中でヤンキースのプロスペクトランキングTop30を取り上げます。
Top30は以下の通り。2018年ドラフト組はランクインしていますが、2018年インターナショナルFA組はランクイン対象外のようです。また、トレードデッドラインで放出されたプロスペクト(ディロン・テイトやコディ・キャロル)もランキングからは外れています。
- ジャスタス・シェフィールド(LHP・AAA・22歳)
- エステバン・フロリアル(CF・A+・20歳)
- ジョナサン・ロアイシガ(RHP・MLB・23歳)
- アルバート・アブレイユ(RHP・A+・22歳)
- ドミンゴ・アセベド(RHP・AA・24歳)
- アンソニー・シグラー(C・ROK・19歳)
- クラーク・シュミット(RHP・A-・22歳)
- トレバー・ステファン(RHP・AA・22歳)
- ルイス・メディーナ(RHP・ROK・19歳)
- マット・サウアー(RHP・A-・19歳)
- ギャレット・ウィットロック(RHP・AA・22歳)
- デイビー・ガルシア(RHP・A・19歳)
- チャンス・アダムス(RHP・AAA・23歳)
- エバーソン・ペレイラ(CF・ROK・17歳)
- ジョシュ・ブロー(C・A-・20歳)
- タイロ・エストラーダ(SS・AAA・22歳)
- ライダー・グリーン(CF・ROK・18歳)
- ニック・ネルソン(RHP・A+・22歳)
- ロアンシー・コントレラス(RHP・A・18歳)
- フレイザー・ペレス(RHP・A+・22歳)
- ルイス・ギル(RHP・ROK・20歳)
- エリック・スワンソン(RHP・AAA・24歳)
- アビアタル・アベリーノ(SS・AAA・23歳)
- フアン・ゼン(RHP・ROK・18歳)
- マイケル・キング(RHP・AA・23歳)
- ホアン・デ・パウラ(RHP・A-・20歳)
- ノーラン・マルティネス(RHP・A-・20歳)
- アイザイア・ギリアム(RF・A+・22歳)
- グレン・オット(RHP・A・22歳)
- アントニオ・カベロ(CF・ROK・17歳)
同時にMLB全体のプロスペクトランキングTop100も更新されていますが上位4人のジャスタス・シェフィールド(28位)、エステバン・フロリアル(47位)、ジョナサン・ロアイシガ(76位)、アルバート・アブレイユ(78位)がランクインしています。特にTop30で唯一MLBデビューを果たしているロアイシガはシーズン前チーム内14位だったので大幅なランクアップとなっています。
また、ドラフト1巡目~3巡目のアンソニー・シグラー、ジョシュ・ブロー、ライダー・グリーンが高順位にランクイン。ただ、シグラーはまだいいんですけどブローとグリーンの順位は意外。自分はもっと下だと思っていました。ちなみに、2017年ドラフト組からは5人がランクインしています。
上位13人中11人&上位30人中21人が投手で左投手はシェフィールドのみといろいろ偏ったメンバー。その中でも19位のロアンシー・コントレラスはお気に入りなので今後の大ブレイクを期待。
バラエティに富んだ投手陣と比べて層の薄い野手陣では17歳のペレイラ(14位)とカベロ(30位)がルーキーリーグで好成績を残しており評価が上昇中。ちなみに、このカベロは大谷翔平との契約に失敗した後(2017年12月)に浮いたボーナスプールでインナーナショナルFAとして契約した選手。アマチュア時代はキャッチャーでしたが60ヤードダッシュ6.45秒の俊足を活かすためセンターにコンバートされています。
反対に1番評価が下がった選手はチャンス・アダムスでしょう。シーズン前に肘から骨片を除去する手術を受けましたが、その影響か球速が低下して開幕から低調なパフォーマンスが続いています。
あとは怪我に悩まされているフレイザー・ペレスやタイロ・エストラーダもランクダウン。粗さが抜けないデルミス・ガルシアはランク以外になっています。
次のプロスペクト関連記事では2018年インナーナショナルFA契約選手についてか23位のマイケル・キングを取り上げようと思います。
コメント
評価が下落しているヘンドリックが、ヤンキースの指名順まで残ってないか密かに期待しているのですが…海外での選手獲得は評価は高いですが、ドラフトでの選手獲得は何とかしてもらいたいですね。