ドラフトでは下位指名(TEXの32巡目)だったもの、プロ入り後に球速バンプを経験。
春季キャンプで一緒になったNolan Ryanが「将来100 mphの壁を破るであろう」と太鼓判を押しましたが、その予言は本当に現実のものに。
100+ mphを投げるだけの単なる豪速球ピッチャーではなく、90+ mphの強烈なハードスライダーとフリンジレベルのコマンドを兼ね備え、2002年WS強行出場等によって右肩関節唇を損傷するまではHOFへの道を歩み一流クローザーでした。
西暦 | 年齢 | 最速記録 |
|
mph | km/h | ||
1989 | 19 | 99 | 159.3 |
1990 | 20 | 97 | 156.1 |
1991 | 21 | ||
1992 | 22 | ||
1993 | 23 | 98 | 157.7 |
1994 | 24 | 99 | 159.3 |
1995 | 25 | 100 | 160.9 |
1996 | 26 | 99 | 159.3 |
1997 | 27 | 102 | 164.2 |
1998 | 28 | 99 | 159.3 |
1999 | 29 | 98 | 157.7 |
2000 | 30 | 97 | 156.1 |
2001 | 31 | 97 | 156.1 |
2002 | 32 | 98 | 157.7 |
その他記録と注釈
上表についての注釈や採用しなかった記録を記します。
1991~92年(21~22歳)
度重なる故障により、2シーズンで登板機会は10試合のみ。
そのため、具体的な球速記録は見当たりませんでした。
1997年(27歳)
WS Game 1にて100+ mphを連発し、Max 102 mphを2度計測。
ただ、NLCSではMax 99 mphだったことや、SLも普段より高い値(94 mph)を計測したこともあり、試合直後から懐疑的な声が噴出。
ただ、1997年シーズンはWS以外でも100~101 mphを計測しています。
1999年(29歳)
AP通信によると、1999年シーズン中に104 mphを計測。
ただし、詳細は不明。