視聴率が上昇しただとか、観客動員数が好調だとか、リーグ収益やスポンサー収入が増加しただとか、異常にポジティブな話題を目にすることが多い近年のMLB。
ただ、その中には見せかけの話題も少なくありませんし、日本のメディアは日本人プレーヤーに都合が良い事ばかりホルホルと報道していたり、メジャカスはメジャカスで贔屓の競技に対しバイアスが掛かって考えや認識が甘くなっていたりと、本国では現地でのメジャーリーガーの注目度がイマイチ理解されていないように感じます。
そのため、今回はアメリカ国内におけるメジャーリーガーの知名度を取り上げたいと思うのですが、現地の有名人に関する知名度を把握するうえで現在のベストな手段は世論調査会社YouGovのデータを参照することでしょう。
YouGovはアスリートに加え歴史上の偉人、政治家、TVパーソナリティ、俳優、ミュージシャンなど様々な分野の各有名人について、オンラインパネルを通し四半期(Q1~Q4)ごとに約1,100~2,200人のアメリカ国内の成人(18歳以上)に対して知名度調査を行い、その結果をHP上で無料公開しています。
よって本記事で用いるのは今年7月に公表された2026年Q2(4~6月)の最新の調査結果となります。(知名度調査の開始は2018年。公表されている結果は2020年Q3以降のみ。)
また、ある程度の詳細は「YouGov Ratings FAQ」と「Methodology」のページに記載されているため、調査の概説はこの程度に留めておきますが、個人的に気にかかる点を記事最後に補足として記してあります。
ちなみに、YouGovでは2024年10月にMLBへの関心度調査が行われているのですが、「少しでも興味あり」との回答割合は56%、「全く興味なし」との回答割合は42%でした。(未回答が2%、許容誤差は±3.8%。)
さらに、今年6月のGallupの調査ではプロ野球(≒MLB)にファンであるとの回答割合が45%、ファンではないとの回答割合が55%との結果に。
現在のMLBの注目度はそんな感じです。
歴代のMLBプレーヤー
まずは歴代のMLBプレーヤーの知名度について。
上位15人を抽出しましたが、全てが非現役のOBプレーヤー。
また、野球以外の有名人に対する相対的な立ち位置を理解するための参考として、“AS“=All-Time Sports Personalities=全てのアスリート、“AP“=All-Time People=全ての有名人による知名度ランキング内の順位もRankカラムに示しています。
| Rank | Name | 知名度 | ||
|---|---|---|---|---|
| BB | AS | AP | ||
| 1 | 6 | 203 | Babe Ruth | 90% |
| 2 | 17 | 518 | Jackie Robinson | 82% |
| 3 | 29 | 790 | Derek Jeter | 77% |
| 4 | 31 | 808 | Willie Mays | 76% |
| 5 | 34 | 854 | Joe DiMaggio | 75% |
| 6 | 40 | 912 | Mickey Mantle | 74% |
| 7 | 46 | 1025 | Sammy Sosa | 72% |
| 8 | 48 | 1040 | Reggie Jackson | 72% |
| 9 | 49 | 1052 | Barry Bonds | 72% |
| 10 | 53 | 1111 | Yogi Berra | 71% |
| 11 | 56 | 1158 | Lou Gehrig | 70% |
| 12 | 60 | 1191 | Hank Aaron | 70% |
| 13 | 65 | 1209 | Alex Rodriguez | 69% |
| 14 | 74 | 1279 | Pete Rose | 68% |
| 15 | 78 | 1305 | Cal Ripken Jr. | 68% |
Babe Ruthが圧倒的トップに立ち、Jackie Robinsonが続く形。
ちなみに、90.3%のRuthに対し同世代のCharles Chaplinが90.4%。
82.5%のRobinsonに対し日本人トップのオノ・ヨーコが82.6%。
(つまり、Robinsonはアメリカで最も有名な日本人と同格。)
また、最近のプレーヤーではDerek Jeterが頭1つ抜けていますが、基本的には70%前後が天井といった感じ。
日本では歴史上の偉人、政治家、TVパーソナリティ、俳優、ミュージシャンらと共に野球界のスーパースター達が知名度のトップティアに属していますが、皆さんご存じの通りアメリカ国内での野球人気や注目度は日本国内と比べ劣っているため、RuthやRobinsonのようにアスリートの垣根を超え”歴史上の偉人”的な存在に片足を突っ込まない限り、メジャーリーガーがトップティアに食い込むことは難しいのが現状ですね。
現役のMLBプレーヤー
続いては現役選手について。
上位10人を抽出しましたが、当然ながらJudgeと大谷が他を圧倒。
山本は2026年Q2に初めて調査対象となったばかりなのですが、多くのスタープレーヤーをぶち抜き4位にランクイン。やはり、World Seriesでの活躍の影響は大きかったようです。
| Rank | Name | 知名度 |
|---|---|---|
| 1 | Aaron Judge | 52% |
| 2 | 大谷 翔平 | 51% |
| 3 | Mookie Betts | 46% |
| 4 | 山本 由伸 | 46% |
| 5 | Justin Verlander | 45% |
| 6 | Mike Trout | 44% |
| 7 | Manny Machado | 44% |
| 8 | Vladimir Guerrero Jr. | 42% |
| 9 | Bryce Harper | 41% |
| 10 | Julio Rodriguez | 41% |
個人的にはHarperがJudge/大谷の次点争いに加わっていない事が意外でした。
私の感覚が間違っているだけなのか?それともリサーチ自体に欠陥があるのか?
Judge vs. 大谷
そして、ここからはMLBの2大スターであるJudge/大谷をクローズアップしたいと思います。
Judge/大谷の四半期(各年Q1~Q4)ごとの知名度
| Period | Judge | 大谷 | |
|---|---|---|---|
| 2020 | Q3 | 44.4% | 31.2% |
| 2020 | Q4 | 40.1% | 29.8% |
| 2021 | Q1 | 40.3% | 32.4% |
| 2021 | Q2 | 45.0% | 32.3% |
| 2021 | Q3 | 42.9% | 34.0% |
| 2021 | Q4 | 42.3% | 35.7% |
| 2022 | Q1 | 44.9% | 37.6% |
| 2022 | Q2 | 49.9% | 40.0% |
| 2022 | Q3 | 46.5% | 41.2% |
| 2022 | Q4 | 57.2% | 44.4% |
| 2023 | Q1 | 60.0% | 40.9% |
| 2023 | Q2 | 58.9% | 43.8% |
| 2023 | Q3 | 59.2% | 47.3% |
| 2023 | Q4 | 56.5% | 46.6% |
| 2024 | Q1 | 59.0% | 53.4% |
| 2024 | Q2 | 58.0% | 51.9% |
| 2024 | Q3 | 53.3% | 53.7% |
| 2024 | Q4 | 60.7% | 55.6% |
| 2025 | Q1 | 60.3% | 53.0% |
| 2025 | Q2 | 50.0% | 49.6% |
| 2025 | Q3 | 49.5% | 42.4% |
| 2025 | Q4 | 49.9% | 52.6% |
| 2026 | Q1 | 51.6% | 53.3% |
| 2026 | Q2 | 52.1% | 50.7% |
現在は互角に等しい2人ですが、ここまでに至る過程は大きく異なっています。
Judgeは2021年頃まで知名度が停滞しており、当時はTroutやHarper、Verlanderより下位、BettsやKershawと同等の値でした。
しかし、2022年シーズンのHR記録更新によって注目を集め、短期間で一気に知名度と人気を稼ぎMLBのトップに。
HR記録更新が影響したことはRoger Marisの知名度を見ても明らかで、60%を推移していたMarisの知名度は2022年シーズン終了後に65%前後まで上昇を見せています。
また、Judgeの飛躍についてはYouGovが特別リサーチを行っているので、そちらもご参照ください。
大谷はMVPプレーヤーへ成長するまで大して注目を集めていませんでしたが、2021年シーズンの大ブレイクによって知名度が右肩上がりとなり、LAD移籍(と一平の乱?)を契機にMLBのトップティアに到達。
2026年Q2の最新値がJudgeより劣っていたため2位に甘んじているものの、それ以前の1年間は勝るとも劣らない数字でした。
Judgeは今シーズンの大半を欠場していますし、どうせNYYはPS序盤で敗退するでしょうから、言うなれば落ち目に入ったも同然。
反対に大谷はMVPを争っているうえに、LADはWS優勝の最有力候補であるわけですから、2026年Q3以降に再びトップへ立つ可能性が高いはず。
Judge/大谷の知名度の推移
ただ、YouGovの過去の知名度の数値については癖(というか欠陥?)があり、推移を鵜吞みにすべきではありません。
その点については本記事終盤の補足③で取り上げています。
まあ、兎にも角にもJudge/大谷の2人が50%強の知名度で停滞しているところを見ると、この程度が現代MLBスタープレーヤーの限界っぽいですね。
この壁を打ち破るにはHRの通算/シーズン記録更新、シーズンAvg .400など歴史的偉業を達成でもしない限り難しいのでは?
現代アスリートとの比較
ここからはMLBのビッグ2を他競技と比べるとどんな感じなのか見ていきましょう。
序盤に取り上げたASランキングやAPランキングに加え「The Most Famous Contemporary Sports Personalities(直訳:現代の最も有名なスポーツ選手たち)」なるランキングが設けられています。
そして、同ランキングにおける2人の立ち位置が以下の通り。
現代(現役)アスリートの知名度ランキング
| Rank | Name | 競技 |
|---|---|---|
| 25 | James Harden | NBA |
| 26 | Jalen Hurts | NFL |
| 27 | Jimmie Johnson | NASCAR |
| 28 | Aaron Judge | MLB |
| 29 | Triple H | WWE |
| 30 | Angel Reese | WNBA |
| 31 | John Daly | Golf |
| 32 | Stefon Diggs | NFL |
| 33 | Bubba Wallace | NASCAR |
| 34 | 大谷 翔平 | MLB |
| 35 | Dak Prescott | NFL |
| 36 | Kyrie Irving | NBA |
| 37 | Kirk Cousins | NFL |
Judge/大谷は現代(現役)アスリートの中で30位前後。
ただ、30位前後には知名度50%強のアスリートがひしめき合っているため、サンプリング誤差を念頭に置く必要があります。
ちなみに、MLB第3位のBettsは50位、MLB第4位の山本は56位、Harperが101位となっており、Top 100にはMLBから8人がランクイン。
さらに、各競技におけるトップスターの傾向も把握するため、各競技の上位3人を下表にまとめました。
各スポーツのTop 3
| Rank | Name | 知名度 |
|---|---|---|
| NFL | ||
| 1 | Travis Kelce | 80% |
| 2 | Patrick Mahomes | 74% |
| 3 | Aaron Rodgers | 65% |
| NBA | ||
| 1 | LeBron James | 90% |
| 2 | Stephen Curry | 70% |
| 3 | Kevin Durant | 69% |
| NHL | ||
| 1 | Sidney Crosby | 38% |
| 2 | Alex Ovechkin | 35% |
| 3 | Connor McDavid | 34% |
| WNBA | ||
| 1 | Caitlin Clark | 72% |
| 2 | Brittney Griner | 63% |
| 3 | Angel Reese | 52% |
| フットボール | ||
| 1 | Cristiano Ronaldo | 62% |
| 2 | Lionel Messi | 61% |
| 3 | Cristian Romero | 36% |
| ゴルフ | ||
| 1 | Tiger Woods | 91% |
| 2 | Phil Mickelson | 64% |
| 3 | Rory McIlroy | 55% |
| テニス | ||
| 1 | Venus Williams | 80% |
| 2 | Novak Djokovic | 50% |
| 3 | 大阪 なおみ | 45% |
| モータースポーツ | ||
| 1 | Kyle Busch | 61% |
| 2 | Jimmie Johnson | 53% |
| 3 | Bubba Wallace | 51% |
| オリンピアン | ||
| 1 | Simone Biles | 80% |
| 2 | Lindsey Vonn | 61% |
| 3 | Katie Ledecky | 47% |
| ボクシング | ||
| 1 | Tyson Fury | 40% |
| 2 | Canelo Alvarez | 39% |
| 3 | Ryan Garcia | 35% |
| WWE | ||
| 1 | John Cena | 88% |
| 2 | Triple H | 52% |
| 3 | Roman Reigns | 44% |
北米4大リーグのトップスターについてはNFL≒NBA>MLB>NHLといった感じ。
というか、WNBA>MLBですからプロリーグの中でMLBは4番手となります。
ジョーク以下のやきうとは一体?
ただ、やはりアメリカはスポーツに関してガラパゴスっぽいところがあって、特にフットボールが苦戦中。
CR7や人類史上最も偉大なアスリートであるMessiですら60%強に留まっており、この2人を除けば有象無象の状態。(例えばMbappeは34%。Haalandは30%)
2026年Q2はWorld Cup開催前に当たるため、10月発表のQ3では大幅な上昇が期待できるかもしれませんが…。
でも、もっとヤバいのはボクシングです。
Mayweather(80%)やPacquiao(57%)、De La Hoya(68%)といった一世代前のスターボクサーは未だに高い知名度を誇っているものの、現役ボクサーはボロボロのオワコン状態。
そりゃエキシビションマッチのあぶく銭に群がるわな。
歴代アスリートとの比較
ついでにASランキングを用いて歴代アスリートとの比較も行っておきます。
歴代アスリートの知名度ランキング
| Rank | Name | 競技 |
|---|---|---|
| 178 | Roger Staubach | NFL |
| 179 | Archie Manning | NFL |
| 180 | Steve Young | NFL |
| 181 | Aaron Judge | MLB |
| 182 | Triple H | WWE |
| 183 | Angel Reese | WNBA |
| 184 | Donovan McNabb | NFL |
| 201 | Stefon Diggs | NFL |
| 202 | Whitey Ford | MLB |
| 203 | Bubba Wallace | NASCAR |
| 204 | 大谷 翔平 | MLB |
| 205 | Dak Prescott | NFL |
| 206 | Bjorn Borg | Tennis |
| 207 | Terrell Davis | NFL |
Judge/大谷は歴代アスリートの中で200位前後。
知名度1.4%の違いによって20ランク以上ものギャップが生じていますが、前述したようにサンプリング誤差に注意してください。
また、2人の間にはJohnny Bench、Curt Schilling、Satchel Paige、Whitey Fordと4人の元メジャーリーガーがランクイン。
ちなみに、Tim Tebow(71%)が52位にランクインしており、過去10年間の”ベースボール”プレーヤーの中では彼がトップということになります。
他にもMichael Jordan(92%)がBabe Ruthを上回っていて...。
ということで、本記事の結論はこちらです。
メジャーリーガーよりマイナーリーガーの方が上!
日本人アスリート
アホっぽい行為ですけど、日本人メジャーリーガーと他の日本人アスリートについても少し。
YouGovの調査リストに含まれている日本人アスリートは下記の9名。
(見落としがある可能性は否めない。)
| Name | 知名度 |
|---|---|
| 大谷 翔平 | 51% |
| 山本 由伸 | 46% |
| 大阪 なおみ | 45% |
| イチロー | 40% |
| ダルビッシュ 有 | 36% |
| 松山 英樹 | 34% |
| イヨ・スカイ | 29% |
| 角田 裕毅 | 25% |
| 錦織 圭 | 23% |
MLBからは現役3名+イチローの4名のみとなっており、野茂 英雄や松井 秀喜、田中 将大などは調査対象外。
佐々木や村上もまだ調査対象とはなっていません。
日本人ならみんな大好き、ニッポンの偉大なる誇り大阪 なおみ選手(45%)は成績低迷に伴い大谷/山本の後塵を拝していますが、妊娠休養前は55~60%のレンジで推移しており、キャリア全体で見れば最高の知名度を誇る現役日本人アスリートであったことは間違いありませんし、現役どころか2000年代のイチローさえ上回り歴代No.1の可能性も十分。
そもそも、現役のテニスプレーヤーの中では46歳のVenus Williams(80%)と39歳のNovak Djokovic(50%)に次ぐ3番手ですからね。もう少し耐えることができれば全米で最も有名な現役テニスプレーヤーとなりますよ。
(※ちなみに、安倍 晋三が47%)
松山 英樹(34%)はマスターズ優勝の直後ですら40%未満に留まっており、ピーク時の短期間を除けば日本人メジャーリーガーのトップティアには至らず。(現役ゴルファーの中では第15位。)
(※ちなみに、真田 広之が35%)
現在調査対象となっている日本人レスラーはイヨ・スカイ(29%)だけであり、中邑 真輔やASUKAは対象外。
2人とも大活躍していた時期であればイヨ・スカイを上回っていたはずですけど、Cody Rhodes(38%)やRhea Ripley(37%)、Becky Lynch(36%)の水準を踏まえると、過度な期待はできません。
角田 裕毅(25%)はかなりショボい数字ですが、Lewis Hamilton(40%)が頭1つ抜けているだけでMax Verstappen(31%)やLando Norris(27%)といった近年のチャンピオンドライバーですら知名度は💩。(現役ドライバーの中では第16位。)
ネトフリ効果とか騒がれていますけど、アメリカ国内におけるF1の注目度なんてこの程度です。
(※ちなみに、菊地 凛子が25%)
調査対象外アスリートについて
YouGovの調査対象外となっているものの、日本人が海外でも有名だと信じているアスリートが何人かいますよね。
その1人が井上 尚弥だと思いますが、先ほども述べたようにアメリカ国内でボクシングはオワコン化の一途を辿っています。
そして、スーパースターのCanelo Alvarezが39%、近年最高のアメリカ人ボクサーであるTerence Crawfordが31%に留まっている中、アメリカ国内で殆ど人気がない軽量級のボクサーが有名なわけありませんよね。
調査対象外=無名というわけでは決してありませんが、調査したところで角田を上回るのが関の山でしょう。
軽量級ボクシングが人気な国では有名かもしれませんけど...。
あとは羽生 結弦もその1人でしょうけど、Nathan Chen(34%)やIlia Malinin(32%)といった男性のアメリカ人トップスケーターが低迷していることを踏まえると、異国の男性スケーターがアメリカ国内で有名だった可能性は限りなく低いでしょう。
反対に八村 塁は知名度を稼ぎやすい環境に身を置いているものの、アメリカ人からすれば何てことない並のプレーヤーなわけですから高が知れています。
何にせよ日本人がスポーツによってアメリカで有名となるには野球をするのが一番ですね。
ちなみに、日系人も含めるとフィギアスケートのクリスティー・ヤマグチ(62%)がトップ。
また、YouGovの知名度調査にはイギリス版も存在しますが(というかYouGovはイギリスの企業)、大谷 翔平(16%)、大阪 なおみ(38%)、松山 英樹(20%)、イヨ・スカイ(20%)、角田 裕毅(28%)、錦織 圭(22%)の6名が2026年Q2の調査対象となっていました。(プレミアリーグの日本人フットボーラーは全員が調査対象外。)
それにしても野球普及圏外で16%も稼ぐなんて凄いよなぁ。
正しく世界的スターだなぁ。
日本人として誇らしいなぁ。
やきう × おっぱい
学生時代のガールフレンドとそのままゴールインする質素な人間が殆どのため、セレブとファックするスタープレーヤーはほぼ皆無のMLB。
Derek JeterとAlex Rodriguezの二大巨根が自らのバットでホームランを連発していた時代を経て、その傾向がさらに強まっている印象ですが、その中でもセレブを射止めたプレーヤーが少なからず存在します。
折角なので最後にそこら辺にも触れておきますね。
まず、二大巨根以降のMLBにおける最大のビッグカップルと言えば、今世紀最高のエース右腕×水着モデルのおしどり夫婦でしょう。
Verlander × Kate Upton
| Name | 知名度 |
|---|---|
| Justin Verlander | 45% |
| Kate Upton | 68% |
当然のギャップですね。
ボールを投げるのが上手いだけの男ごときが、水着モデルとしての全盛期に全米屈指のセックスシンボルと謳われた俺たちの憧れと勝負になるはずがありません。
ちなみに、調査対象を男性だけに絞るとVerlanderが54%、Uptonが76%…。
いやはや、24%もの成人男性があのオッパイを知らないとは信じられません。
アメリカの成人男性の約2%がゲイだと言われていますが、間違いなくデタラメですね。
この調査結果を見る限り、少なくとも1/4はゲイのようです。
お次はジェネレーショナル・ピッチャー×大学の同級生のカップルです。
Skenes × Livvy Dunne
| Name | 知名度 |
|---|---|
| Paul Skenes | 34% |
| Olivia Dunne | 38% |
当然のギャップですね。
ローカルの不人気弱小球団で威張っているだけのお山の大将ごときが、大人気インフルエンサーに肩を並べられるわけがありません。
そもそもYouGovの知名度調査は18歳以上の成人のみが対象であり、Livvyの最大支持層である13~17歳のミドルティーン(中高生)は対象外です。
そこら辺も含まれていれば、差はさらに開いていたことでしょう。
あとはCole Tucker × Vanessa Hudgens(73%)もいますけど、Tuckerなんてメジャカスすらほとんど覚えていないよね。
そして、締めくくりとして二大巨根についても触れておきましょう。
Derek Jeter × Boobs
アメリカスポーツ界最大の女性遍歴を誇るだけに自身の知名度を上回るセレブが並びます。
調査対象外となっているMinnillo、Brewster、Kellyも全盛期はそれ相応の知名度を有していたでしょうし、世界一の高給取りモデルだったLimaも世界的には有名でした。
ただ、Jeterの女性遍歴には本格的に付き合っていなかったセレブが何人も含まれており、その点の精査は今回行っていません。
Victoria’s Secret Angelsファンの私としてはAdriana Limaが一番羨ましいです。
| Name | 知名度 |
|---|---|
| Derek Jeter | 77% |
| Mariah Carey | 96% |
| Scarlett Johansson | 89% |
| Tyra Banks | 88% |
| Jessica Alba | 85% |
| Jessica Biel | 80% |
| Gabrielle Union | 67% |
| Vida Guerra | 調査対象外 |
| Vanessa Minnillo | |
| Joy Enriquez | |
| Lara Dutta | |
| Jordana Brewster | |
| Adriana Lima | |
| Minka Kelly | |
| Hannah Davis (妻) | |
仮にこのメンバーが本当に全員元カノだったとすれば、控えめに言ってもとんでもないリストなんですけど、アメリカの芸能界に疎い人間にはその凄さが分からないでしょうね。
まあ、とにかく今後これ程のプレイボーイがMLBに現れるとは到底思えません。
Alex Rodriguez × Boobs
Jeterほどではないにしても素晴らしいリストですが、本当に付き合っていたか疑わしいセレブが何人か含まれています。
引退後にJ.Loと婚約していなければ、知名度はもっと下落していたかもしれませんね。
WWEファンの私としてはTorrie Wilsonが一番羨ましいです。
| Name | 知名度 |
|---|---|
| Alex Rodriguez | 69% |
| Jennifer Lopez | 97% |
| Madonna | 95% |
| Cameron Diaz | 91% |
| Demi Moore | 90% |
| Kate Hudson | 87% |
| Bethenny Frankel | 48% |
| Torrie Wilson | 調査対象外 |
| Anne Wojcicki | |
ちなみに、NFL現役トップ(現役アスリート第5位)の知名度を誇るTravis Kelce(80%)はTaylor Swiftとの交際を公にする前まで57%に留まっていました。
つまり、Swiftとファックすることで一気に超有名人となったわけ。
記事前半でJudge/大谷の壁を破るには大記録達成が必要ではないかと記しましたが、注目度低迷に喘ぐMLBから再び全国的な有名人が誕生することを期待するならば、誰かの女遊びを応援する方が現実的でしょうね。
補足
補足①
YouGovでは「Fame is defined by the % of people who have heard of this topic.」と定義されており、これは助成想起と呼ばれる調査方法に当たるかと思います。
私はこのFameを「知名度」と捉えて本記事を作成しました。
しかし、助成想起の中でもこれとは別に「調査対象人物の顔写真等を見せ名前を答えられるか確認」する方法も存在します。
水曜日のダウンタウンの知名度調査もこちらの方法でした。(あんな番組が本当に真っ当な調査を行っていたのかは疑問ですけど。)
もちろん調査方法によって知名度の値や順位は大きく異なってくるはずですし、名前などによっても有利不利があるはず。
実際にCarlos Santana(50%)の知名度がJudge/大谷に匹敵するほどの異常に高い値となっているのですが、ギタリストのCarlos Santanaと同名であることが影響している模様。
また、YouGovのリサーチは現金やクーポンに交換可能なポイントをリワードとしたオンラインパネル調査。
年齢や性別、人種等については補正調整が加えられているものの、オンライン利用者に関するバイアスが存在していると考えられます。
加えて、前述したように18歳以上の成人のみを対象としているため、全米人口の22%を占める18歳未満の未成年が調査に含まれておらず、分野によっても有利不利が存在するはずです。
補足②
冒頭でリンクを貼った「YouGov Ratings FAQ」と「Methodology」の間で記載内容が少し異なる部分があります。
別に大した違いではありませんけど。
補足③
知名度が2023~24年頃に上昇 → 2025年以降に急落した有名人(特にアスリート)が数多く見受けれます。
そのため、2022~2023年と2024~2025年の間にそれぞれ知名度の調査・集計・補正方法に大幅な修正が加えられたか何らかのエラーが発生していたと推測されます。
2025年以降の知名度が最も信用できると考えのが自然ですが、取り敢えず絶対評価ではなく相対評価を重視すべきでしょうね。
補足④
客観的に見て明らかに知名度の値が異常な人物が散見されます。
特に私がオカシイと感じたのはBrett Gardner(41%)です。
事ある毎にGardnerを玩具にしている低脳信者の私からすれば、彼の知名度が高ければ高いほど色々な人間を馬鹿にできるので有難いっちゃ有難いわけですけど、流石に41%は高すぎますよね。
だって、同じNYYのGerrit Cole(35%)やGiancarlo Stanton(33%)を大きく上回っていますし、Bryce HarperやJulio Rodriguezといった現役のトップスターと比べても遜色ありません。
補足⑤
このように数多くの疑問点や欠陥、バイアスを抱えており、考えなしに鵜吞みしても構わないような指標では決してありません。
しかしながら、「SNSのフォロワー数やGoogleサーチ数を基準とする知名度指標の皮を被った疑似人気指標」、「限られたコミニュティにしか属していないクセに現地に住んでいるからって知ったように語るアメリカ在住の日本人による感覚論」、「自らの贔屓が海外でも有名だと無理くりにでも信じようとする客観性の欠片もないファンによる妄言」などと比べれば、何倍マシなソースだと思いますよ。
補足⑥
今回は「Fame(知名度)」に焦点を合わせたために触れていませんが、YouGovは「Popularity」なる人気指標も設けています。
これは氏名についての認知を確認する際にReally Like/Like/Neutral/Don’t Like/Really don’t Likeの5択を投げかけ、最初のポジティブな2つの回答を選んだモニターの割合。
つまり、「人気度」というよりは「好感度」を示す指標となっています。
また、アスリート個人だけでなくチームの知名度ランキングも存在。
特にMIAの順位が笑えるのでおススメですよ。
コメント
八村 塁は知名度を稼ぎやすい環境に身を置いているものの、アメリカ人からすれば何てことない並のプレーヤーなわけですから高が知れています。
野球に置き換えると実力は鈴木誠也クラスですか?
過去3シーズンに八村は平均してリーグ150番手辺りのバリューを生み出しています。
MLBの150番手はシーズン2.5 WARとなるため、過去3シーズンで約7.5 WARを記録したプレーヤーが同格といった感じ。(比較する上でややこしくなるからリリーバーの特殊性は考慮していません。)
そのため、八村に対して鈴木は過剰だと思いますし、野手ならTaylor Wardが近しい存在かと。
強引気味にでも日本人メジャーリーガーと比較するならMLBキャリア序盤の青木かな。
ロースターの人数の差異を考慮すると、流石にWardとの比較ですら、過大評価に思えます
出場枠に差があるからこそリーグ平均や中央値、リプレイスメントレベルを基準とせず、トップからの降順位を用いたのですが…。
フットボールならまだしも、MLBやNBAのような中央集権リーグが存在する競技間の比較ならこのやり方で特段問題ないと思いますけど。
あざす!なんかそう聞くと八村って日本ではめちゃくちゃ過大評価やな。
いくらNBAとはいえね
大谷がQBのKirk Cousinsとほぼ同じ知名度なのはともかくQBじゃないし別にWR史に残るような選手でも何でも無いStefon Diggsよりも知名度が下なのはかなり不味い気がします。
サッカーの3位がCristian Romeroなのが意味不明すぎますけど他のスポーツの有名人はほぼ納得のメンツですね
Josh Allenが49%だったり、Staffordが46%だったりと妙な調査値が数多く存在するので、そこら辺の優劣については今後の推移を注視する必要があるかと思います。
また、アメリカは地域性が強いため移籍回数が多いプレーヤーが有利だったりするのかもしれません。
Cristian Romeroは補足⓵に記したCarlos Santanaに近しいパターンではないでしょうか。
Cristiano Ronaldoと誤認した人間が多かったみたいな。
Diggsは元パートナーの影響が強いのではないでしょうか?
Allenもより知名度のある女優にいっていれば、
遠回しにSteinfeldの歌手活動を馬鹿にしてる?
歌手活動ではなく、コーエン兄弟の傑作西部劇に出演した頃のFVと現在地との乖離を意識してのコメントでした。
今で言うシアーシャ・ローナンくらいの立ち位置に何故いないのか、と思う次第です。
興行成績だけでなく肝心の演技力についてすら大して話題にならなくなったRonanも育成失敗オワコン感が出てきましたし、評価基準次第では女優としてSteinfeld>Ronanかもしれませんよ。
それ以前にセレブ人気は天と地ほどの差があるしね。