ショート:2020年MLBポジション別選手ランキング


1ページ目:6位~10位     

2ページ目:1位~5位       

3ページ目:来年のランクイン候補


5位:ハビア・バイエズ

カブス:27歳
2018年:ランク外 → 2019年:2位(2B)

年度 rWAR fWAR WARP
2018 5.8 5.3 4.6
2019 6.0 4.4 3.9

守備位置に修正を加えたおかげか2017年~2018年は平均レベルだった守備成績が突如向上してMLB全体内野手トップの数字に。

バッティングもシーズン序盤から絶好調でMVPの有力候補でしたが、中盤に入り成績を落としただけでなく9月に左手の親指を骨折したためシーズン30本塁打を逃しています。

4位:ザンダー・ボガーツ

レッドソックス:27歳
2018年:11位 → 2019年:7位

年度 rWAR fWAR WARP
2018 4.3 4.9 4.9
2019 5.9 6.8 4.3

2020年から始まる6年の契約延長を結び迎えたシーズンでしたが、得意としている右打者有利のフェンウェイパークで打撃成績を稼ぎキャリアベストのシーズンに。

毎年のようにDRSではMLB最低クラス、UZRでは平均前後の数字を残す特徴的な選手ですが、内野OAAは平均前後の数字が出ていますね。

3位:トレバー・ストーリー

ロッキーズ:27歳
2018年:ランク外 → 2019年:4位

年度 rWAR fWAR WARP
2018 5.6 5.0 5.0
2019 6.1 5.8 4.9

ロッキーズの中でも特にアウェイで打てない選手ですが、2019年シーズンはとうとうアウェイxwOBAが3割未満に。ただ、クアーズフィールドでは相変わらずの好成績を残したことにより表面上の数字はキャリアベスト。

年度 wOBA xwOBA
ホーム アウェイ ホーム アウェイ
2016 .445 .319 .401 .340
2017 .335 .310 .295 .307
2018 .429 .336 .378 .327
2019 .433 .324 .384 .291

2位:フランシスコ・リンドーア

インディアンズ:26歳
2018年:3位 → 2019年:1位

年度 rWAR fWAR WARP
2018 7.8 7.6 6.5
2019 5.6 4.4 3.8

春季キャンプ中における足首の故障により開幕から出遅れたものの、ショートしては史上4人目となる3シーズン連続30本塁打を達成(他の3人はアーニー・バンクス、ミゲル・テハダ、アレックス・ロドリゲス)。

今シーズンオフにはトレード放出の噂も盛んに流れていましたが、本人は契約延長希望を公言。

1位:マーカス・セミエン

アスレチックス:29歳
2018年:ランク外 → 2019年:ランク外

年度 rWAR fWAR WARP
2018 4.7 3.8 5.4
2019 8.9 7.6 7.5

rWAR、fWAR、WARPの全てでAL3位の数字を残しMVP投票でも同じく3位になったわけですが、DRSがアップデートにより+5から+12に上方修正されたためrWARはトラウトを超えリーグ2位となる予定。

今シーズン終了後にFAとなるわけですが、今オフ中の報道によると本人は契約延長&チーム残留を希望しているとのこと。ただ、残念ながらアスレチックスに彼を引き留められるような財力は現状としてありません。


現時点におけるMLB最高のショートは?
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