ジェイク・ケイブ:ヤンキース・プロスペクト

 
 

 

 
ジェイク・ケイブ
 
 
24歳/183㎝・91㎏/左投左打/センター(レフト)/AAA
2011年ドラフト6巡目(全体209位)
MLB.comプロスペクトランキングチーム内・18位
 
 
Hitting        :    40/40
Power    :  45/45
Run           :  55/55
Arm     :  45/45
Fielding   :  50/50
総合     :  40/40
 
 2015年にAAAに昇格するも未だMLBデビューは無し、今年でプロ7年目&25歳を迎えるプロスペクトです。ちなみに2015年シーズンオフにルール5ドラフトでシンシナティ・レッズに一時的に在籍していました。
 今年は3月にひざの手術を受け1ヶ月で遅れたものの、長打力が向上しAAとAAAで合わせて20本塁打を記録し、同じく好成績を残したマッキニーと比較されることが増えています。
 5ツールすべて可もなく不可も無く、良い意味でも悪い意味でもバランスの取れた選手。逆方向への打球が多いラインドライブヒッターでしたが、今年はパワーのポテンシャルが開花し、内角球を引張方向・外角球を逆方向のスタンドに放り込める技術&パワーは大きな魅力に。ただ高校時代から大振りする傾向がありスウィングの際に腕が伸びてしまうことが多く、今年のAAAでの奪三振率27.6%は危険水準、選球眼も平均以下の印象を受けます。

ホームから二塁へ7秒後半、ホームから三塁へ11秒中盤を計測する走力は平均より上で、センター守備は後方の打球に強さを見せ平均レベルより少し上。高校時代投手として94マイルを計測しましたが、試合中ではあまり肩の強さを感させず平均レベル以下で、センターよりはレフト向きの選手かもしれません。

マッキニーと同じく今年のシーズンオフにルール5ドラフトに引っかかりますが、チーム状況的にこのタイプの外野手はいらないのでどうなることやら。