第4位:バリー・ボンズ ~ 「個人的に選ぶ、MLB歴代野手TOP10」

第4位:バリー・ボンズ 
↓成績
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このランキングではドーピングをマイナス要素として4位としましたが、もしドーピングを全く考慮に入れないならば、ベーブ・ルースを超えて史上最高の野球選手と言えるでしょう。

ボンズは1964年に生まれ、
1986年~2007年の22年間を
SFとPITでプレー。
ポジションは外野手。
通算762本塁打はメジャー記録で、
打点1996は4位、得点2227は3位、四球2558は歴代1位、通算OPS1.051は歴代3位と
各打撃部門の通算記録は歴代トップクラス。
シーズン単位で見ても、
史上最多のMVP7回、首位打者1回、本塁打王2回、打点王2回、
WARトップ11回、OPSトップ9回、AS選出13回、
シーズン最高OPS記録1.422、シーズン最高出塁率609、シーズン最高長打率863
と驚異的な記録を残しています。
レフト守備ではGGを8回受賞。
80~90年代にかけて最高級の守備を誇った選手であり、
レフト守備が史上最も優れた選手を考える際には必ず名前の挙がる選手です。
走塁面では通算514盗塁を記録。
シーズン40盗塁3回、50盗塁を1度記録し
毎年30盗塁以上を記録しています。
守備は最高級で、本塁打700本以上&500盗塁は驚異的。
メイズと並ぶ史上最高のオールラウンダーでもありました。
しかし、彼の薬物使用は野球界最大の汚点の一つ。
98~99年あたりに薬物に手を出して、
それまでスリムだった体系は、
巨大化し別人のようになりました。
それが、彼を史上最強の打者にしたのです。
(選手寿命も増えました)

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30-30を史上最多の5回記録したボビー・ボンズの息子で、
親戚にレジー・ジャクソン、名付け親はウィリー・メイズ。
1995年ドラフトで全体6位でPITに入団。
86年にデビューし、90年にはMVPを受賞すると、
92年にまたもやMVPを受賞し
その年のオフにFAでSFへ移籍します。
PIT時代はGGを3回受賞し、30-50を記録するなど
球界最高の5ツールプレーヤーとしてMLBに君臨。

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SFでは1年目の93年に本塁打+打点の2冠王に輝き(OPSは1.136)3度目のMVPを受賞。
ここから99年まで毎年30本塁打を記録、盗塁も約30個を記録し、
GGも5回受賞しました。
また、96年には史上2人目の40-40を記録。
リーグ最高の外野手として活躍し将来の殿堂入りは間違いないものでした。
そして、薬物使用後のさらなる大活躍が始まります。
まず、2000年に49本塁打を記録すると
2001~04年の4年間にMVPを4年連続で受賞しました。
01年は彼のキャリアで最高のシーズン。
マグワイアのシーズン本塁打記録70本を更新する73本塁打を記録し
長打率は史上最高記録の863、OPSは1.379と
36歳ながらもまるでビデオゲームのような記録を残しました。
02年は、本塁打46を記録する一方、打率370で初めての首位打者を獲得し、OPS1.381を記録。
四球は198個で打数はたった403打数でした。
03年にもOPS1・278を記録。
本塁打も390打数で45本も記録しています。
そして、伝説として語り継がれる04年シーズン
打率362で首位打者、本塁打45本は超一流の成績ですが、
四球は驚異的な232個、敬遠は120個を記録しました。
出塁率は609をメジャー記録を更新、長打率も812で
わせてOPSはメジャー記録の1.422。
この記録は2度と抜かれないでしょう。
(四球数により打数はたった373打数)
この神がかり的な活躍を見せた4年間は
シーズン平均、打率349、本塁打52、OPS1.368、7.9打数に1本塁打。
この4年間の支配力は歴代最高でした。
もし、もう少しちゃんと勝負してもらえていれば、
本塁打は毎年50本を超え、打率4割越えも夢ではなかったと思います。
しかし、5年は怪我で14試合の出場に終わり、
さらに、06年には衰えを感じさせるOPS999という成績(普通ならMVP級ですが・・・)
本塁打も26本でした。
また、この年に薬物使用がバレています。
07年、とうとうハンク・アーロンの本塁打記録を更新する756号を放ち、
シーズンで見ても28本塁打、OPS1.045を記録しました。
この時にはもう43歳。
シーズン後も薬物騒動があり契約延長はなく、とうとう引退を表明しました。
来年には殿堂入り投票も待っており
注目を浴びることでしょう。
私は殿堂入りに大賛成です。


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彼の全盛期は本当に素晴らしかったですし、
いくら、薬物を使用していたとしても驚異的な記録ですから
殿堂入りするべきでしょう。
(実際、相手投手の多くも薬物を使っており、
打撃タイトルを争った打者のほとんども薬物使用選手でした。
そのなかで飛び抜けた成績を残したんですから・・・)
薬物使用前は最高の5ツールプレーヤー、
薬物使用後は「打撃の怪物」、
二つの姿を見せてくれた選手でした。