ルイス・メディーナ:ヤンキース・プロスペクト


ルイス・メディーナ


18歳/185㎝・79㎏/右投先発/ドミニカ/ROK
2015年国際FA(契約金28万ドル)
BAプロスペクトランキング2018年版:8位
BPプロスペクトランキング2018年版:10位
MLB.comプロスペクトランキング2017年夏版:25位
http://www.milb.com/player/index.jsp?player_id=665622#/career/R/pitching/2017/ALL


速球      :  70/80 (平均96~98マイル・最速100マイル)
カーブ     :  35/60 (平均80~81マイル)
チェンジアップ :  25/45 
コマンド    :  20/35
総合      :  25/40



(正直なところ、ルーキーリーグ所属なので彼のプロ入り後の投球動画は15球ぐらいしか見たことがないので、いつもよりMLB.com、ベースボールアメリカ、ベースボールプロスペクタスなどの評価を参考にしています。)

 ホルヘ・グーズマンがマーリンズに放出された今、天井だけならヤンキース傘下の投手プロスペクトで最高の選手だと言われており、2018年シーズンに特大ブレイクが期待されるプロスペクト。

 2015年16歳でヤンキースと契約した時点で最速96マイルの速球を投げていましたが、プロ入り後も順調な成長を見せ2016年には若干17歳で最速100マイルに到達。まだまだ体が細いながらもアームスピードは素晴らしく、2017年シーズン(18歳)はさらに球速が安定するようになり、コンスタントに96~100マイルを計測しています。まだまだ体格の成長が期待できることも考えると、将来的には最高評価の80クラスまで成長するでしょう。


 速球だけでなく変化球の評価も高く、時計の11時→5時方向に変化するカーブは既に大きな変化を見せているだけでなく、アームスピードのおかげで回転数も高いと言われており、将来的にはプラスピッチまで成長すると予想されています。ちなみに、ベースボールアメリカには、NYY傘下No.1カーブに選ばれています。また、チェンジアップもカーブほどではないですが評価されており、平均以上に成長するポテンシャルがあるようです。


 球の質とは逆にコマンド&コントロールは非常に悪く、2017年シーズンは38.2イニングで24四球、ワイルドピッチ18個と酷い数字を残しています。しかし、まだ18歳ですしそれほど悲観的に考える必要はないかもしれません。




 先程も述べたように投球映像をほとんど見れていないので実際がどれほどのものかはあまり分かりませんが、18歳で100マイル近くを連発するプロスペクトなんて楽しみでしかないですね。