ヤンキースの2026年MLBドラフト指名候補:その11


MLBドラフト2026年クラスの上位ラウンド指名候補プロスペクト


Andrew Williamson

アンドリュー・ウィリアムソン:20歳11ヶ月(2005年7月生)
6-0/195:L/L:Central Florida (Big 12):RF

Draft Prospect Rankings
メディア 順位 更新日
Baseball America 45位 5/27
MLB.com 48位 5/28
ESPN 43位 5/18
The Athletic 5/14
Prep Baseball Report 115位 5/7
Perfect Game 63位 6/19

Sean Rodriguezの甥っ子。

昨シーズンにBig 12最上級のバッティング成績を残すとともにCCBLで活躍を見せ、上位ラウンド指名候補と見做される存在に。

さらに、今シーズンは表面的な数字こそ伸び悩んだもののNCAA屈指のトラッキングスタッツを記録することで、後述するスイングへの懸念を払拭。

RegionalでNC State相手に3 HRの大活躍を見せるも、その後2連敗を喫し敗退。

Hit Power Run Arm Field
45 55 50 55 45

ヒッチの段階でバットを3Bサイドに大きく傾ける奇抜なスイングは数多くの懸念を集めてきたものの、2シーズン連続で難なくダメージを与えており、今シーズンはxwOBA・Barrel%・Avg EV・90th EVの全てにおいて95th %ileをオーバー。

選球眼が優れているわけではありませんが、ミドルゾーンへのFBや高めに浮いた変化球など甘いピッチを見逃さず、プルサイドへGame Powerを発揮。

プロレベルではLHP相手に苦労すると思いますが、サマーリーグで好成績を残すことによって独特なバレルコントロールが木製バットでも通用することは証明済み。

FreshmanシーズンにCFを守っていたものの、それ以降はCCBLも含めてRFがメインに。

プロ入り後にCFへの再コンバートを期待する声もありますが、自分が見た限りではプロレベルのCFで通用するようなフィールダーではありませんでした。

スローイングが平均を上回っているので、やっぱり現状(RF)がベストだと思います。

ドラフト時点でまだ20歳。


Jake Brown

ジェイク・ブラウン:21歳5ヶ月(2005年1月生)
6-2/206:L/L:LSU (SEC):RF

Draft Prospect Rankings
メディア 順位 更新日
Baseball America 82位 5/27
MLB.com 55位 5/28
ESPN 52位 5/18
The Athletic 41位 5/14
Prep Baseball Report 88位 5/7
Perfect Game 51位 6/19

ルイジアナ州のベストリクルートとして当時は好調だったLSUへ進学。

高校生の頃はピッチャー>バッターと評されていたものの、バッターに専念すると昨シーズンから頭角を現し、プレーオフでの活躍によって注目株に。

今シーズンは開幕から好成績を残し1巡目指名候補と見做される存在へ成長するも、カンファレンスマッチがスタートするとパフォーマンスを落とし、右手有鉤骨の骨折によって4月中旬にシーズンエンド。

Draft Combineの参加者リストに名を連ねているものの、全テストに参加するかは不明。

Hit Power Run Arm Field
45 50 50 60 55

スティープなスイングによって高確率でLD/FBを放っており、Raw PowerからGame Powerへのトランスレートに優れたバッターといった印象。

アグレッシブなアプローチによってブレーキングボールに脆さを垣間見せ、LHP相手に苦戦しているとはいえ、このクラスの評価を受けるNCAAバッターの中でhアンリスキーな部類に入るのではないでしょうか。

現状としてRFに回っていますが、Derek Curielがいなければ恐らくCFを守っていたはず。

OF守備センスはAndrew Williamsonを上回っており、元ピッチングプロペクトだったということもありArm Strengthもプラスの水準。(ただしスローイング精度はイマイチ。)

CFでプロキャリアをスタートさせる可能性は十分かと。


Chris Rembert

クリス・レムバート:20歳11ヶ月(2005年7月生)
6-0/209:R/R:Auburn (SEC):2B/RF/LF

Draft Prospect Rankings
メディア 順位 更新日
Baseball America 61位 5/27
MLB.com 41位 5/28
ESPN 53位 5/18
The Athletic 27位 5/14
Prep Baseball Report 36位 5/7
Perfect Game 43位 6/19

アーリーエントリー枠。

近年絶好調のAuburnへ進学し、昨シーズンはFreshmanとして全米屈指の好成績を記録。

CCBLでも5 Gで3 HRを放ち2026年クラスの1巡目指名有力候補と見做されていましたが、今シーズンに大きくパフォーマンスを落とし、今では2巡目指名候補 or 1巡目のスリーパーに。

Hit Power Run Arm Field
45 45 55 40 50

Top 50ピックが見込まれるプロスペクトの中ではChris Hacopianに次ぎ最もユニークなプロファイルを持つバッター。

プレート寄りに構える独特なスタンスから持ち前のハンドスピードによって見事なバットスピードを繰り出し、Max 110+ mph EVや90th %ile以上のAvg EVと90th EVを計測するも、広角狙いのアプローチによってHR%やXBH%は伸びず。

特に今シーズンは極端なGame Powerの低下に苦しみ、たった4 HRでシーズンを終えました。

また、選球眼にも異常が生じており、難しいピッチに手を出す機会が増え凡打を量産。

取り敢えずメカクニクスの改造が必要では?

下半身が分厚いずんぐりした体型のためパッと見はアスレティシズムを感じさせないものの、高校時代に60 Yard Dashで6.5秒を計測するなどスピードはAvgオーバー。(しかしながらSBAが下手糞。)

2Bだけでなく両コーナーでも起用されていますが、プロレベルで2Bに留まれるだけの守備力を有していると思います。


Jake Schaffner

ジェイク・シャフナー:21歳9ヶ月(2004年10月生)
6-2/200:R/R:North Carolina (ACC):SS

Draft Prospect Rankings
メディア 順位 更新日
Baseball America 91位 5/27
MLB.com 91位 5/28
ESPN 103位 5/18
The Athletic 79位 5/14
Prep Baseball Report 5/7
Perfect Game 80位 6/19

NCAA Div.1の下位に位置するSummit Leagueから強豪North Carolinaへ栄転。

Juniorで低レベルなカンファレンスからハイレベルなパワーカンファレンスへ転校したプレーヤーはパフォーマンスを落とす場合が殆どですが、珍しく数字を伸ばし上位ラウンド指名候補に。

順当に行けば数日後にNCAAチャンピオンとなっているはず。

Hit Power Run Arm Field
50 30 60 40 45

NCAA屈指のバットコントロールを武器に90% Contact%・94% Z-Con%を誇り、K%はZion RoseTy Headと同水準。

パッシブなアプローチによってレイトカウントまで縺れ込む頻度が高いものの、追い込まれたとてゾーンを広げファールで粘り、最後には甘い球を仕留めています。

また、ハイスピードピッチを苦にせず、サマーリーグでも実績あり。

現時点ではパワーを発揮していないものの、ソリッドなバレルフィールによって高いBarrel%を残しており、プロジェクションの余地を残すフィジカル面の成長が上振れすれば、思いがけないようなGame Powerを手にするかもしれません。

プラスのスピードやスムーズなモーションなどSSをプレーするに十分なアスレティシズムを身に付けていると考えますが、ハードな打球の処理に手こずっており、Field%(.987)ほど堅実な守備には見えず。

一般的に言われているほどの弱肩ではありませんが、私が見た限りではスローイング精度が悪く、まともな送球をできるようなアームアングルや体勢がかなり限られている印象。

ただ、Synergyでは1.9→6.9→9.5 DRSの好成績を残しています。

ハイレベルな環境で96th %ileのxwOBAを残すSSが全体63位(NYYの2巡目)にてアベイラブルならば、私はノーブレイナーで突っ込むべきだと思いますね。

コメント

  1. 匿名 より:

    Lai Chien-Fanについてはどのように見ていますか?

    • 管理人 より:

      公称身長がNYYのオフィシャルリリース(6-0)とその他一般(5-10)で異なっているのが気にかかりました。
      後者が真値なら厳しいなと。