J.A・ハップがヤンキースと契約合意!

ヤンキースの補強関連ニュース:ウインターミーティング開始!(2018/12/11)

ヤンキースの2018~19年オフ補強&放出予想



ヤンキースはFAとなっていたJ.A・ハップと再契約で合意。残念ながら「2年3400万ドル契約+イニング数か先発数により更新されるオプションが1年1700万ドル」という好条件のようです。そもそもヤンキースはパトリック・コービンに年1700万ドル~2000万ドルの4~5年契約というケチなオファーをしていたのですが、なぜ36歳を超えているハップには贅沢なオファーをするのかホントに謎。最近は「ヤンキースはハップに3年契約をオファーする気がない。フィリーズが最有力。」と報道されていたから安心してたのに...。

他の記事でも書きましたが、コービンなどの180イニング以上を期待できるような選手と共にハップを獲るなら良かったわけで、パクストンという規定投球回を投げれる確率が限りなく低い選手と共に36歳のベテランをローテーションに入れるとか😡😡😡。しかもイニングを稼げないサバシアとも再契約しており、先発投手のバックアップは年がら年中怪我をしてるロアイシガ。

また、2年契約だとサバシア(残り1年)、田中(残り2年)、パクストン(残り2年)、セベリーノ(残り4年)らのほか先発投手のうち田中、パクストンとFAになるタイミングが被るかもしれません。一気に3人もFAとなると今オフ以上にに先発補強がメンドクサイことになります。また、オプションの条件が一定のイニング数or先発数になると、どれだけ投球内容が悪くてもイニング数or先発数によってオプションが更新されるわけですから高リスク。(例えば160ニング以上に設定して防御率5点台でも160イニング投げて更新とか)チームオプションに抑えてほしかったところです。

個人的には先発投手トレード市場が非常に充実していたので、エステバン・フロリアルやクリント・フレイジャー、ジョナサン・ロアイシガ辺りを軸したトレード補強をしてほしかったですけどね。また、ソニー・グレイの放出前に5人目の先発投手獲得は決めてほしかった。このままじゃグレイの放出が必須事項になったわけで交渉で足元を見られますよ。


ハップの年1700万ドルによってヤンキースの年俸制限対象総年俸は約1億9500万ドルとなり、2019年シーズンの年俸制限額2億600万ドルまで約1100万ドルの空きがあることになります。もし来季推定年俸900万ドルのグレイの放出に成功すれば約2000万ドルまで空きが増えます。

そして残りの補強事項は二人のリリーフ投手とグレゴリウスのカバーだけ。

リリーフ投手ではアダム・オッタビーノの代理人と接触しているようですが、デビッド・ロバートソンとの再契約は厳しそう。他の具体的な名前は聞きません。

グレゴリウスのカバーは上の記事でも書いたようにスクーター・ジェネット、ジョシュ・ハリソン、マーウィン・ゴンザレスなどが噂に。