【小ネタ】.500 xwOBAの頂(ポール・ゴールドシュミット)

Ben Riceの台頭や昨シーズン後半戦のパフォーマンス低下(ただし表面的な)によって厄介者扱いを受けてきた将来のHall of Famerさん。

昨シーズンのALDS Game 1でGarrett Crochet相手にリードオフを務めた際は、リーズナブルなプラトーン出場だったにもかかわらずBoone叩きに都合よく利用され(結局は2 Hitsの活躍)、オフにディスカウント契約($4M)を受け入れた際にも再びCashman&Steinbrenner叩きの玩具と化しました。

しかし、残念ながらファンの思惑とは裏腹に開幕から衰え知らずのバッティングを披露。

一時期は優れたコンタクトクオリティが表面上の成績に直結せず、MLB.com選手ページのスクショをSNSに貼り付けるタイプのファンから老害扱いを受けたものの、StantonのIL入りによって出場機会が増えると表面上のスタッツも良化。

そして今日の試合、昨シーズン2度の対戦でHR→2BとカモにしたPatrick Corbinから再びHRと2Bを放ち、遂にvs. LHPのxwOBAがMLB唯一となる.500の大台に到達。

wRC+もMLB全体2位の225に達しており、1位が.500 BABIPのJoey Wiemer(.381 xwOBA)であることを踏まえると、LHPに対し現時点でMLB最高のパフォーマンスを披露しているバッターと言えるでしょう。

Goldschmidt vs. LHP

Year xwOBA wRC+
2023
(170 PA)
.363
(55/247)
123
(82/247)
2024
(167 PA)
.355
(59/261)
135
(58/266)
2025
(168 PA)
.440
(3/261)
169
(8/261)
2026
(49 PA)
.500
1/248)
225
(2/248)

(2023~2025は90+ PA、2026は30+ PA)

そもそも、GoldschmidtはMLB歴代14位(100+ PA)のvs. LHP通算1.008 OPSを残している史上屈指のLHPキラー。

昨シーズンもvs. LHP成績はトップティアの水準に位置しており、38歳の引退間近のバッターといえども、上振れすれば99th %ileに達しても不思議ではありません。

また、昨シーズンのアプローチ改造を今シーズンも引き続き採用しており、ここら辺が好影響を与えた可能性もあります。

もちろん、wOBA系スタッツの信頼水準の観点からすると今シーズンの49 PAや昨シーズンの168 PAはスモールサンプルもいいところですが、早くも0.7 rWAR・1.1 fWARを稼ぎ出していて、$4Mの元は十分に取れたはず。

これならもうStantonは復帰しなくていいぞ。


パワーヒッティングからコンタクト志向のアプローチへ変更したことによってvs. LHP成績が向上したバッターと言えばもう1人Cody Bellingerがいます。

現在のアプローチを取り入れた2023年シーズン以降において、MLB全体5位(150 wRC+)のGoldschmidtに対し、BellingerはMLB全体7位(300+ PA)の149 wRC+を記録中。(xwOBAは102位の.328と平凡)

ただ、私はGoldschmidtの再契約に賛成していたので今回のようなホルホル記事を書きましたが、再契約に反対したBellingerの好成績は非常に都合が悪いためこれ以上触れません。

都合の良い事には目を向け、都合の悪い事には目を瞑る。

これがメジャカスの本質ですよね。

コメント

  1. 匿名 より:

    管理人さんの知識は99.99999th %ileだと思うのですが、MLBのGMはこれよりも知識があるのでしょうか

  2. 匿名 より:

    純粋な心で聞いただけだというのに!
    無能と言われるGMでも管理人の方より知識が全然上ならとんでもない世界だなと思いまして。

    • 管理人 より:

      有能/無能つったってGMの平均や中央値と比べて言ってるだけでしょ。
      あっちはMLB、こっちは草野球。
      それこそ流石のNYYファンベースでも本当に自分がCashamanより上だと思っている人間なんていな…いや、山ほどいるか。
      GMはエグゼクティブ職なので知識量が求められる立場ではないかもしれませんけど。

  3. 匿名 より:

    GMへのリスペクト、NYYファンベースへの軽蔑をひしひしと感じる

  4. 匿名 より:

    ツンデレがすぎるよ