第26位:ナップ・ラジョイ ~ 「個人的に選ぶ、MLB歴代野手ランキング」

第26位:ナップ・ラジョイ
↓成績

1874年に生まれたラジョイは、
1986年~1916年の21年間、主にCLEでプレーしました。
ポジションはセカンド。
1900年台を代表する選手です。
通算記録は、
打率338、3242安打、1599打点、OPS846、歴代7位の657二塁打を記録しました。
飛ばないボール時代の選手なので本塁打は少なく、長打率も低めです。
シーズン成績では、
三冠王1回、首位打者5回、本塁打王1回、打点王2回、OPSトップ3回、WARトップ6回、
最多安打4回、二塁打最多5回を記録しました。
H・ワグナーと並ぶ1900年代を代表する名二塁手で、
1910年代にはT・カッブと首位打者を争いました。
時代が時代のために四球も少なく長打率も低いですが、打率の高さは魅力です!
1901年には、20世紀以降の最高記録である打率426を記録、
その年から4年連続で首位打者を獲得しました。
1910年にはカッブと熾烈な首位打者争いを演じます!
そして、最後に2試合残した時点でカッブが打率383(既にシーズンは終了していた)を残しており、
ラジョイの首位打者は無理かと思われました。
しかし、ラジョイは最後の2試合で8安打を記録しカッブを逆転して首位打者に輝くのです。
その後問題が発覚。ラジョイの相手チームのオーナーと監督がラジョイに首位打者を取らせるため、
三塁手に後方に守らせてラジョイにわざとバントヒットをさせたのです。
(いわゆる八百長です)
結局、そのオーナーと監督はMLBから永久追放されてしまう、
醜い首位打者争いとなってしまったのです。
(一応記録上ではラジョイが首位打者になっています)

                  ↑左の選手は首位打者を争ったカッブ
当時、華麗な守備が有名な選手でもありました。
守備率、RF/Gで7回リーグ1位になるほどの名手でした。
盗塁も380個を記録しています。
(当時の記録が正確でないため、もっと記録していたのかもしれません
これは打撃成績や守備にも言えることですが・・・)

カッブとは比べて逆に人柄の良く、皆に愛され人気のあった選手でした。
1903年には所属チームのCLEが「インディアンズ」というチーム名を「ナップス」と変えるほど
影響力のあった選手でした。
この「ナップス」では選手と兼任で監督も務め、CLEはまさにラジョイのチームでした。