ヤンキースの補強関連ニュース・噂(2022/3/12)


ロックアウト終了に伴う補強市場再燃前にヤンキースの現状をおさらいします。



フレディ・フリーマン

ロックアウト前は古巣ブレーブス以外に具体的な話を聞かなかったフリーマン。ロックアウト前にオファーを行った複数チームの1つであるヤンキースが未だに各メディアから契約先の有力候補に挙げられていたものの、ここに来てドジャースがプッシュを掛け大型契約をオファーしたとのこと。

ロックアウト前にブレーブスが5年1億3500万ドルをオファーしていたものの、フリーマン側が6年契約を望んだため契約に至らなかったようで、何にしろ今後の交渉は5年1億3500万ドルが最低ラインとなるはずですが、このままドジャースで決まるでしょうね。

マット・オルソン

兼ねてからヤンキースが興味を示し交渉もある程度進めていたオルソンですが、アスレチックス側の要求が高くトレードの実現までは程遠い状況とのこと。さらに、ヤンキースはトレードの対価としてアンソニー・ボルピを差し出す気が無いようです。

現状としてトレード先の最有力候補はレンジャーズですが、フリーマンとドジャースの契約が決まればオルソン争奪戦も過熱することでしょう。

先発投手

野手と比べ先発投手補強に関して具体的なニュースはありませんが、ロックアウト前にカルロス・ロドン(ジャイアンツと2年4400万ドル+オプトアウト権で契約合意)と菊池 雄星の医療データを取り寄せていたとの報道が。

だから何だって話ですけど。

そもそも今のところ成績予測システム上は先発投手陣とリリーフ投手陣共にヤンキースがMLB全体でNo.1。内野と外野でユーティリティ選手の補強を優先すべき。

ショート

WAR1.0~1.5を見込まれているアンドレルトン・シモンズがカブスと1年400万ドルのリーズナブルな金額で契約。契約年数と年俸共にヤンキースのニーズとマッチしており、これほどのお買い得商品を易々と逃すなんて何やってんだと。

まあ、シモンズはキャリアワーストの成績を残し最悪のタイミングでFAとなっているわけで、もしヤンキースが同等のオファーを行っていても、より出場機会を得られるであろうカブスを選択していた可能性は十分。

何にせよこれでFA市場に残るまともなショートはカルロス・コレアトレバー・ストーリーホセ・イグレシアスの3人のみに。

コメント

  1. ぽこちん より:

    ガードナーとの再契約の可能性は低そうですかね?
    控えにフロリアルがいてマイナーにはインシアーテも待機してるんで、残念ながら再契約しないのかなと考えています。

    • 管理人 より:

      フロリアルはリプレイスメントレベル未満、インシアーテはリプレイスメントの選手、故障や加齢によってヒックスはもう既にセンターが務まるような守備力を持ち合わせていないと考えていて、現在のヤンキース組織にリプレイスメントレベル超のセンターは1人もいないと認識しています。短期間ならジャッジやギャロをセンターで起用するのもアリですが、コンテンダーとしてガードナーのように頑丈なリプレイスメントレベル超の控え外野手は必要性大かと。
      もちろん市場にガードナー級のセンターは何人もいますが、ヤンキース相手ならディスカウントを受け入れる可能性が高く平均以上のコスパを見込めるガードナーは理想的かつ現実的な選択肢ではないでしょうか。
      何にせよフロリアルを第4の外野手に据えて開幕を迎えたらキャッシュマンは糞バカ野郎ですよ。

      by ガードナー信者かつフロリアルアンチの低脳