将来のMLB最速投手候補たち:パート4


「将来のMLB最速投手候補たち」の記事をこのページにまとめていきます。    とりあえず今オフ中にパート10まで投稿する予定。   ...

ヤンキースは傘下AAクラスのトレントン・サンダー、Aクラスのチャールストン・リバードッグズ、A-クラスのスタテンアイランド・ヤンキースとの提携を終了するそうです。

マイナーリーグ改革によりA-クラスは廃止される予定なのでスタテンアイランド・ヤンキースはチーム自体が消滅する可能性が大。また、チャールストン・リバードッグズの代りにはニューヨーク州内のハドソンバレー・レネゲイズ(現在はレイズ傘下のA-クラス)がヤンキース傘下Aクラス球団となり、独立リーグ所属のサマセット・ペイトリオッツ(ニュージャージー州)がトレントン・サンダーの代りとなる予定。

トレントンとチャールストンのMiLB.TV中継はクオリティが高く、TwitterやYoutubeでのハイライト等の投稿にも熱心な球団だっただけに残念。




ジェレミー・ヴァンヘイニンゲン

Jermaine Vanheyningen:22歳(1998年11月生):201㎝・107kg
RHP:フロリダ国際大学
最高球速:102マイル

2019~2020年は短期大学でプレー。昨年の秋に90マイル台後半を連発し始めるとドラフト前の直前に練習にて100.8マイルを計測するなど短期大学在学中に急成長を見せ、今年のベースボール・アメリカによるドラフト有望株ランキングでは330位にランクインしていました。

本番のドラフトではコロナによるドラフト短縮により指名されることこそなかったものの、その後のサマーリーグで102マイルを計測しフロリダ国際大学への転校も決定。

コマンドと変化球の質は低く同大学が所属するUSAカンファレンスで通用するかは微妙ですが、まだ伸び代を感じさせる選手なだけに来年のドラフトでは指名されることでしょう。


ルイス・モーラ

Luis Mora:25歳(1995年6月生):193㎝・95kg
RHP:ブレーブス傘下Aクラス(2014年国際FA)
最高球速:104マイル

数年前から最速101マイル・平均90マイル台後半を記録していた剛腕ですが、一部の話では2019年シーズンに最速104マイルを計測したとのこと。

まあ104マイルという数字はスピードガンの誤計測かでたらめである可能性も高いわけですが、毎年のように100マイルを計測している選手なので100マイル以上を投げられることは確か。

ただ、調べてもプレー映像が見つからずどのような投球フォーム&スタイルの選手かは不明。2019年シーズンはクラスAで43.1イニングを投げ62奪三振を奪った一方で37四球を許すなど制球力は皆無の模様。さらに2017年~2018年は2シーズン連続で長期離脱するなどスぺ体質のようで、もう25歳なだけにMLBデビューは厳しい感じかな。


ジャレッド・ケリー

Jared Kelley:19歳(2001年10月生):190㎝・97kg
RHP:ホワイトソックス傘下(2020年ドラフト2巡目)
最高球速:99マイル

ドラフト前は1巡目での指名が期待されていたものの結果的には2巡目での指名となりましたが、スロットプールの2倍近い契約金300万ドルをゲットしプロ入り。

高校時代には最速99~100マイルを計測していましたが、プロ入り後の模擬登板では97~98マイルを計測したとのことです。

また、ケリーが生まれ育った人口3000人の片田舎テキサス州レフュージオはノーラン・ライアンの出生地。後にも先にもレフュージオから投手としてプロ野球選手となったのはライアンだけで、ライアンファンとしては贔屓にしたい。

2020年MLBドラフト注目選手:その1 その2 その3 タイラー・ソダーストーム Tyler Soderstrom...


ジャレッド・ジョーンズ

Jared Jones:19歳(2001年8月生):185㎝・81kg
RHP:パイレーツ傘下(2020年ドラフト2巡目)
最高球速:99マイル

父親が元マイナーリーグ、従兄の2人がMLBでプレーしたほどの野球一家に生まれ、抜群の身体能力を武器に高校時代には2020年度ドラフトクラス上位の剛腕として名を馳せただけでなく野手としても活躍。

ドラフト本番ではコマンドの完成度、リスキーな投球フォーム、小柄な体格を懸念され1巡目で指名されることはありませんでしたが2巡目のオーバースロットでプロ入り。現在は教育リーグに参加しています。

10か月後に行われる2020年度MLBドラフトの上位指名候補&注目選手を取り上げていこうかと。 今回はその中でも高校生投手について。 ...


アレクサンダー・ビスカイーノ

Alexander Vizcaino:23歳(1997年8月生):188㎝・72kg
RHP:ヤンキース傘下クラスA+(2016年国際FA)
最高球速:100マイル

昨シーズンに先発として最速100マイル・平均90マイル台中盤を計測しヤンキース球団内でもトップ10に入るプロスペクトに。

本当ならば今季にAAまで昇格→来シーズンにAAAからMLBデビューが期待されていた選手ですが、今年の休止期間中には順調な成長を見せていたようです。

ここまでインスタグラムをフォローしてきた限り未だにモヤシのような体格なので、まだまだ肉体改造の余地を残しているはずですが果たして?

アレクサンダー・ビスカイーノ 22歳/188cm・72㎏/右投先発/ドミニカ出身/A+ 2016年国際FA(契約金1万4000ドル)...

コメント

  1. 匿名 より:

    傘下球団の親(?)球団が変わる事って結構ある気がするんですけど、その場合って選手とかはどうなるんですかね?
    選手も丸々移るんですか?それとも運営だけ変わるみたいな感じなんでしょうか?

    • 管理人 より:

      選手やコーチ、トレーナー等のスタッフなど「ヤンキースの所有物」をまるごと新しいチームに持っていきます。
      「ヤンキースの所有物」以外(オーナーや球団運営スタッフ)は前のチームに残りますね。

      • 匿名 より:

        なるほど、じゃあ運営のみ変わるって感じなんですね、ありがとうございます。