ヤンキースの2026年MLBドラフト指名候補:その1


MLBドラフト2026年クラスの上位ラウンド指名候補プロスペクト

NYYは今年もサラリーキャップ超過のペナルティを受け、本来全体25位であったはずのファーストピックが10スポット後退し、CBRAの全体35位が1stピックに。

当ピックのスロットバリューは$2.83M。

そのNYYの指名候補を選りすぐったというよりは、単にお気に入りのドラフト候補生を取り上げただけの内容です。



Aiden Ruiz

エイデン・ルイーズ:19歳3ヶ月(2007年3月生)
5-10/168:S/R:Stony Brook HS (NY):SS

Draft Prospect Rankings
メディア 順位 更新日
Baseball America 32位 3/25
MLB.com 36位 2/13
ESPN 61位 4/17
The Athletic 24位 4/9
Prep Baseball Report 39位 3/5
Perfect game 54位 4/24

先ずは地元のプレーヤーから。

ロングアイランドの名門進学校に通うディフェンシブな小型SSで、昨年のU-18 World CupにてUSA代表としてMVP級のパフォーマンスを見せ評価上昇。

当然ながらショーケースサーキットにおいても好成績を残しており、今シーズンも引き続き好調を維持しているとのことで、残り数ヶ月で評価が大きく落ち込むことはなさそう。

地元から離れたVanderbiltへのコミットのエンゲージレベルは不明ですが、2年後のアーリーエントリーを念頭に置いてハイボーナスを要求するのではないでしょうか?

(地元がニューヨークとは言ってもロングアイランド出身のためかNYMファンとのこと。)

Hit Power Run Arm Field
45 30 60 55 70

2026年クラスNo.1と評される最上級のSS守備が最大のウリ。

(個人的には近年のHSショートストップの中で守備力No.1だと思う。)

コンタクトスキルも非常に優秀であり、昨年夏のサーキットにおいてContact%とK%の両方で90パーセンタイルを上回り、U-18 WCでは8.1 K%を記録。

また、Keith Lawによると4月初旬の段階でまだ2回しか三振していなかったとの噂。

ただ、公称身長5’10”(恐らく実身長は5’7″~5’9″程度)の小柄な体格のおかげでパワー面のシーリングは低く、既に19歳に達する高齢も大きな懸念材料。

Anthony VolpeAnthony SeiglerKyle Holderを上位指名していた時代ならまだしも、現在のNYYの嗜好にはマッチしていませんね。

個人的には全然アリだと思いますけど。

Kyle Holderが期待外れだっただけに、NYYのファームシステムで70グレードのSS守備を見たい自分がいる。


Kevin Roberts Jr.

ケビン・ロバーツ Jr.:17歳11ヶ月(2008年7月生)
6-5/215:R/R:Jackson Prep (MS):OF

Draft Prospect Rankings
メディア 順位 更新日
Baseball America 66位 3/25
MLB.com 84位 2/13
ESPN 61位 4/17
The Athletic 4/9
Prep Baseball Report 69位 3/5
Perfect game 42位 4/24

ミシシッピの人種差別校に通う2026年クラス最大級のロマン枠。

同校出身のKonnor Griffinの2年後輩に当たります。

昨年はより高い評価を受けていましたが、不安定なパフォーマンスによって下落傾向にあり。

強豪Florida Univ.にコミット。

Hit Power Run Arm Field
35 65 60 65 45

コンタクトスタッツこそ危険水準に達していないものの、昨年のサーキットにてハイレベルなピッチ相手に結果を残せなかったため、ヒッティングスキルに懸念の声多数。

ただし、恐らく上位指名候補の高校生の中ではJacob Lombardに次ぐ身体能力とフィジカルを誇り、不安定なスイングから繰り出させるRaw Power、60 Yard Dash 6.3~6.4秒のスピード、15歳でマウンドにて94 mphを計測した強肩は全てプラスツール。

2026年クラス最年少級の年齢も大きな魅力。

恐らく日常生活で人種差別を受けているでしょうから、メンタルも強いだろうと推測されます。

(名前に「Jr.」って付くと、なんかスゴそうに見えるよね。)


Will Yow

ウィル・ヤウ:18歳6ヶ月(2007年12月生)
6-1/175:R/R:St. Anne’s Belfield HS (VA):SS

Draft Prospect Rankings
メディア 順位 更新日
Baseball America 132位 3/25
MLB.com 68位 2/13
ESPN 68位 4/17
The Athletic 4/9
Prep Baseball Report 140位 3/5
Perfect game 4/24

DC近郊出身のアスリート型プレーヤー。

昨年秋のPG WWBA WCでの好成績以外に実績が乏しく、現時点ではドラフト2日目の評価。

地元のVirginia Univ.にコミット。

Hit Power Run Arm Field
40 45 70 35 50

昨年夏に60 Yard Dashにて6.15秒を計測した圧倒的なスピードは2026年クラス最高級。

RHBから1B到達タイム3秒台を計測しているとのリポートも。

俊足の例に漏れず全体的に身体能力が高く、85 mph弱を計測するBat Speedも魅力の1つ。

Harrison Baderを彷彿させるスイングは改善の必要性がありそうですが、MiLBのロークラスで転がっている”パワーレスでどうにもならないような足が速いだけのプレーヤー”では決してありません。

ただ、Arm StrengthはSSの及第点に達していないようで、2BやOFへのコンバートが有力的。

(名前見て最初は中国系かと思ったわ。)


Jason Amalbert

ジェイソン・アマルバート:18歳11ヶ月(2007年7月生)
6-1/185:R/R:St. DePaul Catholic HS (NJ):CF

Draft Prospect Rankings
メディア 順位 更新日
Baseball America 132位 3/25
MLB.com 2/13
ESPN 4/17
The Athletic 4/9
Prep Baseball Report 181位 3/5
Perfect game 4/24

再び地元案件。

Yankee Stadiumから車で30分の距離にあるニュージャージー州ウェイン(Jim Jarmusch監督作「Paterson」の舞台となったニュージャージー州パターソンの隣町)出身。

昨年のArea Code Gamesでトップクラスの成績を残したことで、一部のプロスペクトランキングでランクインする存在となった模様。

今シーズンはスロースタートを見せているようですが、寒冷地域でプレーしているためシーズンはまだ始まったばかりで、直近の試合では2 HRを記録。

ここから順調にヘリウムを集め、現時点の評価より上位のティアでエンドアップするかと思います。

Oklahoma Univ.にコミット。

Hit Power Run Arm Field
45 45 50 55 40

見事なハンドアイコーディネートによってソリッドなバットコントロールを見せ、スムーズないスイングから繰り出されるBat Speedもプラスの水準。

Game Powerの評価は芳しくありませんが、ショーケースにて木製バットで逆方向にHRを放ったり、地元リーグでHR王を争うなど実績は悪くありません。

昨年はSSとOFの両方をプレーしていましたが、結局のところOFに落ち着いた模様。

スピードとArm StrengthがCFの及第点に達しているとはいえ、デフェンシブバリューはさほど見込めませんね。

NYYファンであることから野球IQも期待薄。