ヤンキースの2026年MLBドラフト指名候補:その2


MLBドラフト2026年クラスの上位ラウンド指名候補プロスペクト

前回(その1)と同じく今回も「NYYの指名候補」を取り上げるというよりは、目に留まった高校生野手を単に紹介したいだけの記事。



Trevor Condon

トレバー・コンドン:18歳5ヶ月(2008年1月生)
5-11/175:L/R:Etowah HS (GA):CF

Draft Prospect Rankings
メディア 順位 更新日
Baseball America 41位 3/25
MLB.com 32位 2/13
ESPN 17位 4/17
The Athletic 4/9
Prep Baseball Report 35位 3/5
Perfect game 29位 4/24

全米屈指の強豪校に通う俊足好打タイプの2026年版”Slater de Brun“。

ただし、タイプが全く異なるCharlie Condonを兄に持ちます。

昨年のショーケースサーキット→今シーズンの地元リーグで順調に好成績を残しており、NYYの指名順位辺りがフロアーになりそうな雰囲気。

強豪Tennessee Univ.にコミット。

Hit Power Run Arm Field
50 35 65 55 50

独特なテイクバックから生み出される優れたスイングプレーンによってバレルをコンタクトゾーンにキープするだけでなく、インプレッシブなハンドスピードのおかげでソリッドなバットスピードを披露。

Game Powerを十分に発揮できてないとの話ですがEVは悪くありません。

フィールド上でぎこちない動きを見せる兄と異なり身体能力抜群で、スピードについてはダブルプラスとの評価多数。

そのスピードと平均超のスローイングを守備に活かすことができれば、プロレベルでも容易にCFへステイできるはず。

(書き終わって改めて考え直すと、やっぱりNYYのピックまで残っていないだろうと。26thピックを持つ地元のATLが指名するんじゃないですか?)


James Clark

ジェームズ・クラーク:18歳9ヶ月(2007年9月生)
6-1/195:L/R:St. John Bosco (CA):SS

Draft Prospect Rankings
メディア 順位 更新日
Baseball America 23位 3/25
MLB.com 52位 2/13
ESPN 37位 4/17
The Athletic 38位 4/9
Prep Baseball Report 14位 3/5
Perfect game 47位 4/24

昨年はショーケースサーキットで好成績を残しU-18 アメリカ代表に。

本職はSSですが、代表チームでは格上の同級生に蹴落とされる形でRF/LF起用に。

先日のNHSIでも活躍を見せていますが、ハイレベルな地元リーグ(かの有名なTrinity League)においてパフォーマンスが低迷している模様で、ピュアヒッターかつインゲームパフォーマーとの評価に陰を落とすか?

双子の兄弟Milesも将来プロ入りが狙える素材で2人揃ってDuke Univ.にコミット。

Hit Power Run Arm Field
50 35 60 45 40

Trevor Condonよりスイングはイレギュラー。

コンタクトスキル以上に選球眼が賞賛を集めており、ヒッティングツールの完成度とフロアーの高さは高校生屈指。

ただ、パワーは大して伸びないと思う。

SSとして必要十分以上のフィジカルとアスレチシズムを兼ね備えていますが、フィールディングのセンスには疑問符が投げかけられており、プロ入り後にコンバートの可能性大。

全体的に好みではありませんね。


Archer Horn

アーチャー・ホーン:18歳4ヶ月(2008年2月生)
6-2/195:L/R:St. Ignatius Prep HS (CA) :SS

Draft Prospect Rankings
メディア 順位 更新日
Baseball America 55位 3/25
MLB.com 53位 2/13
ESPN 51位 4/17
The Athletic 4/9
Prep Baseball Report 46位 3/5
Perfect game 45位 4/24

兼ねてからショーケースサーキットでは二刀流として印象的なプレーを見せていたようですが、この1年でバッター>ピッチャーが確定。

今シーズンは地元リーグで大幅なパフォーマンス向上を見せており、1巡目のスリーパーと言える存在に。

ただ、Stanfordへのコミットメントが強く、高額なボーナスが必要になると考えられています。

Hit Power Run Arm Field
45 45 50 55 45

フィジカルの完成度が比較的高いおかげで兼ねてからソリッドなRaw PowerとEVを見せており、今シーズンはメカニクスの良化が功を奏したのか三振が激減。

Baseball AmericaのCarlos CollazoがDax Kilbyと身体能力を比較していましたが、バッティングのスケール感は確かに似通っているかもしれません。

SS守備の評価は芳しくなく、マウンドでMax 95 mphを計測する強肩を活かすため3Bへのコンバートがアイディールとの評。

ただ、フルゲームを2試合ほど視聴しましたが、フィールド上で見せていたアスレチシズムとムーブは悪くないように感じました。思いっきりトンネルかましてたけど。

反対にメイクアップは良くなさそうでした。


Jon Mora

ジョン・モーラ:18歳9ヶ月(2007年9月生)
5-10/170:L/R:Somerset Academy (FL):CF

Draft Prospect Rankings
メディア 順位 更新日
Baseball America 3/25
MLB.com 2/13
ESPN 4/17
The Athletic 4/9
Prep Baseball Report 3/5
Perfect game 91位 4/24

LoanDepot Parkから車で30分の距離にあるフロリダ州タマラック出身で地元のMiami Univ.にコミット。

単にお気に入りだから取り上げました。

上位指名はあり得ません。

Hit Power Run Arm Field
40 30 60 55 50

体格に恵まれず実身長は恐らく公称身長5’10″を下回っているかと。

ただ、身体能力が高く60 Yard Dash 6.3~6.4のスピードとOF送球 96 mphの強肩はプラス前後の水準。

非常に独特なスタンスのノーステップ打法からコンパクトにバットを運び、広角にラインドライブを放つローボールヒッターといった印象。

パワーのポテンシャルが限られているとはいえ、木製バットを苦にするタイプには見えませんでした。

私が視聴した試合映像では彼のポジションにタフな打球が飛ばなかったため、CFの守備力は計りかねます。

わざわざ取り上げておいてなんですけど、普通にNCAAへ進むでしょう。Miamiは名門ですからね。