2026年ヤンキースの雑感:8月編


もっと負けてもらわないと色々マズい。

野手登板相手のHRなどにポジるファンの考えが理解できません。



野手

AL MVPレース

熾烈を極めるAL MVPレースも佳境に差し掛かり、MVP候補は次の6人に絞られました。

DHながらも頭1つ抜けたバッティング成績を残すトリプルクラウン目前のYordan Alvarez

そのAlvarezのトリプルクラウンを脅かしているJunior Caminero

もはや今世紀最高のSSと言っても過言ではないBobby Witt Jr.

本来ならALC最下位であったはずのDETをディビジョン4位へ引き上げているDillon DinglerKevin McGonigle

そして、”Lou Gehrigの再来”ことBen Rice

Name G Rbat+ xwOBA FRV  bWAR fWAR
Yordan Alvarez 136 187 .452 -3 5.9 5.8
Junior Caminero 137 145 .365 -11 4.9 4.4
Bobby Witt Jr. 119 131 .382 +18 6.3 6.4
Dillon Dingler 127 118 .347 +12 3.7  4.9
Kevin McGonigle 133 126 .353 ±0 6.0  4.6
Ben Rice 132 136 .372 -5 2.6  3.0

シーズンエンドまで残り1ヵ月と約25試合。

誰が栄光に輝くのか最後まで目が離せましぇ~ん。

George Lombard Jr.

当初の大フィーバーは早々に鳴りを潜め、気付けば我らのファンベースからゴミ扱いを受けていた先輩と同等の成績に。

まるでWSを優勝したのかのような騒ぎ様だった我らのファンベースは、Volpeを馬鹿にし過ぎたことで後に引けなくなっているのか、GLJVolpeより優れたパフォーマンスを残しているとの偏見をどうにか正当化するため、アップスイング中のDRSにすがりついているようですが、本当に彼がたった23 Gの間に6失点も防ぐようなフィールディングを行っていたか一度自身の胸に手を当てて考えてみてほしいですね。

逆に6失点どころか10失点とか言い出しそうですけど。

Name G PA Rbat+ xwOBA DRS FRV bWAR fWAR
Lombard 23 87 84 .295 +6 -1 1.0 0.2
Volpe 56 194 83 .290 +3 +5 0.9 1.1

そう言えば、VolpeもMLBデビューから成績が低迷した際、IKF叩きによって後に引けなくなった我らのファンベースから強引に持て囃されていましたね。

さらにもっと言えば、VolpeもルーキーシーズンにDRSがアップスイングしたため、我らのファンベースはbWARとDRSを両手に振り回してましたね。

何だか3年後のDax Kilbyが楽しみになってきました。

とは言え、いい加減ファームシステムから最低年俸の優秀な野手が現れてくれないと、サラリーキャップの締め付けがより厳しくなるであろう来シーズン以降にやっていけなくるので、これからのGLJには3年後のDax Kilbyが他チームでデビューする羽目になるような活躍を期待したいところですけど...。

Spencer Jones

後半戦チームトップの.374 xwOBAを残しているJones

好プレー詐欺の犯罪拠点CFを退きRF/LFへ移ったことで、バッティングだけでなくフィールディングにおいても光明が。

8月に入るまで1度も3~5-Star Catchに成功していなかったものの、8月の最終週だけで2度も3-Starを手中に。

60% Catch Probability

65% Catch Probability

さらに、TOR戦ではキャリアハイとなる4-Star Catch(45% CB)を見事成功。

ちなみに、盟友Jasson Dominguezは通算167 Gを守って50%がキャリアハイです。

また、シーズン前半戦時点ではワーストクラスだったJumpが(7/7時点で-3.1 Feet vs Avg、30.8 Feet Covered)、現在は-0.4 Feet vs Avg、32.5 Feet Coveredとフリンジレベルまで大きく改善されており、RF/LF>CFの適性をそこはかとなく感じさせます。

45% Catch Probability

ただ、依然として打球判断は不安定。

CF時代と同様にシャロウ方向への判断ミスを繰り返し、8月だけで同ディレクションに対する2-Star Catchを2度も失敗しています。

Yankee Stadiumがホームにもかかわらず297 ft(MLB全RF82人中18番目のデプス)とディープなポジショニングを行っており、ここら辺に修正の余地があるのでは?

90% Catch Probability

85% Catch Probability

また、不器用なグラブ捌きも足を引っ張っており、折角追いついたハードな打球を取りこぼし、OAAを稼ぐことができず。

6月末の大ポカの借金返済は何時になることやら。

この点に関してはウイングスパンが長い高身長フィールダーの宿命かもしれませんけど。

そもそもMiLB時代からこんな感じなので、将来的に改善される可能性も低いでしょう。

35% Catch Probability

60% Catch Probability

まあ、光明が見え始めたとは言ったものの、所詮はコーナーOFで最低限のパフォーマンスを残しているだけで、別に好守でもなんでもありません。

Grishamを叩きたいからって、この程度のフィールディングを担ぎ上げたいとは思いませんね。

Heliot Ramos

攻守の両方で前進を見せるJonesとは対照的な火星人の二番煎じ。

バッティングに関しては.268 wOBAに対し.338 xwOBAを残しているため同情の余地がありますが、期待通りに拙守を連発。

Stantonが天に召されたことでDHに空きが生まれたものの、GoldschmidtRosarioが復調したうえに、Judgeが無理やり復帰する運びとなり、存在価値を失いつつあります。

そもそもLuis Garciaだって移籍後の活躍とトレード対価が安価だったおかげで成功だったように思えるだけで、本来はチームのデプスにフィットせず。

JudgeがDHで復帰したら本当にどーすんのこれ?

それにGarciaは来シーズンも保有期間のを残しており、Ramosに至っては2029年がファイナルイヤー。

LHPしか打てずフィールド上で融通が利かないRamosの引き取り先がスンナリ見つかるとは思えません。

TDL時点でJudgeBellingerStantonにどういったタイムテーブルを設定していたのか知りませんし、それ以前にロックアウトを見据えたムーブだったのかもしれませんが、それなら尚更レンタル補強の方が有意義なように感じます。


投手

Bronx Zoo

8月中に8名のAAAAリリーバーがブルペン入り。

そこから何が得られたか?

えーと、あのー…そのー…

そして、Fernando Cruzを失い、Ryan WeathersMax FriedのIL入りによってSPデプスからブルペンへタレントを供給する計画も頓挫。

TDLでアンリーズナブルなムーブを行った愚か者への天罰ですね。

Elmer Rodriguez

PSへ向けてSPローテの登板スケージュールを再構築するため、2ヶ月振りにMLBへ舞い戻ったSPローテ7番手の男。

久々のMLBのマウンドということで気合が入っていたのか、再々昇格戦のHOU戦では見間違えるようなスピードを披露し、これまでAvg 96 mphを超えた経験がなかったにもかかわらず、その96 mph台すらぶち抜いて驚きのAvg 97.2 mphを計測。

初回にはStatcastでの自己ベストとなるMax 98.5 mphを叩き出しました、

さらに、コマンドもこれまでのMLB登板で最も安定しており、遂にMLBで通用する水準に達したかと思った矢先にへなちょこCHを被弾。

また、5日後のLAA戦では初回からコマンドが安定せず、4回途中でノックアウト。

ただ、年齢やフィジカルを考えれば球速バンプの余地を残しているはずですし、来シーズン本当にHigh-90sを連発するピッチャーへ化ける可能性がこれで少し現実味を帯びてきたと思います。

詐欺手口の1つ

NYYピッチャー陣の登板時FRVです。(min. 30 IP)

数字が大きいほど味方守備に助けられていることを意味します。

Name FRV
Paul Blackburn 6
Cam Schlittler 5
Gerrit Cole 3
Tim Hill 3
Fernando Cruz 2
Brent Headrick 2
Ryan Weathers 1
Ryan Yarbrough 0
Will Warren 0
Max Fried -1
Jake Bird -2
Carlos Rodón -2
David Bednar -3
Camilo Doval -6

ERA/RA芸人を信じるべきか、それともFIP芸人を信じるべきか?