第28位:カール・ヤストレムスキー ~ 「個人的に選ぶ、MLB歴代野手ランキング」

第28位:カール・ヤストレムスキー 
↓成績

1939年にNYYで生まれたヤストレムスキーは、
1961年~1983年の23年間、BOS一筋でプレーしました。
あだ名は「Yaz」=「ヤズ」
ポジションはレフトでした。
通算成績は、
歴代2位の3308試合、打率285、歴代8位の3419安打、452本塁打、1844打点、
歴代8位の646二塁打、歴代6位の1845四球、OPS841を記録。
シーズン成績でも、
MVP1回、三冠王1回、首位打者3回、本塁打王1回、打点王1回、AS選出18回、
WARトップ3回、OPSトップ4回を記録しました。
打撃では1967年の現メジャー最後の三冠王が一番有名でしょう。
打率326、44本塁打、121打点、出塁率418、長打率622、189安打、112得点で
リーグ1位となり当然MVPを受賞しました。
打率王もあと2回獲得し40本塁打も2回記録した素晴らしい打者でしたが、キャリア全体で見れば中距離打者。
とくに30歳台に入るとホームランは20本前後、打率も2割台、長打率も4割台前半でした。
そして、特筆すべきことは安定感。
キャリア23年中22年で100安打以上を記録し、100安打打てなかった1981年もストライキでシーズンが短縮
されておりフルシーズンなら100安打は超えていたでしょう。
四球の多い打者でもあり出塁率1位は5回、100個以上も6回記録しました。
選球眼が良かったためかキャリアは長く、
引退最後の1983年、8月に44歳になりますが101安打を記録するなど息の長い選手でした。


守備ではフェン・ウェイ・パーク名物のグリーン・モンスターの下で守り続けました。
GG賞を7回受賞し、BOSの歴史に残る名手でした。
補殺でもレフトで7回リーグ1位になっています。
レフトとして有名ですが、選手晩年はジム・ライスの加入もありファーストを守るのが増えました。
ただ、一塁守備も良かったようです。


勝負強い選手でもあり、1967年の終盤まで4チームがもつれた優勝争いでは残り12試合で
打率523、5本塁打、16打点を記録しリーグ優勝に貢献。
67年、75年のWSではどちらも第7戦で敗れるも、最高級の成績を残しました。
これほどの選手ながらもWSで優勝できなかったのは不運としか言いようがありません。
ヤズ引退後もBOSの呪いは約20年間続くことになります。


T・ウィリアムスが引退した翌年にBOSでデビュー。
その後、ウィリアムスが守ったBOSの聖地レフトを約20年間守りました。
ヤズの跡にもライスやM・ラミレスがレフトでプレーし、BOSの代表的・歴史的ポジションとなっています。
BOS一筋23年間。最後の三冠王。
史上最高のフランチャイズ・プレーヤーの1人でした!