ヤンキース:プロスペクト・リポート:第2回(2025/5/11)


 

2025年シーズン開幕時点におけるニューヨーク・ヤンキースのプロスペクト(有望株)ランキングTop50
2025年「ヤンキース:プロスペクト・リポート」の第1弾


巻頭言

Spencer Jones

Fanaticsで注文していたAutographed Batが届きました。

25%オフによって$190のお値段。

ただ、カラーがブラックとなるため通常のウッドカラーより$70も高価で(Jonesはブラックしかなかった)、Travis BazzanaJac Caglianoneなどトッププロスペクトの方が安価な値段設定であるため、全体的に割高感が否めません。

下写真の通り、Autoのクオリティも宜しくありませんね。

ファーストネーム、ラストネーム共に上下の凹凸が少ない名前であるため、小文字部分が潰れてしまっています。

彼はベースボールカードにサインする場合、一部のレターを省いた簡易版のAutoを用いるのですが、そちらの方が見栄えは良かったかも。

また、最後の”es”のフォームがオカシイような気もしますが、気付かなかったことにします。

最近はUPSのExpedited International Shipping(送料$40)しか配送方法の選択肢がないのですが、Standrd International Shipping(たしか$28ぐらいだったような記憶)は復活しないのでしょうか?

船便で時間かかっても構わないから、より安価なオプションが欲しい。

AAA

Everson Pereira

故障による約10日間の欠場を挟みながらも、90パーセンタイルに当たる好成績を記録。

特に今月に入ってからは5試合で4 HRを放っています。

ただ、Statcastナンバーは然程インプレッシブな数字ではなく、肝心のコンタクトスキルに向上は見受けられず。

BABIPの上振れが落ち着くに連れて、昨シーズンと同等の成績に収束するかと思います。

AA

Edgar Barclay

すでにAAAで200 IP近く投げているピッチャーですが、STでの大炎上経てAAへ降格。

AAでは2年ぶりのプレーとなりますが、2年前と比べ劣化したパフォーマンスを見せたままIL入り。

とにかく痩せろよと思う。

Danny Watson

昨シーズンと比べアームアクションが鉛直化。

それが球速&Whiffの向上に直結していますが、その代わりにコマンドが不安定となり強打を受けています。

High-A

Carlos Lagrange

Spring Breakoutでの好投は単なる上振れではなく本物だったようで、ピッチクオリティそのままにコントロール&コマンドが安定。

Str%は昨シーズン(Aクラス)の56%から68%へ大幅アップ。

このまま良好なパフォーマンスが続けば、ミッドシーズンのアップデートにおいて、Top 100にランクインすることでしょう。

ちなみに、彼と比較されるDellin Betancesも、同様に22歳シーズンにおいて大幅なコントロール向上を見せ、トッププロスペクト入りを果たしています。

Brenny Escanio

昨シーズンは76 G・231 PAでゼロホーマー。

しかし、今シーズンは角度ある打球が増え、STでのRichard Lovelady相手の1発を皮切りに、開幕後も両打席でHRを放っています。

また、Plate Disciplineも好調。

ただし、守備走塁ではミスが目立ちます。

Low-A

Gage Ziehl

2024年ドラフト4巡目指名の即戦力型右腕。

RHB対戦時は、高めのFF&外角へのSLの2ピッチで攻めるシンプルなアプローチ。

LHP対戦時は、打者有利またはイーブンのカウントでCTが投球割合の9割を占め、反対に投手有利のカウントではCHが6~7割を占める、非常に極端なアプローチを行っています。

その結果、約55%のGB%と約25%のHH%を記録するなど、打たせて取るピッチングを実践しているものの、その代わりに空振りや三振がほとんど奪えず、特にZ-Whiff%はリーグワースト。