タイラー・ウェイドがヤンキースに昇格!

今日の試合でスターリン・カストロが太ももを故障しDL入りしたため、ヤンキースはAAAのタイラー・ウェイドを昇格させるようです。(正式な発表はまだ)

タイラー・ウェイド  22歳  2B/3B/SS/LF/CF/RF  右投左打

2013年ドラフト4位指名、私のチームプロスペクトランキングでは10位、一部で”次世代のベン・ゾブリスト”と期待されている有望株です。
 
“次世代のベン・ゾブリスト”から分かるように、一番の長所は内外野どこでも守れる便利性ですが、俊足と平均以上の肩のおかげでSSでもCFでも平均以上の守備力を持ち、トレイエズやレフスナイダーよりも守備力は間違いなく上の選手です。パワー不足を不安視されていたバッティングでも、この2年間でフライと引張方向の打球が増え、AAA昇格後すぐにRC+134・出塁率.390の好成績を残しています。(実際にフライボール率は15年に23.5%、16年は28.9%、今年は34.7%と急上昇しています)(引張方向の打球の増加は下の画像で分かります)
とりわけ今年のホームランはすべて引張方向、ヤンキースタジアムに相性抜群です。

↑2017年のヒートマップ
 
 

↑2016年のヒートマップ


ちなみにウェイドの昇格でAAのアビアタル・アベリーノがAAAに昇格、A+のホルヘ・マテオがAAに昇格しています。まあマテオはまだAAじゃ通用しないでしょう。