ヤンキースの補強関連ニュース(2018/12/24)

ヤンキースの2018~19年オフ補強&放出予想

ヤンキースの補強関連ニュース:ウインターミーティング開始!(2018/12/11)

アメリカではクリスマス~年始をホリデーシーズンと呼び多くの人が長期休暇を取ります。よって、MLBの移籍戦線も大きく停滞するので今年最後のヤンキース補強関連ニュースを書き留めておこうと思います。

マニー・マチャド

先週、シカゴ→ニューヨーク→フィラデルフィアの順で大都市を訪れホワイトソックス→ヤンキース→フィリーズの3チームと直接交渉を行いました。

  1. ホワイトソックスはマチャドとのミーティング前にヨンダー・アロンゾ(妹がマチャドと結婚)をトレードで獲得しましたがマチャドとの交渉のためかは不明。その交渉自体は数時間をかけてガッツリ行われたようですが、地元紙を含む各メディアによる具体的な内容の報道は無くヤンキースやフィリーズに勝る可能性は低いんじゃないでしょうか。
  2. ヤンキースとの交渉はたった90分間でしたが交渉後にディナーとしてマチャド本人、マチャドの妻、代理人をマンハッタンのレストランに連れて行ったようでキャッシュマンなどだけではなくブーン監督も参席したようです。(このディナーは3時間行われたとのこと。)各メディアにおいてヤンキースの提示額はフィリーズやホワイトソックスを下回っていると噂されていますが、交渉では結構好感触だったようでマチャド本人は身近な人達に「もし条件に大きな差が無ければヤンキースと契約する」と契約すると話しているとの報道も。マチャドがヤンキースのためにどれほどのディスカウントを受け入れる覚悟があるのかは分かりませんが、ヤンキースがホワイトソックスよりも上手に回っているのは確かだと思います。また、ヤンキースは面談前にカルロス・ベルトラン(かねてからヤンキースのフロントオフィス入りを希望しており、マチャドと代理人が同じだった)をGM特別補佐として雇っており、マチャドとの交渉に何らかの影響を与えるかもしれません。
  3. フィリーズとは4時間もかけて交渉を行いました。この3チームの中では一番資金的な余裕のあるチームですが、やはり各メディアから一番好条件のオファーを提示したと予想されています。ただ、フィリーズにはまだブライス・ハーパーというバックアッププランも残ってますよね。

アメリカメディアの報道ではジャンカルロ・スタントンのMLB記録を超えるようなオファーを提示したチームは無いようですが、今回のオファーにさらに上乗せするチームがあるかもしれませんよね。そもそもこの3チームだけがマチャドを狙っているのかに関しても情報が錯綜しており、この3チームだけで決まりという報道もあればMLB.comは4チーム目が表れると報道。

とりあえずアメリカメディアにはヤンキースが最有力とされていますが、マチャド側は3チームに契約先は来年になってから決めると通達しているので今年中に決まる可能性はゼロ。

個人的にはフィリーズが最有力だと思いますけどね。

デビッド・ロバートソン

ヤンキースはPSに出場した場合、選手たちで会議を開いてPS分配金をどのようにチーム内で(選手やコーチ、その他スタッフなどに)分けるか決定します。(ヤンキースだけではなく他のチームも基本的には選手会議で決める。)例年、選手だけではなくチームスタッフにも分配金を分けますが、ロバートソンが議長を務めた今年の選手会議ではほとんどのスタッフにPS分配金を分け与えないとに決定。これにより今ヤンキース内では選手とスタッフの間に溝が出来てしまっているのではないか(特にロバートソン)と報道されています。

ヤンキースと再契約すると私は予想していたのですがこういう経緯もあり可能性は低そう。これまではドジャースなどが噂になってきましたがここにきてレッドソックスも有力視されています。

ヤンキースがもしFAでリリーフ投手を補強するならもうアダム・オッタビーノの方が可能性は高いでしょうね。

ミゲル・アンドゥハー

今オフは何度もアンドゥハー放出に関する報道を目にしますが、三塁手獲得を狙っているパドレスのターゲットになっていると報道されています。

もしアンドゥハーをパドレスへトレードするなら、対価はカービー・イェーツやクレイグ・スタメンなどのリリーフ投手やウィル・マイヤーズなどが考えられますがアンドゥハーと釣り合う選手達とは言えませんよね。プロスペクトは充実していますが...。