レフト:2019年MLBポジション別選手ランキング


5位:デビッド・ペラルタ

ダイヤモンドバックス:31歳:2018年=ランク外

rWAR fWAR WARP
3.9 3.8 2.1

2016~2017年はライトを中心に起用されましたが昨シーズンは9割以上がレフトでの起用。(弱肩なので元々レフトが適していたはず。)

一月ごとに好不調を繰り返し結果的に30本塁打、出塁率.350、長打率.500以上を達成。シルバースラッガー賞も受賞しています。

また、ゴールドシュミットの放出により今春季キャンプからは野手陣のリーダー的存在に。


4位:マーセル・オズーナ

カージナルス:31歳:2018年=2位(全体41位)

rWAR fWAR WARP
2.9 2.7 2.4

昨オフにおけるマーリンズのファイヤーセールによりカージナルスに移籍しましたが。期待とは裏腹にOPS.693と前半戦にスランプに陥りましたが、後半戦はOPS.857と持ち返しました。

ただし、昨シーズンのスランプは右肩を痛めていたためでこのオフには手術を受けており、シーズンwOBAは.327でしたがxwOBAは.354とそこそこ優秀。今シーズンの復活の可能性は十分あるでしょう。


3位:アンドリュー・ベニンテンディ

レッドソックス:24歳:2018年=ランク外

rWAR fWAR WARP
3.9 4.3 3.7

苦手な球種・コースが無く完成度の高いスムーズなスウィングも持ち合わせた天性のバッター。

新人王投票2位となった2017年から多く成績を向上させPSでも活躍。それでも2年前はMLB全体No.1のプロスペクトと目されていた選手ですからポテンシャルはこんなもんじゃないはず。


2位:ジャスティン・アップトン

エンゼルス:31歳:2018年=1位(全体40位)

rWAR fWAR WARP
3.8 3.1 4.4

2017年オフに結んだ5年1億600万ドルの大型契約の1年目であり、キャリアベストクラスの成績だった2017年よりは下落したもののレフトの中ではトップクラスの成績。打者不利のエンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムを苦にせずホームOPSは.919。ただ、8月には自宅のワイングラスで指を切り4針縫ってDL入りという珍しいアクシデントも。

今春季キャンプは右膝の膝蓋骨腱炎より出遅れ中。


1位:クリスチャン・イエリッチ

ブルワーズ:27歳:2018年=4位(センター・全体38位)

rWAR fWAR WARP
7.6 7.6 4.8

マイナー時代から将来の首位打者候補と期待されてきましたが、その首位打者を獲得するだけでなくMVPも受賞。前半戦はwRC+122(OPS+127)と例年通りの成績でしたが後半戦に驚異のwRC+220(OPS+228)を記録し他MVP賞候補たちをごぼう抜き。後半戦におけるOPS+228は第二次世界大戦後のMLBで12番目の数字です。

昨シーズンはレフトでの出場機会が一番多かったものの今シーズンはライト中心での起用が有力的。




今シーズンはレフトでの出場増が予想されるジャンカルロ・スタントンやアンドリュー・マカッチェン、チャーリー・ブラックモン、トミー・ファムもいますが、再注目はロナルド・アクーニャとホアン・ソト。他にもジョーイ・ギャロ、カイル・シュワーバー、ウィル・マイヤーズ辺りの中堅選手や、ジェシー・ウィンカー、カーター・スチュワート、カイル・タッカーなどの若手選手にも期待。