第35位:ブルックス・ロビンソン ~ 「個人的に選ぶ、MLB歴代野手ランキング」

第35位:ブルックス・ロビンソン 
↓成績

1937年に生まれたロビンソンは、
1955年~1977年の23年間、BAL一筋でプレーしました。
右投げ右打ちでポジションはサードでした。
あだ名は「Human Vacuum Cleaner」=「人間掃除機」
史上最高のサード守備を誇ったBAL最盛期の主力選手です。
通算で、
2896試合、2838安打、268本塁打、打率267、OPS723を記録。
シーズン成績では、
MVP1回、打点王1回、AS選出15回を記録しました。
打撃は、三塁手にしては非力。
全盛期はシーズンで28本塁打、118打点(打点王)、OPS889を記録したことがありますが、
目を引くのは20本塁打を6回記録したことがあるくらい。
打率270前後、本塁打15本程度の成績が普通でした。
OPSでも8割以上を記録したのは2回だけ。wOBAも330程度でした。
この順位になれるほどの成績ではないかもしれません。

それを補っているのが守備力。
三塁守備に関しては史上最高の選手に選ぶ人がほとんどでしょう!
GG賞は野手史上最多の16回受賞(16年連続)。
多くの守備指標で史上最高の成績を残しています。
内野選手全般でもO・スミスと並ぶ守備のスーパー・スターでした。
ただ、守備の割には鈍足で盗塁はたったの23個。
盗塁死は25個もありました。

BALは今は比較的弱いチームですが、1970年前後は強力投手陣を誇った強豪チームで、
BALの最盛期にチームの野手陣をF・ロビンソンやB・パウエルと支えた選手でした!
WSでも1969年&70年に二連覇を経験しています。
PSでも何度も好成績を残しているロビンソンですが、
1番すごかったのは1970年のCINとのWSでした。
4勝1敗でこのシリーズをBALは勝利しましたが、
ロビンソンは打撃で打率429、9安打、2本塁打、OPS1.238の好成績を残しました。
更に凄かったのは三塁守備。
CINがサードに打球を飛ばせば、多くのヒット性の当たりがロビンソンの餌食になりました。
特に第1試合目に見せた、3塁線を破りそうな打球をファールゾーンでキャッチし、
体制が崩れている中、ロングスローで打者をアウトにしたプレーは、今でもハイライトとして目にします。
文句無しでWS・MVPに輝きました。

性格は良く温厚、さらに、BALで23年間プレーしたフランチャイズ・プレーヤーだったこともあり、
多くのファンに愛された選手でした。
1983年に殿堂入り。背番号「5」は、BALの永久欠番になっています。
史上最高の守備を大舞台でも発揮した、BALの名選手でした!