表題について「ショーン・ダンカン(Sean Duncan):ヤンキース・2巡目指名(2026年MLBドラフト)」の最後で触れるつもりだったのですが、記事を書いている最中に失念していました。
そのため、本記事で簡単に記しておきたいと思います。
今回のMLBドラフトにおいてESPNのKiley McDanielが見事にNYYの2巡目指名予想(Sean Duncan)を的中させたわけですが、Sean Duncanの記事や「ヤンキースの2026年MLBドラフト指名候補:その15」で述べたように、Kiley McDanielは兼ねてからNYYスカウティング部門と太いパイプを持ち、NYYのMock Draftにおいて高い的中精度を誇っています。
より上位ピックが見込まれていたHunter Dietzは流石に予想できなかったようですが、昨年のFinal Mock DraftではDax Kilbyをドンピシャで的中させ、2022年にはSpencer Jonesも。
さらに、2021年のTrey Sweeneyや2023年のGeorge Lombard Jr.も有力候補としてリストアップしており、2020年にKeith Lawの後釜としてFanGraphsからESPNへ移籍して以来、NYYのMockを大きく外したのはコロナ禍でMockが困難だった2020年(Austin Wells)と変則ドラフトが行われた2024年(Ben Hess)のみ。
また、 Eric Longenhagenと強力タッグを組み業界で最も評価が高いプロスペクトランキングを作成していたFanGraphs時代には、2018年のAnthony Seiglerと2019年のAnthony Volpeも的中させています。(※Mock Draft記事がLongenhagenとの連名だったことに留意。)
このようにMcDanielがNYYのドラフト戦略に関するインサイダー情報へアプローチできる地位を確立していることは明らかであり、私が「太いパイプを持つ」と記しているのもこれが所以。
しかしながら、今回のドラフトに関してMcDanielとNYYの繋がりはMock Draftに留まりませんでした。
スロットバリューを約$1Mも上回る$2.498Mが必要となったSean Duncanのボーナスを捻出するため、それ以降のラウンドでアンダースロット中心のドラフトを行ったNYY。
その結果、各媒体のプロスペクトランキングにおける評価を上回る順位でのピックが多かった中、McDanielの「Top 250 Prospects」にランクインしたプレーヤーが5名。
さらに、ディープなランキングを作成したBaseball America(Top 500)、Over Slot(Top 500)、Perfect Game(Top 500)の3媒体とMcDanielのランキングにおける5名の順位が下記となります。
| Rd | OA | Name | BA | OS | PG | KM |
| 3 | 99 | Brendan Brock |
99 | 166 | 100 | 108 |
| 5 | 160 | Bear Harrison | 340 | 221 | 336 | 164 |
| 6 | 189 | Andrew Gonzalez | ー | 243 | ー | 236 |
| 7 | 218 | Michael Harpster | 181 | 208 | 474 | 240 |
| 13 | 398 | Lee Garris | ー | ー | ー | 235 |
どうでしょうか?
McDanielのランキングに特異性を感じませんか?
Bear Harrisonに対し指名順位通りの評価を与えていることに加え、HSプロペクトであるAndrew GonzalezとLee Garrisに至っては、前者が3媒体のうちOver Slotのみでランクインし、後者が3媒体全てでランク外にもかかわらず、2人ともMcDanielのTop 250に名を連ねています。
恐らくですが、ランキングを作成するにあたってNYYのスカウト部門から得た情報(評価)にウェイトを置いているのだろうと思います。
(ルートが反対にMcDaniel→NYYの可能性もゼロでありませんが、流石にあり得ないでしょう。)
また、Brendan BrockやMichael Harpsterに加え、McDanielのTop 250にランクインしなかった指名プレーヤーについても、McDanielが他媒体より低い評価を与えているような様子はありません。
ということで、NYYファンとしては今後Kiley McDanielのMock Draftを参考にするだけでなく、彼のプロスペクトランキングも注視する必要がありそうです。
ちなみに、Kiley McDanielは東海岸のMLB球団でスカウトやクロスチェッカーなどを務めていた人物で、そもそもNYYでキャリアをスタートさせました。
そのため、MLBのスカウティング部門やフロントオフィスとネットワークを構築していることは勿論のこと、その中でNYYが一角を担っていても何らおかしくありません。
また、経歴を考えると情報源が東海岸に偏っていると推測されますし、そういった偏りがランキング等に影響を及ぼしているのは間違いないでしょう。
世の中のエバリュエーターとはそういったものです。
コメント
記事が深すぎる。あなたレベルの日本人はいますか??
そもそも他の日本人の情報入れないから分からないのか
腐るほどいるでしょうね。というか下の人間を探すほうが難しいと思います。
そうでもなければ、みんな知ったかが上手過ぎるでしょ。
みんなって思い当たる人はいるんですね
そんな面白くて深い人がいるなら知りたいんですが、、
単なる皮肉です。ごめんなさい。
やっぱりあなたがNo.1や
なんでそうなる?