ヤンキースの2025年春季キャンプの雑感(2月終了時点)

最も目立っているのはAlexander Vargas



【予想】2025年シーズンのNYYは...

Gerrit Cole

球速は昨年から変わりないものの、アーセナルに大きな修正が。

これまで、90 mphを超えるSIライクなCHを投じていましたが、その球速を3~4 mph落とす代わりにVBを5″程度追加。

また、FFと球速が同等のSIをアーセナルへ新たに加えており、前CHを補完する役割を想定しているのか、それとも最近のNYYが好むHigh-Zone SIボーラーへの転向を意味するのか?

懐疑派からしても上記修正は好印象で、次回登板のアプローチが楽しみ。

ただ、投球時の踏み込みが甘くなっている点は気に掛かります。

Carlos Rodonが今年もダメそうなので、こちらだけでも機能してもらわないと…

Brent Headrick

春季キャンプ開始直後にウェーバーでNYYの網に引っ掛かり、ここまでチーム1の快投を披露。

昨シーズンと比べメカニクスに明らかな変更が加えられており、Avg 92.1 mph・17.7 IVB・10.3 HBだったFFは93.8 mph・19.4 IVB・9.0 HBを計測。コマンドやWhiff%も◎。

SLはコマンドに苦労しているものの、FFが機能しているおかげかIn Zoneでも空振りを奪っています。

MiLBオプションが1つ残っているため、ブルペンのLHPスポットにおいてはTyler Matzekが優先されるかもしれませんけど、必要十分なバックアッププラン。

Anthony Volpe

2023~2024年シーズン前半にAvg 69 mphだったBat Speedが、2024年シーズン後半から70 mph台へ上昇していたVolpe

偶然にも2023年、2024年共にMax EVが108.7 mphだったのですが、Matt Strahm相手に110.0 mphのHRを放ち自己ベスト更新。

ただ、SS守備ではミスが目立ちます。

Will Warren

FF&SIのクオリティが悪く、MiLB屈指のSWを無下にしているピッチャーですが、2月の2登板(計5 IP)にてFFの改善が見受けられました。

また、2023→2024年にかけてSLをアーセナルから外し、ブレーキングボールはSWだけに絞っていたものの、2試合連続で投じているCBを投じていることから、同ピッチがアーセナルへ復活しそうな雰囲気を感じます。

この時期にメカニクスを崩していた昨年とは対照的に好調な今シーズンは、開幕からの活躍を期待したいところですけど、肩を故障したLuis Gilの後釜にはMarcus Stromanが座るでしょうし、MiLBオプションが2つ残っていることを考えると…。

Jasson Dominguez

たった4試合の出場で、3度ものフィールディングミスを披露。

OF守備を平均と見積もったとしても、成績EVはGrishamと変わらないわけですから、拙守が全く改善されないとなると、Grishamより彼を優先起用する大義名分が希薄に.

Scott Effross

昨シーズンは球威が故障前の水準まで戻らなかったEffrossはメカニクスがよりコンパクトに。

その影響か球速は昨シーズンから1~2mph、故障前から3~4mph低下。

さらに、2度目の登板1球目でグレード2の右足の肉離れを負い離脱。

このままフェードアウトですかね。

Yoendrys Gomez

昨シーズン落ち込んでいた球威が見事に復活。

Caleb Durbin

ROYを確信しました

フューチャーホールオブフェイマー

真のAltuve2世

Mike Ford

0-8

今年が最後か?