2018年世界興行収入ランキングTop10

2018年興行収入ランキングTop10予想

2017年北米映画興行収入ランキングTop10

2017年よりもサプライズの多かった1年。とりわけ「ボヘミアン・ラプソディ」の大ヒットは全く予想がつきませんでした。

ちなみに、私の1年前の予想は以下の通り。

1位:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
2位:ジュラシック・ワールド/炎の王国
3位:インクレディブル・ファミリー
4位:デッドプール2
5位:ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
6位:ブラック・パンサー
7位:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
8位:ミッション・インポッシブル/フォールアウト
9位:レディ・プレイヤー1 
10位:メリー・ポピンズ・リターンズ


1位:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(ディズニー)

北米興行収入:6億7900万ドル(2位)
全世界興行収入:20億4900万ドル
北米興行収入予想:7億ドル
全世界興行収入予想:18億5000万ドル

さすがに予想通りの年間最大ヒット作品に。北米、ヨーロッパ、南米、アジア、オセアニア、アフリカと全ての地域で文句なしの興行成績を残しており、まさしくワールドワイドな人気。ちなみに、MCUの興行成績が毎回イマイチな日本ではたった37億しか稼げていません。これは中国の約10分の1、韓国の約3分の1の数字です。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」までのつなぎ&アンハッピーな作品内容にも関わらずここまでの興行成績を残したことを考えると、来年の「アベンジャーズ/エンドゲーム」はこれ以上の数字を期待できるかもしれません。

ちなみに、ディズニー作品が全世界興行収入トップとなるのはこれで4年連続。2010年代の9年間では7回目です。

2位:ブラック・パンサー(ディズニー)

北米興行収入:7億ドル(1位)
全世界興行収入:13億4700万ドル
北米興行収入予想:2億7000億ドル
全世界興行収入予想:7億2000万ドル

北米興行収入はまさかの「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」越え。白人以外が主演を務め作品では歴史上最大のヒット作となりました。北米興行収入と比べて全世界興行収入が伸び悩んだのは気になるところで、残念ながら日本ではたった15億円しか稼げませんでしたね。

2月は興行成績上では不利な月だと思われていましたがこの作品の大ヒットでその常識も変わるかもしれません。(「デッドプール」の1作目も2月公開。)

「ブラック・パンサー」興行収入:1週目


3位:ジュラシック・ワールド/炎の王国(ユニバーサル)

北米興行収入:4億1700万ドル(4位)
全世界興行収入:13億500万ドル
北米興行収入予想:4億6000億ドル
全世界興行収入予想:12億4000万ドル

これは大体予想通りの興行成績となりました。前作の「ジュラシック・ワールド」より大体3割減ぐらいの興行収入ですが十分に成功と言える数字でしょう。

作品内容は前作も今作もイマイチだったくせにここまでの興行成績を残すんですから流石「ジュラシックパーク」ブランド。

「ジュラシック・ワールド2/炎の王国」興行収入&評価


4位:インクレディブル・ファミリー(ディズニー)

北米興行収入:6億900万ドル(3位)
全世界興行収入:12億4200万ドル
北米興行収入予想:3億9000億ドル
全世界興行収入予想:9億5000万ドル

北米で予想以上の興行成績を記録。アニメ作品としては初めて6億ドルを突破し全世界興行収入は「アナと雪の女王」に迫りました。インフレを考慮してもピクサーでは「ファインディング・ニモ」に次いで歴代2位の数字であり(「トイ・ストーリー3とほぼ互角」)、3作目の制作も間違いないのでは?

1作目ほどの出来ではなかったけどね。

「インクレディブル・ファミリー」興行収入


5位:アクアマン(ワーナー)

推定北米興行収入:3億3000万ドル(5位)
推定全世界興行収入:11億2000万ドル

去年まで3年連続でクリスマス時期は「スター・ウォーズ」の独壇場でしたが、今年は「ハン・ソロ」が6月公開だったため4年ぶりに「スター・ウォーズ」作品が無し。それでも私はこの作品は正直コケると思ってたんですけど中国を中心に大ヒット。北米興行収入は「ワンダーウーマン」を超えれないでしょうが、全世界興行収入はDCEUの最高記録更新は間違いなしで最終的な世界興行収入は9億ドルを突破しそうです。


6位:ヴェノム(ソニー)

推定最終北米興行収入:2億1300万ドル(11位)
推定最終全世界興行収入:8億5500万ドル

「アクアマン」と同じでこの作品もコケると思っていました。この程度の出来でよくここまで稼げたなという印象。


7位:ミッション:インポッシブル/フォールアウト(パラマウント)

北米興行収入:2億2200万ドル(8位)
全世界興行収入:7億9100万ドル
北米興行収入予想:1億9000億ドル
全世界興行収入予想:6億6000万ドル

シリーズ6作目ながらも「近年最高のアクション映画の一つ」というほどの高い評価を受けアジアを中心にヒット。(インフレを考慮すると)1作目&2作目ほどの興行成績ではありませんが、シリーズ開始から22年たってもこれだけの数字を残せるのはさすがの一言。

最近は明らかに落ち目だったトム・クルーズの評価も体当たりスタントにより上昇。次の7作目ではとうとう宇宙に飛び出すようなのでこれ以上の興行成績を期待できるのかも。


8位:デッドプール2(FOX)

北米興行収入:3億1900万ドル(6位)
全世界興行収入:7億3500万ドル
北米興行収入予想:3億7000億ドル
全世界興行収入予想:8億2000万ドル

同時期に公開した「ハン・ソロ」が大コケするという幸運に恵まれたにも関わらず前作の興行成績を下回りました。

それでも近年のX-MENシリーズの「フューチャー&パスト」や「アポカリプス」の興行成績を大きく上回っており、スピンオフ作品ながら20世紀FOXのエース作品シリーズとなっています。


9位:ボヘミアン・ラプソディ(FOX)

推定最終北米興行収入:1億9000万ドル(14位)
推定最終全世界興行収入:7億1000万ドル

興行成績においては今年最大のサプライズ作品。監督降板など製作過程がグダグダで評論家からの評価はイマイチでしたが、一般客の評判は良くロングヒットとなりました。

伝記作品としては1970年の「パットン大戦車軍団」以来最大、ミュージシャンの伝記作品としては歴代最大のヒット作品でしょう。

私は観てないんでこれ以上書けることはありません。


10位:アントマン&ワスプ(ディズニー)

推定最終北米興行収入:2億1700万ドル(9位)
推定最終全世界興行収入:6億2300万ドル

「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」に抜かれる可能性も僅かにありますがとりあえず今のところは10位をキープ。

「ブラック・パンサー」と「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の勢いに押されたのか1作目を上回る興行成績となりましたが、MCU全体で見ると最低クラス。最低クラスでもTop10に入ってくるあたりはさすがMCUといったところ。




番外編:興行失敗大作

ここからは興行的に失敗し(コケ)た作品について。


ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(ディズニー)

製作費:2億5000万ドル

北米興行収入:2億1400万ドル(10位)
全世界興行収入:3億9300万ドル
北米興行収入予想:3億8000億ドル
全世界興行収入予想:7億6000万ドル

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ハリウッド史に残る大コケ!:「ハン・ソロ」興行収入


パシフィック・リム:アップライジング(ユニバーサル)

製作費:1億5000万ドル

北米興行収入:6000万ドル
全世界興行収入:2億9100万ドル

そもそも1作目ですら赤字ギリギリの興行成績だったのになぜ2作目を作ったのか?


A Wrinkle in Time/五次元世界のぼうけん(ディズニー)

製作費:1億500万ドル

北米興行収入:1億ドル
全世界興行収入:1億3300万ドル

ディズニー黒歴史の新たな1ページとなった作品。あまりもの駄作っぷりに日本では未公開となりました。日本と同じくディズニーランドがあるフランスではたった190万ドル、中国では未公開。

ディズニーがMCUやピクサーの陰でこういう大やらかしをやらかしていることを忘れてはいけません。


移動都市/モータル・エンジン(ユニバーサル)

製作費:1億ドル以上

偉大なるピーター・ジャクソン製作の大作。今月の半ばに公開されましたがここまでの全世界興行収入はたったの5600万ドル。このペースなら1億ドル以上の赤字になると予想されています。

日本ではまだ未公開ですが海外での作品評価は目も当てられない内容。


くるみ割り人形と秘密の王国(ディズニー)

製作費:1億2000万ドル

北米興行収入:5500万ドル
全世界興行収入:1億7000万ドル

またもやディズニー作品。「A Wrinkle in Time/五次元世界のぼうけん」と比べると北米興行収入は大きく負けていますが全世界興行収入は上回りました。

MCUで圧倒的なマーケティング力を見せているディズニーがなんでこんな作品を製作&配給しようと思ったのかほとんど意味不明。「アリス・イン・ワンダーランド」の(偶然の)大成功に引きずられすぎじゃないでしょうか。


ロビン・フッド(ライオンズゲート)

製作費:9000万ドル

北米興行収入:3000万ドル
全世界興行収入:73000万ドル

今年最大の大コケ作品。Rotten TomatoesのTomatoMaterはたったの16%といろんな意味で今年度のワースト作品でした。