サード:2019年MLBポジション別選手ランキング

・イントロダクション

(1)怪我をしないのも実力のうち(アクシデントによる怪我は別)
(2)セイバーメトリクスを重視
(3)最近のシーズンほど重みをつけて評価
(4)無意識にヤンキースの選手を優遇しているはず
(5)ポテンシャルとか伸びしろは評価せず
(6)不調に陥らないのも実力のうち
(7)運も実力のうち・・・ではない
(8)ポジションは守備イニング数が一番多かったモノ
 

サード:2018年MLBポジション別選手ランキング


キャッチャー:2019年MLBポジション別選手ランキング

ファースト&DH:2019年MLBポジション別選手ランキング

セカンド:2019年MLBポジション別選手ランキング


サード(三塁手)

10位:エドゥアルド・エスコバー

ダイヤモンドバックス:30歳:2018年=ランク外

rWAR fWAR WARP
3.2 3.5 2.9

昔は特に特徴のないイマイチな選手でしたが2017年ごろからスイング角度の改造に取り組み打撃成績が上昇。シーズン前半戦に14本塁打を記録し、7月には約6年間プレーしたツインズからダイヤモンドバックスへトレードにより移籍。シーズンオフには3年2100万ドルの契約延長を結んでいます。


9位:トラビス・ショウ

ブルワーズ:28歳:2018年=ランク外

rWAR fWAR WARP
4.1 3.6 3.5

相変わらず左投手相手では打てないものの2シーズン連続となる30本塁打以上を記録。体格に見合わずセカンドを守ることができますが、ブルワーズはマイク・ムースタカスと再契約したので、今シーズンのショウの起用法はセカンドが中心になるでしょう。

また、wRC+など各打撃指標は2017年と2018年で大きな差はありませんでしたが、2018年はBABIPが低く三振率の低下や四球率の大幅増加も見受けられたので、今シーズンは打撃成績向上が期待できるかもしれません。


8位:エウヘニオ・スアレス

レッズ:27歳:2018年=ランク外

rWAR fWAR WARP
4.2 3.9 3.8

4月の初めに親指を骨折し約3週間離脱するなど幸先の良いスタートは切れませんでしたが、シーズン開始前にコーチと打撃フォームを改造(スイング開始時の右腕の位置を下げるなど)したことが功を奏し、結果的には打撃成績が向上してオールスターにも初選出されました。

2017年オフには7年6600万ドルの契約延長を結んでおり、ボットと共に今後5年間のレッズを左右する存在なだけに更なる成績向上も期待したいところ。


7位:クリス・ブライアント

カブス:27歳:2018年=1位(全体7位)

rWAR fWAR WARP
1.9 2.3 1.9

アマチュア時代も含め(恐らくリトルリーグ時代から)毎年好成績を残し続けてきた怪物ですが、2018年シーズンは左肩の故障に悩まされ2度のDL入り。その左肩の故障の影響のために打撃成績や守備成績も低調な数字に終わっています。

シーズンオフにはファン集会において「St. Louis Is Boring(セントルイスは退屈だ)」と発言し、ヤディアー・モリーナを中心にカージナルスの選手達から非難されるというひと悶着もありました。


6位:ジャスティン・ターナー

ドジャース:34歳:2018年=4位(全体23位)

rWAR fWAR WARP
4.5 4.2 5.1

春季キャンプの試合で左手首に死球を受け骨折。MLB復帰は5月中旬となりましたがその後も調子が上がらず、7月には股関節の故障により2度目のDL入り。しかし、そのDLから復帰すると53試合でOPS1.067を記録し2年連続となるwRC+150以上に到達。

故障に強ければ1位でもおかしくない選手ですが...