ヤンキースの2018年インターナショナルFA契約選手

アントニオ・ゴメス

契約金60万ドル/キャッチャー/2001年11月生/右投右打/188㎝・93㎏/ベネズエラ
MLB.com:12位
Fangraphs:15位
Baseball America:15位

一番の売りは間違いなく強肩。二塁送球タイムではワークアウトで1.70秒、試合では1.83秒という年齢離れしたタイムを叩き出しており、スピードガンでも80マイル台中盤を計測。Fangraphsは最高評価の80を付けています。

バッティングの評価も良いですが鈍足で守備位置はキャッチャーとファースト以外選択肢がないとのこと。

ちなみに、現在Fangraphsが肩に80評価を付けているプロスペクトは他にフランシスコ・メヒア(SD:キャッチャー)、ウィル・ベンソン(CLE:ライト)、ブレイズ・アレクサンダー(ARI:SS)、オニール・クルーズ(PIT:3B)の4人のみです。


デニー・ラロンド

契約金55万ドル/投手/2002年5月生/右投右打/188㎝・82㎏/キューバ
MLB.com:30位
Fangraphs:34位
Baseball America:43位

ここまで紹介した4人と比べると評価は劣りますが、最速94マイル・平均89~91マイルの速球とカーブ、チェンジアップを投げるようです。契約前は投手だけでなくショートとしても評価されていたようで、身体能力が優れているとのこと。



この5人の他にもルイス・セベリーノの弟であるラファエル・セベリーノ(19歳)と契約。

さらに、去年のインターナショナルFAで注目されながらどのチームとも契約していなかったマウロ・ボナファシオ(OF)と契約金80万ドルで契約。Baseball Americaで48位にランクインしているオーガスティン・ラミレス(16歳:キャッチャー)やマイコル・エスコット(16歳:ショート:契約金35万ドル)、カルロス・ベルデシア(ショート:契約金32万5000ドル)、ホアン・カレーラ(右投先発:契約金35万ドル)などもそこそこの契約金を貰っているようです。

ちなみに、日本でも話題になった結城海斗の契約金は32万5000ドルでした。