Top 10 high school 2019 Draft prospects
今日、MLB.comのプロスペクト&ドラフト専門記者ジョナサン・メイヨが「2019年MLBドラフト高校生プロスペクトTop10」なる記事を書いていたので取り上げたいと思います。
何チームかのスカウト部長やクロスチェッカーの情報を参考にしているとのこと。
1位:ボビー・ウィット.Jr
ショート/185cm・84㎏/右投右打/テキサス州
打球速度は2018年クラスと比べてもトップレベル、SS守備と走塁も一流。高校生野手ではブライス・ハーパー以来の逸材かも。ちなみに父親は四球王で有名だったボビー・ウィット。 https://t.co/32Tq0G7o9z
— Teddy Ballgame (@ironhorse0619) 2017年8月19日
数年前から2019年クラス・トップクラスの有望株として注目を浴び続けている選手。ただ、ここへ来てバットコントロールに疑問符が投げかけられていて、「ブライス・ハーパー以来の逸材かも」は言い過ぎたね。
2位:ブレナン・マローン
投手/196cm・95㎏/右投右打/ノースカロライナ州
恵まれた体格と身体能力、最速97マイルのフォーシーム、平均以上の変化球、安定した投球フォームと制球力など先発投手として必要な能力を満遍なく兼ね備えたプロスペクト。
ただ、高校生No.1投手がだれかはメディアによって意見が分かれていますし、昨年のこの時期に高校生No.1投手と言われていたクマー・ロッカーは翌年に少し評価を落としました。
3位:ダニエル・エスピーノ
投手/191cm・91㎏/右投右打/ジョージア州
元々はパナマ出身ですが数年前にアメリカへ移住。この夏に100マイルを計測し大きな話題となっている高校生最速投手です。投球フォームとコマンドには不安を抱えるものの、80マイル台前半のスライダー、80マイル台中盤のチェンジアップ、70マイル台中盤のカーブと3種類の変化球を習得していることは大きな強み。また、遅生まれであることもプラス要素。
(インタビューを見る限りあんまり英語を喋れないみたい)
4位:ライリー・グリーン
センター/188cm・86㎏/左投左打/フロリダ州
多くのメディアから高校生外野手No.1の評価を受けており、全体1位指名と予想しているメディアすらあります。走力、守備、肩はウィットよりも劣っていますが、バットコントロールと選球眼はウィットよりも高い評価を受けており、高校生No.1バッターとの声も。ただ、体格の成長次第ではプロ入り後もセンターに残れるかは微妙で、アレックス・キリロフやトレバー・ラーナックと比較されています。
5位:リース・ハインズ
ショート/191cm・95㎏/右投右打/フロリダ州
上位指名候補の中でパワーのポテンシャルを最も高く評価されているホームランバッター。今シーズンは27試合で13本塁を記録しています。
また、肩も非常に強く内野からの送球では高校生No.1の98マイルを計測。現在はショートを守っていますが、強肩と平均レベルのスピードを考慮すれば将来的にはサードに移ることになるでしょう。