・イントロダクション
ファースト&DH:2019年MLBポジション別選手ランキング
ライト(右翼手)
10位:ニック・マーケイキス
ブレーブス:35歳:2018年=ランク外
rWAR | fWAR | WARP |
2.6 | 2.6 | 3.5 |
キャリアワーストクラスの成績に終わった2017年から見事に復活。キャリア初となる全試合出場&シルバースラッガー賞受賞を達成し、守備成績こそ例年通り平均レベルだったもののキャリア3度目となるゴールドグラブ賞受賞も果たしています。意外なことにオールスター選出も昨シーズンが初めて。
今オフにはブレーブスと1年400万ドル(+球団オプション1年600万ドル)の格安で再契約。ただ、ブレーブスにはレギュラーのインシアーテ、アクーニャの他に昨シーズン途中に獲得した好守の大砲アダム・デュバルがおり、お互いの調子次第ではマーケイキスの出場機会減が十分にあり得ます。
9位:マックス・ケプラー
ツインズ:26歳:2018年=ランク外
rWAR | fWAR | WARP |
2.8 | 2.6 | 2.9 |
持ち前のパワーはシーズン30本塁打級ですがバッティング技術が向上せず20本前後止まり。ただ、低めへの球を苦手としているものの年々低めの選球眼は向上。守備力は非常に優秀なだけに、そろそろバッティングでブレイクを果たしてほしいところ。
オフシーズンには5年3500万ドルの好条件で契約延長を果たしておりヨーロッパ出身の野球選手としては史上最もリッチな選手に。
8位:ヤシエル・プイグ
レッズ:28歳:2018年=10位
rWAR | fWAR | WARP |
2.7 | 1.8 | 1.9 |
派手なプレースタイル、性格のわりに打撃成績、守備成績はどちらも中途半端な何とも言えない数字。珍しく故障の少なかった2017年から一転、臀部や脇腹の故障によりDLに2度入るなどやっぱり故障に苦しみました。
今オフにはFAまで残り1年を残しドジャースからレッズへトレード移籍。契約延長などの交渉は行われていないようです。
7位:アンドリュー・マカッチェン
フィリーズ:32歳:2018年=8位(センター・全体73位)
rWAR | fWAR | WARP |
2.7 | 2.6 | 1.8 |
センターからライトへコンバートされたことにより守備成績が平均レベルに。バンティングも全盛期とは比べ物にならないものの依然高い水準をキープしており、今シーズンにも21世紀の外野手6人目となるfWAR50越えを達成予定。
今オフにはフィリーズと3年5000万ドルで契約。フィリーズは加えてブライス・ハーパーも獲得したことからマカッチェンはレフトで起用されると予想されます。
6位:ブランドン・ニモ
メッツ:26歳:2018年=ランク外
rWAR | fWAR | WARP |
4.4 | 4.5 | 3.6 |
低打率ながら選球眼が良く(+死球がも多く)wRC+149はクリスチャン・イエリッチに次ぐNL2位の好成績。ただ、xwOBAやDRC+を見ると運に恵まれた感が否めません。守備では守備範囲こそ平均以上のものの弱肩のため成績はイマイチ。
1週間ほど前には調理不足の鶏肉を食したために食中毒となっています。
コメント
ベッツってそんなに殿堂レベルですか?
昨年のBABIPはクソ高いし
普段はOPS.860ぐらいが妥当の選手だと思うのですが。。
マイナー時代はBAIBIPが高かったですし、17年9月の打撃フォーム変更から打撃成績+xwOBAを含むStatcast指標+選球眼指標も向上し17年8月時点とは明らかに別人のような打者に変身しています。よって自分は18年が出来過ぎとしてもベッツがOPS.900以上&殿堂入りクラスの選手に成長したと考えています。