ビエイラがまたもや東京ドームで163㎞を計測していましたね。
そのビエイラはマイナー時代に103~104マイルを叩き出し昨シーズンはMLBで全体6位となる102.2マイル(164.5km)を記録した実績があるだけに、クライマックスシリーズや日本シリーズでは164km...、いや165㎞を期待。
だって日本の至宝・大谷翔平の最速記録がビエイラに並ばれたら面白いじゃん🤭🤭🤭
ドーリス・バルデス
Dauris Valdez:25歳(1995年10月生):203㎝・115kg
RHP:パドレス傘下AAクラス(2015年国際FA)
最高球速:103マイル
今企画で紹介する剛速球投手の中でも最大クラスの巨体を持つ選手。
プロデビューは20歳(2016年)と若くなかったものの2017年に早くも100マイルを計測すると、その後も最速103マイルを含めコンスタントに100マイル以上を計測し続けています。
ただ、多くの剛速球投手と同様に制球が悪いだけでなく唯一の変化球であるスライダーの評価も低く、2019年シーズンにはAAでフルシーズンプレーするもHR/9=1.9を記録するなど投球内容は低迷。今年は招待選手として初の春季キャンプ参加を果たしましたが、MLBロースター入りには届きませんでした。
マックス・マイヤー
Max Meyer:21歳(1999年5月生):183㎝・83kg
RHP:マーリンズ傘下(2020年ドラフト1巡目:全体3位)
最高球速:102マイル
ドーリス・バルデスとは対照的に小柄な選手ですが、高校4年次(2017年)に92マイル→大学1年次(2018年)に96マイル→大学2年次(2019年)に100マイル→大学3年次(2020年)に101~102マイルと順調に球速を上げ、今年のドラフトでは投手最高順位となる全体3位でマーリンズ入り。
プロ入り後の動向についてあまり情報はありませんが、変化球とコマンドのクオリティもすで高いだけに早期デビューも期待できる素材。
まあ流石にこの体格でこれ以上球速がアップすれば持たないでしょうね。
アレハンドロ・ロサリオ
Alejandro Rosario:18歳(2002年1月生):188㎝・82kg
RHP:マイアミ大学1年生
最高球速:99マイル
兼ねてから高い評価を受けてきたプロスペクトで、2019年U-18野球世界大会に出場した際には150㎞中盤を連発し韓国代表相手に7回自責点1の好投。台湾代表との親善試合では158㎞を計測していました。
さらにアメリカ国内でもコンスタントに97~98マイル前後を計測するなど高校生トップクラスの剛速球を誇りドラフト2~3巡目クラスの評価を受けていましたが、地元の強豪マイアミ大学に進学。
まだまだ線が細く更なる球速アップが見込まれるだけに、3年後のドラフトでは1巡目指名候補となる可能性も十分。
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サミュエル・ヴァレリオ
Samuel Valerio:19歳(2001年10月生):193㎝・99kg
RHP:ロイヤルズ傘下ROKクラス(2018年国際FA)
最高球速:101マイル
16歳で90マイル台中盤を計測すると2018年7月の国際FA市場において契約金22万5000ドルでロイヤルズ入り。
2019年にドミニカン・サマーリーグでプロデビューを果たすと最速99マイルを計測しましたが、今年に入って100~101マイルを叩き出しているとのこと。
現時点ではプロスペクトとしてほとんど評価されておらず、アメリカ国内でのプレー経験も無いためこれ以上の情報は無し。すんません。
Luis Gil: 8 Ks from a hitless outing earlier this year. He’s on the injured list now for “precautionary” reasons, but wow he’s been fun to watch from the little bits I’ve seen. pic.twitter.com/W4z5ugX8dc
— Lucas A (@DBITLefty) August 26, 2019
ルイス・ヒル
Luis Gil:22歳(1998年7月生):188㎝・88kg
RHP:ヤンキース傘下A+クラス(2014年国際FA)
最高球速:101マイル
来シーズン中にデイビー・ガルシアとクラーク・シュミットがプロスペクトを卒業すれば、ヤンキース傘下No.1の投手プロスペクトになるであろう選手。
力感がなくスムーズな投球フォームから投げ込む最速101マイルの剛速球はヤンキース傘下でルイス・メディーナに次ぐクオリティを誇り、今月から始まったウインターリーグにおいても90マイル台後半を連発しているようです。
ただ、昨シーズンはA~A+クラスにおいて96イニングを投げ被本塁打をたった1本に抑え、今年の春季キャンプでも好投を見せるなど順調に結果を残してきていますが、現状のコマンドと変化球のクオリティでは先発として厳しいのも確か。
今年のシーズン休止期間中に体重を増やしたようですから、このウインターリーグの動向には注目ですね。