ヤンキースの補強関連ニュース・動向・噂(2022/12/10)


ヤンキースの2022-23年オフシーズンの動向について

アーロン・ジャッジ残留によってチーム総年俸が2億5600万ドル(AAV総年俸は2億6700万ドル)に達しているヤンキース

ここまでジャッジに加えてルイス・セベリーノのチームオプション行使、アンソニー・リゾー残留、トミー・ケインリー復帰と大方予想通りの補強を繰り広げており、恐らくプランA通りで進んでいるかと思います。

ただ、すでに総年俸がチーム史上最高額に達していることもあり、ウインター・ミーティング終了に合わせて大型補強は取り敢えずひと段落したのかと思いきや、引き続きFA市場の大物プレーヤー争奪戦に参加する模様。

アメリカ社会における急激なインフレは終息へ向かっているもののその流れは穏やかで、今後も貨幣価値は下落の一途を辿るであろうとは言え、スタインブレナー家がやっと心を入れ替えたのでしょうか?

それとも、大物プレーヤーを獲得に合わせて無理くりサラリーダンプをかますつもり?

何にせよ吉田正尚に約1億500万ドルを費やしたレッドソックスよりはまともなオフシーズンを過ごすことでしょう。



カルロス・コレア

昨オフに3億ドル超の大型契約をダラダラと追い求めた結果、短期契約ギャンブルを行う羽目になったコレア

結果としてギャンブルは成功に終わりそうなものの、今オフもトレイ・ターナーザンダー・ボガーツに先を越され、ウインター・ミーティング中に契約がまとまることはありませんでした。

フィリーズ、パドレスという2チームのビッグ・スペンダーが消え、残る契約先候補としてジャイアンツ、ツインズ、カブス、ドジャース、レッドソックスの名が挙げれていますが、本来なら有力候補であるはずのドジャースはコレア獲得にあまり興味がない模様で、ボガーツラファエル・デバースにケチなオファーを行っているレッドソックスも△。

そういった中でジャイアンツが最有力候補と見做されているわけですが、コレア争奪戦ヤンキース参入の兆しがあることを複数人のメディア関係者が報じています。

(契約に至らなかったオファーも含めて)ジャッジに4億万ドル以上、ターナーに3億4200万ドル、ボガーツに2億8000万ドルのプライスタグが付けられたことを踏まえると、コレアの契約は(オプトアウト権無しの場合)3億5000万ドルを超える可能性十分。

ヤンキースがコレアを獲得すればジャッジコールスタントンら4人だけで年俸は1億5000万ドル弱に達し、間違いなく2020年代後半に暗黒期を迎えることになるでしょうが、同じようなアプローチでワールドシリーズを勝ち取った2009年の再現を狙うのもこれまた一興ですな。

どうせいつも通りちょっかい出してるだけだろうけど。


ヤンキースはカルロス・コレアを...

カルロス・ロドン

オフシーズン開始前は年平均2500万~3000万ドルの5年契約が見込まれていたロドンですが、FA市場の高騰によって現在は年平均3000万ドル程度の6~7年契約…つまり総額2億ドル前後が有力的(本人は7年以上の契約を要求中)

デグロムやバーランダーなどエース級の去就が決まり、トレード市場が不作寡占状態の中でロドン争奪戦は熾烈なものになると考えられますが、先発投手の頭数が揃っているはずのヤンキースも争奪戦に加わっている模様。

ただ、ヤンキースは契約期間を4~5年に抑えたいと考えているようで、年平均額を4000万ドル程度まで引き上げない限り有力候補にはなり得ません。

ヤンキースは先月に千賀の代理人と連絡を取っているとの報道もありましたが、それ以降はウインター・ミーティング中も含めて続報なし。


ヤンキースが行うべき先発補強は...

ジャッジとパドレス

トレイ・ターナー争奪戦に敗れた挙句、ジャッジ争奪戦に方向転換するもまたもや敗退し、結果としてボガーツに落ち着いたパドレス。

ターナー争奪戦では3億4200万ドルをオファーするも東海岸を希望するターナーの心は射止められず、ターナー争奪戦においてもヤンキースを超える好条件をオファーを行うつもりだったようですが、その提示条件は14年・4億ドル以上だった模様。

14年という契約期間は年俸制限(贅沢税)対策にAAV引き下げを目的としたものであるはずですが、このような露骨な長期契約はMLBから認可が下りない可能性が高かったようで、契約合意に達したとしても、そこから(再交渉など)ひと悶着があったはず。

コメント

  1. イチ信 より:

    レッドソックスはなんで吉田に総額1億ドルを超えの契約をオファーしたんですかね。まだベニンテンディになら分かりますが。

    とりあえず同地区の球団が勝手に自滅してくれたようで安心です。

    • 管理人 より:

      他球団との競り合いが無ければここまで高騰する訳がなく、その相手が何処だったのかは気になります。ヤンキースもリンクしたいたプレーヤーなので。
      別にZiPSの予測通りの数字を残せば適正価格となり得ますが…

      Masataka Yoshida will bring to Boston a refusal to strike out or chase outside the zone, and most importantly, an everyday left fielder.
       

      • イチ信 より:

        吉田の評価って意外と高いんですねぇ。こんな成績残せるとは思えませんが。
        とりあえずヤンキースがとち狂って契約しなくてよかったです。

  2. ドライス射精る より:

    ここはロドン獲得に一本化して
    モンタス
    コール
    コルテス
    ロドン
    セベリーノ
    クラーク・シュミット
    の最強ローテを組む必要があります

    • 管理人 より:

      不正投球で数字稼いでいただけのくせにデカい態度をとるイキり野郎がエースの座を失うので駄目です。