ヤンキースの2026年MLBドラフト指名候補:その15


MLBドラフト2026年クラスの上位ラウンド指名候補プロスペクト

当シリーズの最後として2~4巡目候補のピッチングプロペクトを簡易的に取り上げます。

「NYY指名候補」と謳いながらも、結局は最初から最後までNYY関係なく目ぼしいプロペクトを取り上げただけになってしまったので、来年は記事タイトルを是正します。



Sean Duncan

ショーン・ダンカン:18歳1ヶ月(2008年5月生)
6-3/185:Terry Fox HS (British Columbia):LHP

Draft Prospect Rankings
メディア 順 位
Baseball America 67位
MLB.com 66位
ESPN 54位

カナダのバンクーバー郊外出身。

今シーズンはElliot Lascellesらと共にアメリカ国内へ遠征を行っていましたが、5月にUCLを損傷しTommy John Surgeryを喰らう羽目に。

NYYスカウティング部門とパイプを持ち、NYYの指名予想において高い精度を誇っているKiley McDanielが、ドラフト直前のFinal Mock Draftにて「There’s a rumor that the Yankees want Canadian prep lefty Sean Duncan at this pick for a discount because he has other suitors just behind this selection; I have him going to the Yankees in the second round.」と報じています。

Vanderbiltにコミット。

FB SL CB CH Cmd
50 45 45 50
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
97 90~93 80 85

フィジカルの完成度は上位ラウンド指名候補のHSピッチャーの中でも最低クラス。

そのため球速が伸び悩んでいるものの、スムーズなアームアクションから安定したコマンドを披露。

Avg 2800 rpmの緩いSLと今シーズンに成長を見せたCHはともにSPのアーセナルとして十分なクオリティを誇っていますが、一般的にCH>SLの評価となっています。

NYYがエンゲージするぐらいなので、アスレチックテストのスコアが優秀なのかもしれません。


Logan Schmidt 

ローガン・シュミット:17歳11ヶ月(2008年7月生)
6-4/210:Ganesha HS (CA):LHP

Draft Prospect Rankings
メディア 順 位
Baseball America 21位
MLB.com 45位
ESPN 56位

昨年の8月にリクラスファイを行い2027年クラスから2026年クラスに。

そのため、まだ18歳に達していません。

数ヶ月前はドラフト1巡目指名の有力候補と見做されていましたが、他に追い落される形で相対的に評価を若干落としており、1巡目のカレッジプレーヤー指名でボーナスを節約したチームが2巡目でピック→オーバースロットで契約のような流れになるのでは。

FB SL CB CH Cmd
55 40 45 50
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
97 93~94 79~80 84

リピータブルかつクリーンなメカニクスからコンスタントに95+ mphを計測。

球速のポテンシャルはかなり高いかと思います。

SL(Slurve)はSpin Rateが悪く、PQモデルからの評価も乏しくありません。

HBが大きなCHはWhiffを奪うよりもウィークコンタクトを誘発するに長けたピッチ。

球速バンプの可能性とコマンドの完成度。HSピッチャーに最も求められるチェックボックス2つを両方とも満たしているのですから、そりゃ変化球がイマイチでも評価されるよね。


Ethan Wachsmann

イーサン・ワックスマン:18歳1ヶ月(2008年6月生)
6-5/225:Grandview HS (CO):RHP

Draft Prospect Rankings
メディア 順 位
Baseball America 117位
MLB.com 87位
ESPN 68位

今クラスで最速のRHP HSピッチャー。

コロラド出身のためか頭角を現すのが遅れたものの、この1年間で大きく評価を伸ばしており、MLB Draft Combineでも話題を集めました。

Wake Forestにコミット。

FB SL CB CH Cmd
60 45 40 40
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
101 95~96 80 87

このSeniorイヤーにメカニクスのエフォートが向上し、遅生れながらもMax 101 mphを計測。

Draft Combineでも全体最速となる100.0 mphを叩き出しました。

SL(Slurve)は不安定なもののスピンフィールが良く、CHはSPの及第点ギリギリといった感じ。

今シーズンはCTもアーセナルへ追加しています。

地元リーグでは投球内容が宜しくなく、特にコントロールスタッツがイマイチ。

やはり素材型ですね。


Joey Volchko

ジョーイ・ボルチコ:21歳0ヶ月(2005年6月生)
6-4/225:Georgia (SEC):RHP

Draft Prospect Rankings
メディア 順 位
Baseball America 77位
MLB.com 68位
ESPN 75位

高校時代から評価が高く、当初はPac 12時代のStanfordへ進学するも、JuniorイヤーからGeorgiaへ転校。

今シーズンは不安定なパフォーマンスが続いたものの、シーズン最終登板(vs. Texas)で15奪三振・1失点の完投勝利を挙げました。

CT SW CB CH Cmd
60 60 45 35 40
FB/be CT/vel SW/vel CB/vel CH/vel
101 95 88 82 87

大きなレッグキックが特徴的なメカニクスからMax 101 mphを叩き出しているものの、FF/SIをダンプして95 mph前後のハイスピードCTを多投するカットボーラーに。

当然ながらCTのクオリティはNCAAトップクラスですが、3000 rpm近いSpin Rateを誇るSweeperもプラスピッチ。

このようにピュアなピッチクオリティは1巡目指名候補と比べても遜色ないレベルですけど、それらを操るコマンドとコントロールが身に付いておらず、前述の最終登板以外はイニングを稼げませんでした。

また、CTとSWの間でアームアクションが大きく異なっており、プロレベルでは容易に見破られるかも。


Carson Wiggins

カーソン・ウィギンス:21歳1ヶ月(2005年6月生)
6-5/215:Arkansas (SEC):RHP

Draft Prospect Rankings
メディア 順 位
Baseball America 104位
MLB.com 88位
ESPN 90位

2023年ドラフト全体68位指名のJaxon Wigginsの弟。

高校時代から評価が高かったものの、アーリーエントリーの資格を有していたため、兄が通ったArkansasへ進学。

ブルペンから100+ mphを連発したものの、4月末に肘を傷めインターナルブレース手術を受けるハメに。

今年はシーズンを全休したものの、Draft Combineで復帰。(ただし、100%で投げているようには見えませんでした。)

Draft Combine以外にもプライベートワークアウトを行っているはずですから、ドラフト本番でどう転ぶかはその結果次第ですね。

FB SL CB CH Cmd
65 60 35 35
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
102 98 86  

高校時代に100 mphへ到達したFFは昨シーズン102 mphを計測。

High-80sのタイトなSLもプラスピッチです。

CHのクオリティが悪いため基本的に2ピッチ・ピッチャーとなっていますが、Draft Combineでは緩いCBも投げていました。

兎にも角にも、SPで通用するようなコマンドや耐久性を身に付ける可能性は低く、ハイレバレッジRPがシーリングとなるでしょう。


Kaiden McCarthy

ケイデン・マッカーシー:17歳10ヶ月(2008年8月生)
6-0/185:Vermont Academy (VT):RHP

Draft Prospect Rankings
メディア 順 位
Baseball America 76位
MLB.com 61位
ESPN 52位

1月にリクラスファイを行い2027年クラスから2026年クラスに。

今シーズンはインピンジメント症候群によって登板機会が制限されたものの、気温上昇に伴う形で球速を伸ばし、Draft Combineでも結果を残すことで、最後の最後にヘリウムを集めました。

Tennesseeにコミット。

FB CT CB CH Cmd
55 40 40 45 40
FB/be FB/vel SL/vel CB/vel CH/vel
99 94~95 80 87

6-0とフィジカルにはそこまで恵まれなかったものの、コンスタントにHigh-90s mphを計測。

リクラスファイを行っていなければ次のショーケースサーキットで100 mphを叩き出していたかもしれません。

FBはSIのようなサイドアクションを見せていますが、FFとSIを投げ分けているとの情報も。

CB(Slurve?)とCHに加えて今シーズンはCTをアーセナルに追加。

ピッチクオリティはオフスピード>ブレーキングかと思います。

登板後半に球速が落ちるスタミナ不足や不安定なコマンドがウィークポイント。


Ethan Kleinschmit

イーサン・クラインシュミット:21歳1ヶ月(2005年5月生)
6-3/205:Oregon State (Pac 12):LHP

Draft Prospect Rankings
メディア 順 位
Baseball America 78位
MLB.com 69位
ESPN 72位

最近のNYYが好んでいるLHPのストライクスロワー。

コミュニティカレッジへ1年間在籍した後にOregon Stateへ。

2シーズン連続で好成績を残していて、ホント典型的な2~4巡目候補といった感じ。

FB CT SL CH Cmd
45 40 50 45 55
FB/be FB/vel CT/vel SL/vel CH/vel
95 91 86 81 85

メカニクスは先に取り上げたSean Duncanに似通っており、ディセプションの長けたアームアクションから投じられるSIはHBだけでなくIVBも大きく、アッパーゾーンで高いWhiff%を誇っています。(その代わりに一発病の要因にも。)

変化球のクオリティは特段優れていませんが(ただし一部のPQモデルでは評価が高い)、各球種を無難にコマンドしており、実績向きのツールセットを持つ即戦力型といった感じ。

ここまで書いて改めて思いましたが、やっぱりNYYのフェイバーにマッチしているなと。

コメント

  1. 匿名 より:

    なぜMLBを好きになり、贔屓がNYYなのですか?

  2. 匿名 より:

    管理人は林修先生ですか?

  3. 匿名 より:

    絶対にスポーツ関係の編集者をしていましたよね?というか現役でしょうか?

    私はイチロー信者です

    • 管理人 より:

      そんな仕事に就くような人間ならもっと文章が上手いはずですよね。こんな中国人が書いたような日本語のブログになるわけありません。
      (イチ信ってまだ残っていたんですね。全員が谷信に鞍替えしたのかと思っていました。)

  4. 匿名 より:

    笑笑
    でもどちらかと言えば谷は松井寄りでしょう

    • 管理人 より:

      2000年代の松信はネット上で暴れていただけです。
      実社会でハラスメントを行い害悪と化していたのはイチ信でした。
      今ではジャップ全体がネット上で暴れて倒しているため、そこら辺の系譜が分かりづらくなっていますが。

  5. 匿名 より:

    信者の話しなんかい!!!笑