ヤンキースの2026年MLBドラフト指名候補:その14


MLBドラフト2026年クラスの上位ラウンド指名候補プロスペクト


Jaxon Willits

ジャクソン・ウィリッツ:21歳9ヶ月(2004年10月生)
6-0/200:S/R:Oklahoma (SEC):SS

Draft Prospect Rankings
メディア 順 位
Baseball America 140位
MLB.com 117位
ESPN 104位

昨年の全体1位指名かつ現No.1プロスペクト(for me)であるEli Willitsの兄貴。

つまり、NYYでコーチを務めていたReggie Willitsの長男。

親父がコーチを務めるOklahomaへ進学すると、Freshmanシーズンから早くもSSのレギュラーの座を射止め、主力として同大学32年ぶりのNCAA制覇に貢献。

特にCWSでの活躍が見事でした。

Hit Power Run Arm Field
45 35 45 50 50

SSには見えないようなすんぐりとした体型と平均未満のスピードによってフィールディングの見栄えが悪く、エバリュエーターに間では守備評価が伸び悩んでいるものの、難しいバウンドも見事に捌くグラブ捌きとどんな体勢からも安定したスローイングを行うことができるボディバランスによって、純粋な瞬発力や跳躍力の不足をカバーしており、プロレベルでもSSにステイできるかと私は思います。

また、フィールディングスキルの高さだけでなく野球IQも感じさせるプレーが多く、流石は野球一族出身といったところ。

反対にオフェンス面はこれといった強みがなく、強いて言えばCCBLでの好成績が印象的。

WSHが引き取れば面白いのですが、彼のようなハイフロアー型を好むチームではないよね。


Myles Bailey

マイルズ・ベイリー:20歳11ヶ月(2005年7月生)
6-4/255:L/R:Florida State (ACC):1B

Draft Prospect Rankings
メディア 順 位
Baseball America 96位
MLB.com 83位
ESPN 88位

高校時代から有名なスラッガー。

2024年ドラフトにて上位ラウンド指名も狙えたはずでしたが、2年後にアーリーエントリーの対象となり得る年齢だったため、地元のFlorida Stateへ進学。

FreshmanシーズンからACCトップクラスのパワーナンバーを残し、今シーズンも順調に好成績を残していましたが、3月末の試合で2Bへスライディングした際に足首をOswald Cabrerayingしてシーズンエンド。

Hit Power Run Arm Field
35 70 30 50 40

今クラス最高級のRaw Powerの持ち主。

ノンカンファレンスマッチの割合が高いとはいえ、Avg EV(99.6 mph)や90th EV(112.0 mph)はCaden BogenpohlCarson Tinneyと肩を並べる水準。

反対にコンタクトスキルはワーストクラス。

ただ、昨シーズンに最低クラスだったContact%(57.4%)やZ-Con%(69.1%)は64.1%・74.0%へ若干良化しており、フリンジレベルだったChase%(25.0%)に至っては98th %ileの13.2%に。(シーズン後半戦もプレーしていれば、これ程までには良化しなかったはず。)

守備走塁の将来性は足首の大怪我で詰みました。


Owen Hull

オーウェン・ハル:21歳11ヶ月(2004年7月生)
6-4/215:L/R:North Carolina (ACC):CF

Draft Prospect Rankings
メディア 順 位
Baseball America 60位
MLB.com 67位
ESPN 62位

高校時代は無名だったものの、NCAA D1の下位に位置するAtlantic 10 Conferenceの George Mason Univ.で結果を残し、Juniorシーズンから強豪North Carolinaでプレー。

シーズン序盤は結果を残せなかったものの、カンファレンスマッチがスタートすると一気に数字を残し、Jake Schaffnerと共にCWS準優勝の立役者に。

ドラフト直後に22歳の誕生日を迎えます。

Hit Power Run Arm Field
40 45 55 45 45

恵まれたフィジカルとアスレティシズムを兼ね備えているものの、フラットなスイングによってGame Powerを発揮できず、現時点ではギャップヒッターに留まっています。

ただ、CWSにてTaylor RabeからHRを放つなどパワーポテンシャルを垣間見せており、個人的にはパワー>コンタクトのバッターへ成長する可能性も十分かと。

無暗にフェンスへ突っ込むなどCFでは危うさを感じさせるプレーを披露していますが、取り敢えずCFでプロキャリアをスタートさせるはず。

2巡目でボーナスを節約するに打って付けの存在かも。


Tyson LeBlanc

タイソン・ルブラン:21歳1ヶ月(2005年5月生)
6-0/200:R/R:Kansas (Big 12):SS

Draft Prospect Rankings
メディア 順 位
Baseball America 107位
MLB.com 113位
ESPN 134位

NJCAAに属するLSU Euniceで2シーズンプレーした後にKansasへ転校。

今年はシーズン中盤から一気に数字を伸ばし、シーズン25 HRはスクールレコード。

Ryan ZeferjahnのKansas最高位指名記録(全体107位)を上回ることができるか?

Hit Power Run Arm Field
40 45 50 60 45

低重心のスタンスはMini-Cholowskyといったところで、プルサイドへソリッドなGame Powerを発揮し、98th %ileのxwOBA(.458)を記録。

Will Gasparinoのようにノンカンファレンスマッチで成績を水増しているわけではなく、Owen Hullのようにカンファレンスマッチやプレーオフでしっかりと結果を残しており、サマーリーグにおけるパワーナンバーも〇。

フリースインガーっぽい少々強引なアプローチが見受けられるものの、パフォーマンス重視のドラフトモデルを採用するチームから意外なハイピックを獲得するかもしれません。

レンジやフィールディングスキルはフリンジレベルといった印象ですが、三遊間の深い位置から強烈なスローを見せる強肩はプラスツール。


Eric Guevara

エリック・グエバラ:21歳9ヶ月(2004年10月生)
5-11/200:R/R:Auburn (SEC):3B

Draft Prospect Rankings
メディア 順 位
Baseball America 106位
MLB.com 209位
ESPN 144位

パナマ出身。

Freshman~Sophomoreシーズンは膝の故障によってパフォーマンスが伸び悩んだものの、健康体を取り戻した今シーズンにトップクラスのトラッキングスタッツを残し上位ラウンド指名候補に。

ただ、シーズン終盤に失速しています。

Hit Power Run Arm Field
40 45 40 50 60

非常に独特なメカニクスからハイエフォートなスイングを繰り出し、広角にハードコンタクトを量産。

Avg EV・90th EV・Barrel%の全てが97th~99th %ileに位置。

バットコントロールは悪くありませんが、フリースインガーであるため出塁能力が伸び悩んでおり、基本的にSLG>OBPスタイルのツールセット。

また、最も魅力的なツールはパワー面ではなくフィールディング。

素早いリアクションタイムは正しくホットコーナー向きといったところで、プラスの水準に達していると考えます。