第30位:ヨギ・ベラ ~ 「個人的に選ぶ、MLB歴代野手ランキング」

第30位:ヨギ・ベラ 
↓成績


1925年に生まれたベラは、
1946年~1965年の19年間、NYYとNYMでプレーしました。
ポジションはキャッチャー。
ビル・ディッキー、エルストン・ハワード、サーマン・マンソン、ホルヘ・ポサダなど名捕手が多いNYYの
歴史の中で最高のキャッチャーです。
野球研究家のビル・ジェームスは史上最高のキャッチャーに彼を選んでいるなど、史上最高のキャッチャーに推す声も少なくはありません。
5フィート7インチと小柄な選手で、見た目はずんぐりしておりとても野球選手とは思えない体格でした。
この体格で30歳代になっても捕手として活躍したのは素晴らしいことです。
通算で、
打率285、2150安打、358本塁打、1430打点、OPS830を記録。
シーズン成績でも、
MVP3回を獲得、MVP投票2位2回、3位1回、4位1回に入りました。
特に50年~56年の7年連続でMVP投票4位以内に入りました。
捕手としては最高級の打撃力を持ち、引退当時358本塁打は捕手記録でした。
毎年安定して好成績を残し、10年連続20本塁打80打点を記録、勝負強い打者として恐れられました。
悪球打ちでストライクゾーンを大きく外れた球でもヒットにする技術力がありました。
その為四球は多くはありませんが、三振は8359打席で414個と少ないことにバッティング・コントロールの
良さがうかがえます。


守備も高レベルで盗塁阻止率49%を記録していて、インサイドワークにも長けていました。
バント処理やゴロ処理も上手く、技術力のある選手でした。
さらに、リードの技術も最高級でNYYの投手を何度も救いました。


WSでは10度優勝を経験(MLB記録)、5連覇も経験しました。
WS通算75試合、71安打はWS記録であり、39打点もマントルに次ぐ数字です。
53年、55年のWSでは打率4割を記録しましたが、キャリア最高のシリーズは56年のWS。
この年は大黒柱のマントルが怪我に苦しみ、相手は前年優勝のブルックリン・ドジャースだったこともあり
NYYに不利なシリーズでした。
しかし、ベラは第5戦でD・ラーセンの伝説の完全試合を演出。
第7戦では、2打席連続で本塁打を記録してチームを優勝に導きました。


ユーモラスのある人物として有名で、迷言や意味不明な言葉を多く残していて、
年をとっても変なことを言い続けています。
(その面白いキャラは人気アニメの「クマゴロー」のモデルにもなりました)
面白い人物のためかNYYのファンには今でも愛されていて、
NYYではベラのためのイベントも開催され、現在87歳ながらも元気な姿をファンに見せてくれています。