オズワルド・ペラザ:ヤンキース・プロスペクト


 2017から当ブログで書いているヤンキースのプロスペクト紹介・レポートのまとめページになります。名前がその選手の記事へのリンクとなっています。今後も順次更新予定。 ...

オズワルド・ペラザ

20歳11ヶ月/183cm・74㎏/右投右打/ベネズエラ出身/A+
2016年国際FA(契約金17万5000ドル)

ヒッティング   : 35/60
パワー      : 35/50 
ラン       : 55/60
アーム      : 55/60
フィールディング : 40/55
総合       :   30/50


2014年クラスにおけるインターナショナルFAの契約金超過ペナルティにより、2015~2016年クラスの選手単体の契約金額の上限が30万ドルに制限されていたヤンキース。そして、2016年クラスではヤンキースは総勢43人のアマチュア選手を30万ドル以下で青田買いしたわけですが、その中で5番手となる契約金17万5000ドルで契約した選手が今回取り上げるオズワルド・ペラザとなります。

Register Batting
Year Age Tm Lev Aff G PA H HR SB BB SO BA OBP SLG OPS
2017 17 2 Teams Rk-FRk NYY 58 258 62 0 13 23 38 .282 .381 .368 .750
2017 17 Yankees West Rk NYY 48 213 49 0 12 16 36 .266 .363 .332 .695
2017 17 Yankees FRk NYY 10 45 13 0 1 7 2 .361 .467 .556 1.022
2018 18 Pulaski Rk NYY 36 159 35 1 8 14 41 .250 .333 .321 .655
2019 19 2 Teams A-A- NYY 65 293 69 4 23 21 37 .263 .332 .340 .672
2019 19 Charleston A NYY 46 208 50 2 18 16 28 .273 .348 .333 .681
2019 19 Staten Island A- NYY 19 85 19 2 5 5 9 .241 .294 .354 .649
2021 21 Hudson Valley A+ NYY 21 97 27 5 12 8 17 .310 .381 .563 .945
Mino Mino Mino Minors   180 807 193 10 56 66 133 .272 .354 .372 .726

契約当時はバッティングが非力な守備型プロスペクトと評されていましたが、2017年のプロデビューから非凡なアプローチを発揮。2019年には19歳でAクラスに昇格しショートのレギュラー起用を受け平均レベルの打撃成績を残すなど、数歳年上の選手たち相手に対等に渡り合いました。

また、実戦で長打を放つ場面こそ少なかったものの、2019年シーズンに打球初速度110マイルを計測。これによってパワーに欠ける守備型ショートと目されていたペラザが実際の成績以上のロー・パワー有することが判明しプロスペクトとしての評価も急上昇。その結果、ヤンキース傘下内で最高の内野手プロスペクトと評され、一部媒体のプロスペクトランキングではトップ100入りすることも。

さらに、今シーズンはMLB春季キャンプに参加して14打数1安打と期待外れに終わったものの、A+で開幕を迎えると1ヶ月足らずでホームラン数の自己ベストを更新するなどコロナ休止前とは別人のような強打を披露しています。


ヒッティング  : 35/60
パワー     : 35/50

2018年に最速103マイルだった打球初速度は2019年に110マイルまで急上昇。さらに、今シーズンはすでに最速113マイルを計測し2年前から自己ベストを更新。2020~2021年シーズン現在の間にMLBで打球初速度113マイル以上を計測したショートはたった6人のみであることを考えるち、間違いなく同ポジションの選手として平均以上のパワーを有する選手と言えるでしょう。

もちろん数年前から高い評価を受け続けているバットコントロールは依然高い水準を誇り、コロナ休止中にはバットの構える位置を高くして始動中の無駄な動きを減らし、インパクト時の重心を後ろに下げるなど打撃フォームを調整。以前は上半身が前に突っ込みゴロアウトに終わる場面が多々あったものの、今シーズンはフォーム調整によりボールをより体に引き付けライナー~フライ性の打球を放つことが可能となった印象。

ただ、選球眼が悪いわけではありませんが初球から積極的に振っていくタイプなので四球は少なめ。良くも悪くも中途半端なハーフスイングも多いので辛抱強さを身に付けられれば。

ラン      : 55/60
アーム     : 55/60
フィールディング: 40/55

純粋なスピード自体は平均以上でこそあるもののプラルツールには物足りないレベル。ただ、走塁センスは高くマイナー通算盗塁成功率は84.3%、今シーズンに限ればここまで16盗塁企画中15回で成功を収めています。

また、これまでに何度も記しているように兼ねてからショート守備を評価され、守備成績(FRAA)はプロ1年間から毎年プラスの数字を記録。肩の強さ・送球精度は共に平均以上で難しい体勢からの送球も見事。ダブルプレー時の動きに改善の余地こそあるものの、ショート守備に関しては最低でもグレイバー・トーレスを超えてくることでしょう。

総合  :   35/50

ヤンキース傘下の内野手プロスペクトとしてはグレイバー・トーレス以来の逸材で、5ツールプレーヤーへの成長も期待できるジェイソン・ドミンゲスに最も近い存在。今シーズンの活躍を踏まえれば各媒体のオールスター時のプロスペクト・ランキング更新においてトップ100に入ることは間違いないなし。

順調にいけば今シーズンの後半戦にAA昇格→2022年シーズン前半戦にAAA昇格→後半戦にMLB昇格といった流れになるかと。


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