コンテンダーでレギュラーを張れるようなOFがKyle Tucker、Cody Bellinger、Trent Grishamの3人しかいない不作FA市場において、うち1人をローリスクな条件で抑えることに見事成功したわけですが、2人目の方へのパシュートを緩める雰囲気はありません。
そのための取り急ぎ簡易コンプです。
| Year | xwOBA | |
| Bellinger | Grisham | |
| 2023 | .327 | .320 |
| 2024 | .303 | .301 |
| 2025 | .322 | .366 |
| 2023-25 | .317 | .337 |
基本的にバッティングはGrisham>Bellinger。
ただ、ベースラニング能力とギャップ方向へのBBE頻度の差がそれを歪めています。
そのため、SteamerのプロジェクションでもBellingerが115 wRC+、Grishamが110 wRC+と前者がリード。
PECOTAのプロジェクションでもBellingerが105 DRC+、Grishamが103 DRC+と同様の傾向が示されています。
THE BAT Xなら異なる結果が得られるかもしれませんが...。
何にせよ一般的に考えられているほどの差はありません。
| Year | WAR / 162 G | |||
| Bellinger | Grisham | |||
| rWAR | fWAR | rWAR | fWAR | |
| 2023 | 5.9 | 5.4 | 1.9 | 1.8 |
| 2024 | 2.7 | 2.6 | 0.8 | 1.1 |
| 2025 | 5.4 | 5.2 | 4.0 | 3.6 |
| 2023-25 | 4.7 | 4.4 | 2.2 | 2.2 |
Grishamは2~3年前からスピードとCF守備が急激に衰えているため、全体的なバリューには大きな乖離が生まれています。
30歳シーズンを迎えるBellingerの期待値は3.0~4.0 WAR、29歳シーズンを迎えるGrishamの期待値は2.0~3.0 WARといったところでしょうか。
もちろんポジションのフレキシビリティが優れているBellingerは額面以上の価値を秘めています。
ちなみに、BellingerはBoras案件なのでNYYに対するディスカウントは期待できません。
コメント
グリシャムはなんでスピードとCF守備が衰えたん?怪我?
シンプルに年齢的な衰えかと。
そもそも28歳という年齢はCFの中で高齢な部類に入ります。
CFとしての寿命を同年齢帯で迎えるのは何らおかしくありません。
ほえ〜
CFに限ると28歳で高齢なんですね。勉強になりました。
そしたら、ベリンジャーは獲らなくていい気持ちがさらに強くなってきました。
30歳前後が中心となるFA市場において長期的にCFをプレー可能な選手の獲得は非常に困難で、大抵の場合はかなりのリスクを背負わなければなりません。
ただ、Bellingerは比較的マシな方だと思いますよ。