ヤンキースのドラフト1位を振り返る・2015年編

今回は2年前のヤンキースのドラフトを振り返ってみたい。

2015年・1巡目・全体16位

ジェームズ・カプレリアン  

MLB.comのプロスペクトランキングで70位にランクインしており、怪我さえなければ50位内は狙える逸材。ただこの3年間で8試合しか投げておらず、今年もトミージョン手術で全休が決定。大学時代はUCLAのエースとして大活躍し、指名順位も当時の評価通りであった。
1巡目・全体30位
カイル・ホルダー
アマチュアNo.1と言われたショート守備を評価されいたが、打撃は平均以下で前評判は50位程度であった。私も指名時にガッカリしたのを思えている。プロ入り後は予想通り打撃が通用せず、MLBデビューすることはないだろう。
5巡目・全体153位
チャンス・アダムス
詳しい選手説明⇒http://mlb-info.com/14563930.html
リリーフとして指名したはずが予想外の成長を見せマイナーリーグ全体でも最強クラスの先発に成長した。ドラフト前のベースボールアメリカの選手ランキングでは245位だったことも考えれば、間違いなくヤンキースのこの年の最高の指名だろう。
カプレリアンがモノにならなければ最低クラスの出来ではないだろうか。契約金を抑えるのが狙いだったのだろうがホルダーの指名は今考えても酷い。ほかにも面白いのは11巡目のジョシュ・ロジャース、3巡目のドリュー・フィンリーあたり。まあこの記事を書く前から分かっていたが、まだ2年しかたっていないのでこのドラフトを評価するのはやっぱり早すぎた。