2020年アカデミー賞:有力&注目作品 その2

アダム・ドライバー&アダム・ドライバー&アダム・ドライバー

2020年アカデミー賞:有力&注目作品 その1



Marriage Story
マリッジ・ストーリー

公開日:8月29日(ヴェネチア国際映画祭)、一般配信は未定(秋予定)
配給:Netflix
監督:ノア・バームバック
出演:アダム・ドライバー、スカーレット・ジョハンソン、ローラ・ダーン

あらすじ:(公式より)
離婚プロセスに戸惑い、子の親としてのこれからに苦悩する夫婦の姿を、アカデミー賞候補監督ノア・バームバックが、リアルで辛辣ながら思いやりあふれる視点で描く。

Netflixの本命は未だに劇場公開が決まらない「アイリッシュマン」ではなく、ヴェネチア国際映画祭やトロント国際映画祭など各映画祭に公開予定の本作である可能性が大。

ノア・バームバックのタッチがアカデミー賞投票者に好まれるとは思えませんが、予告編を見る限りとあえずダブル主演のアダム・ドライバーとスカーレット・ジョハンソンの演技賞ノミネートは間違いなさそう。



The Report
レポート(邦題未定)

公開日:9月8日(トロント国際映画祭)、11月15日(一般公開)
配給:アマゾン・スタジオ
監督:スコット・Z・バーンズ
出演:アダム・ドライバー、アネット・ベニング、ジョン・ハム

あらすじ:(公式より)
CIAによる拷問の実態を調査し告発した実在の上院議員を描く政治スリラー。

すでに1月のサンダンス映画祭で上映されMetacriticで79点、Rotten Tomatoで94%のスコアを獲得。結果的にアマゾンが1400万ドルで配給権を獲得しています。

とりわけ主演のアダム・ドライバーの演技が高く評価されていますが、助演のアネット・ベニングの評価も👍で5度目のノミネートが期待できそう。ただ、演技賞以外では・・・。



Star Wars: The Rise of Skywalker
スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

公開日:12月20日
配給:ディズニー
監督:JJ・エイブラムス
出演:デイジー・リドリー、アダム・ドライバー、イアン・マクダーミド、マーク・ハミル

未だに公開されていない大作映画の中で唯一アカデミー賞ノミネート級の高評価を期待できる作品。ディズニーは他に推せそうな映画が「トイ・ストーリー4」しかないですからね。

とりわけ今作で引退のジョン・ウィリアムズには自信6度目の受賞を期待したいところですが・・・。



Little Woman
若草物語(邦題未定)

公開日:12月25日(一般公開)
配給:ソニー・ピクチャーズ
監督:グレタ・ガーウィグ
出演:サーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメ、メリル・ストリープ、ローラ・ダーン、フローレンス・ピュー

あらすじ:(公式より)
若草物語の脚色作品

「レディ・バード」で一躍ハリウッドの寵児となったグレタ・ガーウィグ監督&脚本の「若草物語」リメイク作品。ソニーは他にも注目作の「A Beautiful Day in the Neighborhood 」を抱えていますが公開日は本作が後。

若手から大ベテランまで超豪華なアンサンブルキャストが揃っており、音楽はアレクサンドル・デスプラが担当。

唯一の残念な点は撮影開始直前にエマ・ストーンが降板しエマ・ワトソンが代役になったことだと思っていたのですが、予告編でのエマ・ワトソンは👍でした。



A Beautiful Day in the Neighborhood
ビューティフル・デイ・イン・ネイバーフッド(邦題未定)

公開日:9月8日(トロント国際映画祭)、11月22日(一般公開)
配給:ソニー・ピクチャーズ
監督:マリエル・ヘラー
出演:トム・ハンクス、マシュー・リース

あらすじ:
実話を元にアメリカ史上最高の児童向けタレントであるフレッド・ロジャースとジャーナリストのトム・ジュノーの友情を描く。

「Little Woman」と並ぶソニーの有力作品。

「ある女優作家の罪と罰」で話題となったマリエル・ヘラーが監督を務めており、フレッド・ロジャースをアメリカの良心トム・ハンクスが演じるという完ぺきな配役。

予告編の最後のシーンは「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」の例のあのシーンを彷彿とさせてヤな予感がしたけどね。