「ブラック・パンサー」興行収入:1週目

マーベル・シネマティック・ユニバースの最新作「ブラック・パンサー」が2月16日金曜日に公開(日本公開は3月1日)され1週間が経ちました。評論家からはMCUの中でも最高の評価を受けており、主要キャストのほとんどが白人以外の映画としては史上最大のヒット。まさしく映画史を現在進行形で塗り替えている歴史に残る作品です。
 まとりあえず、その作品の評価は置いといて、この映画史に残る作品の1週目の興行収入を見ていきましょう。

 

 

北米興行収入(アメリカ時間)

16日金曜日(木曜日のプレビューも含む):7600万ドル
17日土曜日:6600万ドル
18日日曜日:6000万ドル
初週週末合計:2億200万ドル

19日月曜日:4000万ドル
20日火曜日:2100万ドル
21日水曜日:1500万ドル
22日木曜日:1400万ドル

1週目合計:2億9200万ドル

 
 
 2月19日月曜日はアメリカで「大統領の日」いう祝日になっていたので、最初の4日間は特殊な興行成績となりました。初週週末は歴代5位の数字であり公開4日の興行収入は「フォースの覚醒」に次ぐ歴代2位という驚異的な数字。まあ、この映画が叩きだした興行成績記録を挙げだしたらきりがないのでここまでにしておきましょう。
 
 大体(1週目合計÷最終興行収入)は50%前後になることが多いですが、今作は評価が高く近日公開予定作にこれといってライバルになりそうな作品も無いので6億ドルを超える可能性も十分にあり、「アベンジャーズ」と「最後のジェダイ」を超えて最終興収歴代5位まで行くかもしれませんね。まあ。2月はあんまり興行に有利な月ではないですが・・・。

 北米外での初週興行収入は2億2800万ドル。まだ中国、ロシア、日本で公開されていないこと考えると十分な数字でしょう。ただ、北米興収と比べるとインパクトには欠けるような気が・・・。MCUは基本的に北米興行収入:北米外興行収入=4:6になりやすいのですが、この作品は1:1~4:4.5ぐらいになりそうなので最終全世界興行収入は12億ドル~13億ドルぐらいになるのではないでしょうか。
 
 

 2018年興行収入ランキングTop10予想

 
 早速予想を大きく外しちゃったんですが、まあこれは仕方ないよね。スタンドアローン作品でこれほどの興行成績をたたき出すんですから、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の興行がますます楽しみになってきました。