ダルビッシュがカブスと6年1億2600万ドルで契約合意!

 歴史に残るスローなFA市場となり選手会はストライキもほのめかしていますが、今日ダルビッシュが2017年WS優勝のカブスと6年契約で合意しました。


契約内容
・6年1億2600万ドル(年平均2100万ドル)
・インセンティブ(サイ・ヤング賞獲得など)も含めると最高で1億5000万ドルに
・2年目終了後(2019年シーズン後)にオプアウトの権利有り(残り契約を破棄してFAとなれる権利)


 シーズンオフ開始前の予想では5年1億2000万ドル~6年1億6000万ドル程度と予想されていたので、やはりこの極寒なFA市場の中で買い叩かれてしまった印象。インセンティブもありますが、なかなか達成が難しいよ内容のようです。また、2年目終了後のオプアウト権がありますが、その時点で33歳になっているので、もしオプアウト権を行使してFAになっても大きな契約は得られないでしょうから大したプラスには・・・。やっぱり、今年FAになったのが運が悪かったですね。
 
 ただ当然のことですけど、カブスは今メチャクチャ人気がありますしダルビッシュの加入で地区優勝もほぼ間違いないでしょうから、チーム環境は良かったんじゃないですか。あと、他のまだ未契約の選手(アリエタとか)はこれからもっと買い叩かれるでしょうし、ある意味勝ち逃げになるかもしれませんね。(ちなみに、カブスはボラスが代理人の選手が少ない)


カブス先発ローテーション
1.ホゼ・キンターナ
2.ダルビッシュ有
3.カイル・ヘンドリクス
4.ジョン・レスター
5.タイラー・チャトウッド

 これでカブスの総年俸は約1億7000万ドルとなりMLB全体で5位ぐらいとなっています。まだ金銭的余裕はあるでしょうが、マイナー組織がスカスカになっておりトレードでの補強は容易ではないので、ここからの動きにもまだ注目したいところ。
 ちなみに、ヤンキースはダルビッシュに一切オファーをしてなかったようで、やっぱり年俸制限クリアを最優先にしていたようです。