ヤンキース:プロスペクト・リポート:第1回(2025/4/21)


2025年シーズン開幕時点におけるニューヨーク・ヤンキースのプロスペクト(有望株)ランキングTop50

Tyler Soderstromのautoが\1Kで取り引きされる時代に手を出さなかった自分を呪いたい。



AAA

Jesus Rodriguez

昨シーズンから引き続きAAにてRafael Floresとの併用起用を受けていましたが、第3の捕手Alex JacksonのIL入りによって、23歳の誕生日を目前にAAAへ昇級。

これまでRafael Floresがマスクを被る日は3Bを守っていたものの、AAAではキャッチャーに専念。

Jorbit Vivas

SWBのラインナップで現在最もホットな存在。

Contact%が90%をオーバーしており、2.25 BB/K(10 BB、4 K)はAAAベスト。

AA

Brendan Beck

トミー・ジョン手術とそのフォローアップ手術を経て、20ヶ月振りに実戦復帰を果たした2021年のドラ2。

ここまで2登板で披露したコマンドは傘下No.1と言っても過言ではないクオリティでしたが、平均を下回る球威は故障前から成長を見せておらず、やはり現在の実力がシーリングか。

High-A

Ben Hess

開幕から2登板で9.2 IPを投げ、18 K・3 BB・0 Rの完璧なスタート。

ただSpring BreakoutのRP登板ではAvg 95 mphを計測していましたが、流石にそれからは球速が数チック下落。

Bryce Cunningham

2登板目の初回5失点を除けば、Ben Hessにも劣らない◎のパフォーマンス。

73 Str%・2.8 BB%を残すなどコントロールが安定していますが、3登板全てでマスクを被ったOmar Martinezのフレーミングに助けられた感は否めません。

George Lombard Jr.

13 K・12 BBを残すソリッドなアプローチ、ハイライトプレーを連発するフィールディング、7 SBのベースランニングと走攻守で躍動。

ただ、体格に見合うGame Powerは未だ発揮できておらず、ダウンスイングによってGBを量産。

優れたスラッシュラインを残していますが、ゴロが運良く敵IFの間をすり抜けていっているだけ。

とは言え、19歳としては十分過ぎるパフォーマンスですし、TDLでSP補強の駒に使うのだけは絶対に止めてほしい。

Low-A

Parks Harber

打球の約半数がEV 100 mph超。

xwOBAはFSL 3位。

これでもクオリティコンタクトのほとんどが逆方向なんだから驚きです。

プルヒッティングを習得できれば…

Clayton Beeter

右肩のインピンジメント症候群によってSTをスキップしていましたが、タンパでリハビリ出場をスタート。

ただ、リハビリとは言っても初回登板でAvg 97.0 mphを計測しており、直ぐにでもMLBで通用しそうな勢い。

リハビリが終われば、ピッチングマシン状態のYoendrys Gomezを切って、こちらに乗り換えるべきでしょうね。