2025年ヤンキースの総括と雑感:6月編


💩ファンベースのOswaldo Cabreraに対する気色悪い手の平返しが当月のハイライト。

ASブレイクまでにはTBRとTORに追い抜かされ、地区3位に転落することでしょう。



野手

ほらね、誰もTorpedo Batに触れなくなったでしょ?

あの時、馬鹿みたいにキャッキャしなくて良かったわ。

指標名 6月中の合計 MLB全体順位
シーズン合計
野手fWAR 3.5 14位
18.4 3位
平均得点 4.22 18位
5.07 4位
OPS .718 18位
.782 2位
wRC+ 102 15位
120 2位
xwOBA .331 11位
.348 3位

Jazz Chisholm Jr.

腹斜筋の故障からの復帰前に自らのプレースタイル(アプローチ)を見つめ直したというChisholmがチーム月間MVP級の活躍。

全力の70%を目安としたエフォートレスなプレーを心掛けているとのことですが、実際はスイングの強度と効率性がかなり向上。

月間.401 xwOBAはチームトップのJudge(.411 xwOBA)と大差なく、ハイレバレッジな場面で強打を発揮したことでWPAはダントツNo.1。

Year/Month Swing
Speed(mph) IAA (%)
2023 72.9 55.0
2024 71.9 52.3
2025/4 72.1 55.2
2025/6 73.7 60.3

とは言え、昨シーズン20回を数えたBoltを今シーズンは1度も記録しておらず、決してコンディションが万全というわけではありません。

そのため本来なら休み休み起用したいところですが、暗雲立ち込めるチーム状況がそれを許しませんね。

Giancarlo Stanton

上振れのピークを過ぎ収束するチーム打線の助け舟になるかと思いきや、単なるお荷物と化すSmall G。

リハビリ出場たった3試合でのMLB復帰は余りにも無謀だったようで、全くと言っていいほどバレルフィールを掴めておらず、LAの分布は非常に極端かつ非理想的となっています。

そもそも昨シーズンの終盤戦やPSでドハマりした新メカニクスを以前のフォームに戻したことが納得いきません。

2017年後半戦のメカニクスを我慢して使い続けていれば、今頃本当にHOF級の通算成績を残していたと思う。

Ben Rice

Stantonと出場機会を調整する必要が生じ、マスクを被る機会が増加しているRiceですが、期待以上の堅実なプレーを見せ起用に答えています。

もともとフレーミングやブロッキングは悪くないものの、SB阻止能力に大きな欠陥を抱えていたプレーヤーで、今年のSTでも走られ放題。

その彼がここまでSBをたった1つしか許しておらず、フレーミングとブロッキングも〇(Pop Timeや送球Veloはイマイチですけど。

Austin Wellsの故障によって7月はキャッチャー起用が更に増えることが予想される中で、6月のパフォーマンスは大きな試金石となり得ます。

また、6月は83 wRC+を残すなど表面上の打撃成績が低迷していましたが、xwOBAやBarrel%等は依然として優秀なので、引き続き今後も主軸として起用すべきでしょう。

まあ、Rice (DH)&Escarra (C)からのStanton代打起用が最も理想的ですけど。


投手

SP陣に限ればPHIに次ぐ全体2位の月間fWARを記録。

つまり、ブルペンが大きく足を引っ張りました。

指標名 6月中の合計 MLB全体順位
シーズン合計
投手fWAR 3.3 10位
10.6 5位
ERA 3.19 3位
3.48 4位
FIP 3.79 8位
3.64 6位
xwOBA .285 1位
.301 2位
SIERA 3.74 8位
3.67 4位

Mark Leiter Jr.

NYYのブルペンでトップクラスのパフォーマンスを披露しているLeiterですが、見方の拙守に苦しめられています。

登板時のOAA(-9)及びOAA Runs(-7)はTrevor Williamsと並ぶMLBワースト。

73%のEstimated Success Rateに対しSuccess Rateはたったの61%となっており、特にVolpeから足を引っ張られている状態。

Devin Williams

健在な状態に戻るどころかアンヒッタブルな状態ですが、今さら取り返しはつきません。

それと比べMariano Riveraのリライアビリティとスタビリティは偉大でしたね。

あの時代は良かった。

“I wish there was a way to know you’re in the good old days before you’ve actually left them.” ー Andy Bernard

CHのStuff+

Ryan Yarbrough

シーズン序盤は巧みにChase ZoneやShadow Zoneにピッチを集めていたYarbroughですが、6月に入りスタミナ切れかコマンドが死亡。

Marcus Stromanの復帰によって5th SPとしてはお役御免となりますけど、稚拙なロースター管理を元凶に6月まで引っ張ったNYYが悪いだけで、十分にバリューを稼いだかと思います。

4月

5月

6月

JT Brubaker

3年ぶりにMLB復帰。

球威に欠けるSIはコンスタントにMeatballとなり痛打を喰らい、決め球のSLはChase Zoneから大きく外れWhiffを誘発せず。

CHのコマンドがパーフェクトに近い状態にあることは不幸中の幸いですが、ピッチクオリティが💩なので、他のウィークポイントを補うにはほど遠い。