先発投手:2020年MLBポジション別選手ランキング


1ページ目:16位~20位     

2ページ目:11位~15位       

3ページ目:6位~10位       

4ページ目:1位~5位       

5ページ目:来年のランクイン候補


5位:スティーブン・ストラスバーグ

ナショナルズ:31歳
2018年:7位 → 2019年:ランク外

年度 rWAR fWAR WARP
2018 2.8 2.4 3.5
2019 6.4 5.9 8.6

ドラフト史上最強投手が30代を迎えWARPで投手トップの数字を記録。ポストシーズンでも文句なしのパフォーマンス披露して、事前の予想を大きく上回る超大型FA契約をゲットしました。

サンディエゴ大学時代にアマチュア史上最速となる103マイルを計測した元剛腕ですが、昨シーズンにおいて例年は全体の投球割合の45~50%を占めるフォーシームをたった28.6%しか投げなかったわけで、ある意味では現役最高の変化球投手とも言えますね。

4位:マックス・シャーザー

ナショナルズ:35歳
2018年:2位 → 2019年:1位

年度 rWAR fWAR WARP
2018 9.2 8.2 7.6
2019 5.7 6.6 6.0

シーズン前半戦終了時点ではNL最高の投手成績を残していましたが、背中の故障により約1ヶ月間離脱。シーズン172.1イニングはこの10年間で自己ワーストの数字となりました。

とはいえポストシーズンではストラスバーグのセンセーションな活躍の陰で計30イニング・防御率2.40を記録するなどワールドシリーズ優勝に確かな貢献を残しています。

3位:ジャスティン・バーランダー

アストロズ:37歳
2018年:5位 → 2019年:3位

年度 rWAR fWAR WARP
2018 6.8 6.7 7.3
2019 7.3 6.3 7.9

34先発で36本ものホームランを喫しながらも自己3度目&8年ぶりとなるサイ・ヤング賞を受賞。ただ、相変わらずポストシーズンでのパフォーマンスはイマイチでした。

今年の3月には鼠蹊部の手術を受け6週間の離脱&開幕欠場が決定していましたが、シーズン延期により現状は不明。

2位:ゲリット・コール

ヤンキース:29歳
2018年:ランク外 → 2019年:10位

年度 rWAR fWAR WARP
2018 5.6 5.9 6.4
2019 6.5 7.3 7.9

レギュラーシーズン成績はバーランダーとほぼ互角ですが、ポストシーズンで好成績を残していることから上位にランクインさせました。ちなみに、シーズン奪三振率13.8はMLB史上最高記録。

オフシーズンには9年3億2400万ドルの馬鹿みたいな大金を叩いてヤンキースが獲得しましたが、春季キャンプでは大炎上をやらかすなど不良債権化待ったなし。

1位:ジェイコブ・デグロム

メッツ:31歳
2018年:9位 → 2019年:2位

年度 rWAR fWAR WARP
2018 10.3 9.4 8.3
2019 8.2 7.6 8.0

シーズン前半は2015年~2017年クラスの成績でしたが、後半戦には7回以上&1失点以下を9度も記録するなど圧倒的パフォーマンスを披露。

ナショナルズの先発BIG3を一気に抜き去り2年連続でサイ・ヤング賞を受賞。ただ、そのサイ・ヤング賞投票では全30票中29票の1位票を集めましたが、ロサンゼルスのMark Whickerという三流記者が地元ドジャース所属のリュ・ヒョンジュンに1位票を投じたため満票受賞の快挙は逃しています。

ちなみに、Mark WhickerはSouthern California News Groupというロサンゼルス地方新聞に所属しているのですが、同新聞所属のBill Plunkett(そこそこ有名な記者)も昨年のサイ・ヤング賞投票において投票権を保有しており、このPlunkettもリュ・ヒョンジュンに2位票を投じるという贔屓投票を実施。

試合数 投球回 防御率 FIP 被OPS K/9 BB/9
前半戦 18 111.0 3.27 3.15 .659 11.3 2.1
後半戦 14 94.0 1.44 2.12 .481 11.2 1.8


現時点におけるMLB最高の先発投手は?
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コメント

  1. cheaters より:

    ビューラーのrWARってなんでこんなに低いのかね?

    • 管理人 より:

      LADはチーム守備が優秀な上に本拠地が投手有利だから、失点率ベースのrWARでは補正が効きまくってこうなる。