折角のブレイクチャンスにフォードが糞みたいなバッティングを披露していてヤンキースが勝っても楽しくありません。
さらにマイナー時代からフォードと共に押していたコディ・キャロルが2度の登板でたった1アウトしか奪えず6失点。防御率162.00という天文学的数字を残したままMLBからグッバイしそう。
もうシーズン中止にしときゃ良かったんだよ。
Jud Fabian is a model darling (Youth, EV’s, Batted Ball Profile) and there’s not much to nitpick. Ideal LA’s on balls in play, get’s fantastic hip/torso seperation & even took Slade Cecconi deep (3rd HR Below). Profiles in CF where he’s a 5 defender with plus hit/power. pic.twitter.com/yx0RNJRxn2
— 📊 (@mason_mcrae) June 29, 2020
ジャド・ファビアン
Jud Fabian
19歳:185㎝・86㎏:左投右打:CF:フロリダ大学
予想指名順位:全体6位~10位
メディア | 順位 |
Baseball America(大学生) | 5位 |
MLB.com | 4位 |
FanGraphs | 10位 |
全米トップクラスの高校生外野手として高い評価を受け2019年MLBドラフトの対象となるはずでしたが、最終学年の学期途中となる2019年1月に飛び級する形でフロリダ大学に入学。
全米屈指の強豪校である同大学において18歳という若さにもかかわらず2月のシーズン開幕から早速センターのレギュラーに固定されましたが、流石にそんな初っ端から通用するわけもなく成績は低迷。
しかし、NCAAシーズン終了後のケープコッド・リーグで好成績を残しブレイクの兆しを見せると、今シーズンは開幕から昨年と別人のようなパフォーマンスを披露しています。
打撃力だけでなく60ヤード走6.54秒のスピードと平均超のセンター守備・強肩を兼ね備え多くの識者から5ツールプレーヤーと評させる存在。
ただ、コンパクトなスイングの持ち主ですがバットコントロールに難があり、現時点としては三振率が高く打率もトッププロスペクトの中では低め。加えてフリースウィンガー気味のため四球も少なく、出塁能力に欠けるのは確か。
とはいえ来年のドラフト時点で20歳8か月と通常の大学生選手よりも約1歳若い点は大きなプラスですね。
Year | Age | Tm | Lg | G | PA | H | HR | SB | BB | SO | BA | OBP | SLG | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | 18 | Florida | SEC | 56 | 207 | 39 | 7 | 7 | 28 | 45 | .232 | .353 | .411 | .764 |
2019 | 18 | Bourne | CCBL | 35 | 137 | 36 | 6 | 1 | 11 | 36 | .290 | .350 | .500 | .850 |
2020 | 19 | Florida | SEC | 17 | 81 | 20 | 5 | 2 | 13 | 18 | .294 | .407 | .603 | 1.010 |
マット・マクレーン
Matt McLain
20歳:178㎝・77㎏:右投右打:SS:UCLA
予想指名順位:全体6位~10位
メディア | 順位 |
Baseball America(大学生) | 4位 |
MLB.com | 7位 |
FanGraphs | 9位 |
高校生トップクラスのバッティングスキルの持ち主として2018年ドラフトにおいてダイヤモンドバックスから1巡目・全体25位指名を受けるも契約することはなく強豪UCLAに進学。
打撃成績は低迷したもののSS・2B・3B・RF・LFの5つのポジションを守るスーパー・ユーティリティとして起用を受け守備では貢献。さらに上記のファンビアンと同様にその夏のケープコッド・リーグ→今季のNCAAの順で好成績を残し高校時代を大きく上回る評価を獲得しています。
高校時代は優れたバットコントロールとは対照的に小柄な体型とパワー不足を懸念されていましたが、アッパースイングから広角にフライを打ち分け長打は増加中。ただ、NCAA通算三振率24.6%&三振率6.7%を記録するなどアプローチには大きな問題がありそう。
守備において昨年はチーム状況からユーティリティとしてプレーしましたが、上級生が抜けたため今年からはショートに固定。平均レベルの肩と平均超のスピードを兼ね備えていますが、プロレベルでショートに留まれるかセカンドでプレーすることになるかは意見の分かれるところ。
Year | Age | Tm | Lg | G | PA | H | HR | SB | BB | SO | BA | OBP | SLG | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | 19 | UCLA | P12 | 61 | 249 | 44 | 4 | 6 | 17 | 64 | .203 | .276 | .355 | .631 |
2019 | 19 | Wareham | CCBL | 34 | 139 | 31 | 2 | 6 | 16 | 25 | .274 | .394 | .425 | .819 |
2020 | 20 | UCLA | P12 | 13 | 64 | 23 | 3 | 1 | 4 | 13 | .397 | .422 | .621 | 1.043 |
個人的に小柄な選手は好みじゃない。
エイドリアン・デル・カスティーヨ
Adrian Del Castillo
20歳:180㎝・94㎏:右投左打:C:マイアミ大学
予想指名順位:全体8位~12位
メディア | 順位 |
Baseball America(大学生) | 3位 |
MLB.com | 9位 |
FanGraphs | 17位 |
2018年ドラフトにおいてBaseball Americaから第196位、MLB.comから第198位の評価を受けていた強打のキャッチャー。
同年ドラフトではホワイトソックスが手付として36巡目で指名した後にマイアミ大学へ進学すると、1年目から強打を披露しキャッチャーとし各メディアのフレッシュマン・オールアメリカン・チームに選出。
キャッチャーが豊作気味の2021年度ドラフトクラスにおいてNo.1の評価を受けています。
強靭な腰の回転から繰り出させるバットスピードとバレル打球を放つスイング軌道を兼ね備えパワーはプラスツール。上記の2人とは対照的にACCにおいて四球>三振を記録するなどアプローチも優れ、ケープコッド・リーグで低成績に終わったのが不思議。
また、肝心のキャッチャー守備に関してキャッチングやブロッキングでは最低限のスキルを身に付けているようですが弱肩との評価が多数で、将来的には外野両翼へのコンバートの可能性も。
Year | Age | Tm | Lg | G | PA | H | HR | SB | BB | SO | BA | OBP | SLG | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | 19 | Miami (FL) | ACC | 61 | 282 | 78 | 12 | 3 | 32 | 24 | .331 | .418 | .576 | .995 |
2019 | 19 | Wareham | CCBL | 37 | 148 | 36 | 5 | 0 | 9 | 32 | .261 | .311 | .420 | .731 |
2020 | 20 | Miami (FL) | ACC | 16 | 67 | 19 | 2 | 1 | 11 | 8 | .358 | .478 | .547 | 1.025 |
この選手も小柄。好みじゃない。