ヤンキースの2026年MLBドラフト指名候補:その3


MLBドラフト2026年クラスの上位ラウンド指名候補プロスペクト

今回もNYY云々は特に関係なく、PPI~CBR~2巡目のレンジに位置する高校生野手を取り上げます。



Blake Bowen

ブレイク・ボーエン:18歳5ヶ月(2008年1月生)
6-3/215:R/R:JSerra Catholic HS (CA):CF

Draft Prospect Rankings
メディア 順位 更新日
Baseball America 54位 4/29
MLB.com 67位 4/30
ESPN 55位 4/17
The Athletic 39位 4/9
Prep Baseball Report 23位 3/5
Perfect game 36位 4/24

9年前にRoyce Lewisを輩出した強豪校に通うアスリート型プレーヤー。

アメフトをリタイアして野球に専念したことが功を奏したのか昨年のショーケースサーキットにて大きな成長を披露しストックアップ。

今シーズン開幕前の時点では1巡目前半での指名すら期待されるほどの存在でしたが、この春はパフォーマンスが安定せず評価急落。(James Clarkと同じくTrinity League所属。)

ここ最近になって再び調子を上げているようですけど、順当に行けばコミット先のOregon Stateへ進学する可能性が高そう。

Hit Power Run Arm Field
40 60 60 60 45

恵まれたフィジカルとアスレチシズムによって高校生最上級のバットスピードを誇り、インゲームにてMax 110+ mphを計測し、ショーケースではハイスピードピッチを苦にしていなかった模様。

ただ、ローディングが遅れがちのスイングはバランスとタイミングが崩れる場面が多く、変化球(特にCH)を苦にしているとの話で、選球眼についても懸念が投げかけられています。

60 Yard Dash 6.4秒のワイドレーシーバーとして培ったスピードとルーズなスローから96 mphを計測する強肩はともにプラスツール。

フィジカルを踏まえると最終的にRFでエンドアップするかと思いますが、5ツール全てで魅力的なアップサイドを秘めている稀有な存在。

CBR~2巡目のレンジでオーバースロットを与える価値は十分かと。


Bo Lowrance

ボー・ローレンス:18歳9ヶ月(2007年9月生)
6-5/200:L/R:Christ Church Episcopal HS (SC):3B

Draft Prospect Rankings
メディア 順位 更新日
Baseball America 60位 4/29
MLB.com 50位 4/30
ESPN 30位 4/17
The Athletic 4/9
Prep Baseball Report 3/5
Perfect game 40位 4/24

今シーズンの大活躍によって赤丸急上昇中のオフェンシブプロスペクト。

Virginia Univ.にコミット。

Hit Power Run Arm Field
45 55 40 55 40

体格に見合わぬコンタクトスキルとアプローチを誇り、スムーズなショルダーローテーションからアッパーゾーンに対してもアイデアルなAAを生み出し、オールフィールドにドライブしている模様。

ただ、フィジカルに大きなプロジェクションの余地が残っているとはいえ、上半身と下半身のコネクションが未熟なためか、現時点でBat SpeedやEVは大したことありません。

スピードが平均を下回るだけでなくフィールド上での動きも緩慢に見えるため、長期的に見てホットコーナーにステイする可能性は低いかと思いますが、このサイズでヒッティングスキルに長けた高校生バッターは珍しく、近年に1巡目指名を受けた高身長高校生野手(Jordan WalkerBryce Eldridge)とは一線を画すイメージ。

バッティングへのウェイトが大きな高校生野手の上位指名となると2011年のDante Bichetteまで遡るNYYのフェーバーにはマッチしていないか…。


Connor Comeau

コナー・コモー:17歳10ヶ月(2008年8月生)
6-4/190:L/R:Anderson  HS (TX):SS

Draft Prospect Rankings
メディア 順位 更新日
Baseball America 66位 4/29
MLB.com 60位 4/30
ESPN 31位 4/17
The Athletic 4/9
Prep Baseball Report 66位 3/5
Perfect game 48位 4/24

高いフロアーとシーリングを兼ね備えたバッティングと18歳未満という若さが魅力の高校生SS。

Texas A&Mにコミット。

Hit Power Run Arm Field
45 50 45 40 40

フィジカルが未成熟のためメカニクスはまだまだエフォートレスですが、インプレッシブなバッティングセンスを見せているようで、昨年秋のPG WWBA WCでは15 PAでたった1度しかWhiffを食わらなかったとのこと。

当然ながらGame Powerは発揮していないものの、ショーケースの打撃練習やHRダービーではソリッドなEVを残しており、Bo Lowranceと同じくフィジカルの成熟に伴うパワーアップが期待されます、

6-4のサイズや並みの俊敏性、ぎこちないスローイングアクションがSSで通用するとは到底思えませんが、今シーズンに入りフィールディングの評価も上昇している模様。

何にせよNYYはテキサスエリアに弱いから…。


Tyler Spangler

タイラー・スパングラー:18歳9ヶ月(2007年10月生)
6-3/195:L/R:De La Salle HS (CA):SS

Draft Prospect Rankings
メディア 順位 更新日
Baseball America 35位 4/29
MLB.com 33位 4/30
ESPN 31位 4/17
The Athletic 4/9
Prep Baseball Report 4位 3/5
Perfect game 41位 4/24

高校球界で最も洗練されたプレーヤーの1人として、シーズン開幕前はGrady EmersonJacob Lombardに肩を並べる存在でしたが、背中の故障によって今日時点までシーズン全休。

当然ながらプロスペクト評価も急落しています。

それでも1巡目上位指名を与えるチームが現れる可能性は否定できませんけど、こういった状況下ではコミット先のStanford Univ.への進学が既定路線に近しいでしょう。

Hit Power Run Arm Field
45 45 55 50 45

長年にわたりショーケースやイベントで積み重ねてきた実績は申し分なく、兼ねてからCorey Seagerとのコンプが一般的。

Emersonほどではないにしてもバッティングの完成度は賞賛を集めており、特に外角のピッチを逆方向に運ぶスキルが印象的。

オールフィールドにラインドライブを放つ中距離打者への成長が将来的に期待されます。

高校時代のSeagerと同じく将来的な3Bへのコンバートを危惧する声は少なくありませんが、プレー映像を見る限り確かに3Bの方がフィットするだろうなと。

兎にも角にもNYYのボーナスプールでは難しいよね。